小籔「最強の結果」番組発バンドに川谷絵音迎える、くっきーはSAGA猛練習中

小籔千豊、野性爆弾くっきーらが所属する、バラエティ番組「BAZOOKA!!!」（BSスカパー！）発のバンドに川谷絵音（ゲスの極み乙女。）がギタリストとして加入することが番組内で発表され、併せてバンド名も明かされた。

このバンドは同番組の知名度を上げるため、今年7月31日の放送より始動したプロジェクト。「ミュージックステーション」（テレビ朝日系）や音楽フェスなどへの出演を目標に、ドラム担当の小籔、ベース担当のくっきー、ボーカル担当の中嶋イッキュウ（tricot）の3人で結成された。その後、バンドからのアプローチにより川谷がプロデューサーに就任。さらに小籔が「俺の知り合いで一番えげつないキーボード」として推薦した新垣隆をメンバーに迎えている。

本日10月16日、生放送での発表を前に都内で記者発表の場が設けられ、バンドは川谷がプロデュースしたというスタイリッシュな衣装で登場。ここでバンド名が「ジェニーハイ」に決まったこともアナウンスされ、小籔は「川谷Pが『このバンドにはそれぞれ違う形の天才が集まっている』って言ってくださって。それは恐れ多いので『天才を超えよう』みたいなことで『ジェニーハイ』となった。あとは『ジェニーハイ』というお酒でも販売できたら」と説明した。

小籔は川谷をメンバーに迎えられたことに「プロデューサーを引き受けていただいただけでも『ほんまかいな！』っていうくらいもったいないこと。ギターもやってくれるということで、（バンドの）演奏力も、話題性も、最近はご飯も行っていてチームワークもよくなりそうで最強の結果になった」と満足そうに述べつつ、「僕とくっきーは死ぬほどがんばらなアカン」と自身を奮い立たせる。そんな小籔に川谷は「小籔さんは本当に努力していて、僕が知っているどのバンドマンよりもスタジオに入ってる。バンドマンの鏡」と賞賛の言葉を送った。

バンドの具体的な目標を聞かれたくっきーは「まずはきっちりと音源を作らせていただいて、日本に留まらず、裏側にも広めたい。そしておいおいCDがゴミ化され、どこかの埋め立て地に使っていただければ」と自身も意図せぬ方向へと話を進めてしまい、小籔にたしなめられると「すっごい大きい、いいバンドになりたいです」と当たり障りのないコメントに着地。現時点でのベースの腕前について尋ねると、以前番組内で川谷に披露したはなわの「佐賀県」と反町隆史の「POISON ～言いたい事も言えないこんな世の中は～」を猛練習中とのことで、この2曲は指弾きできるまでになったといい、「はなわさんのところ行って稽古させてもらいます」と話した。

音楽性は「川谷Pにお任せ。僕とくっきーに関してはただただ曲をいただいて練習するだけ」と小籔。これを受けて川谷が「コンセプトを決めずにやろうかなと思ってます」と述べれば、くっきーは「NON STYLEってことですね。あ、そういう芸人さんいてはるか！」とおどけてみせる。また新垣が加入の経緯を「私からぜひバンドに入れてくださいと小籔さんにお願いした」と話すと、すかさず小籔が「謙遜しいがいき過ぎて嘘ついてる！」とツッコミを入れるなど会見は終始賑やかなまま終了した。

目下、来春のデビューを目指しているというジェニーハイ。個性的なプレイヤーたちがどんな化学反応を起こすか注目を。