笑い飯西田「猫の大好きな部分を形にしてみた」、ボケ芸人合同アート展開幕

シャンプーハットこいで率いる「なにわボケの会」による展示イベント「なにわボケの会合同展 in大丸ミュージアム＜梅田＞ ～よしもとボケ芸人によるアート展覧会～」が本日10月25日にスタート。これに先がけて昨日24日、会場の大阪・大丸梅田店15F 大丸ミュージアムにて開会宣言が行われた。

なにわボケの会はコンビのボケ芸人だけで食事するのを主な活動とする集まり。3年ほど前に14名でスタートし、今では60人を超える大所帯となっている。こいでいわく「ボケの人は芸術肌の人が多い」ということでアート展を開くまでに発展。こいでは、ツッコミの芸人がピンで活躍する場が増えている昨今の流れに言及しつつ「実はボケだけで何でもできるということを大丸さんが認めてくれた」と今回の開催を感謝し、「静かに見ないでほしい」と来場者に呼びかけた。

こいでからの依頼で初めて制作に挑戦したという笑い飯・西田が用意しているのは、猫の鼻から口元にかけてイメージした作品。「猫が好きだが猫アレルギーで飼えないので、大好きな部分を形にしてみた」と紹介した。ミサイルマン岩部は自身がなりきるキャラクター・武将様の作品だと述べ、「蔵からお借りしてきた、時価総額2億9000万円の作品。武将様が手のひらに赤、黒などの絵の具を乗せて握り、それを紙にぶつけたときに生まれた絵。赤い丸は、真田の血」と説明。「手を触れること、吐息をかけることは固く禁じられている」と貴重であることを強調した。

クロスバー直撃・前野は普段から自作しているコントの小道具を出品する。自動改札機や郵便ポストは解体できるのが特徴で、日によっては前野による解体ショーが見られるチャンスも。こいでは「R-1ぐらんぷり2016」の決勝で使用したフリップなどを展示。また今年から始めたギターで作った「真面目な曲」を聴かせるコーナーも設けている。