日本エレキテル連合、岩下の新生姜と共鳴「いい意味で、最高にくだらない」

日本エレキテル連合が本日6月18日、栃木・岩下の新生姜ミュージアムの1日館長を務めた。

もともと岩下の新生姜のファンだったエレキテルは昨年、岩下の新生姜ミュージアムを訪れた際に同ミュージアムの館長で岩下食品社長の岩下和了氏と意気投合。その縁で今度の全国ツアーを「『地獄コンデンサ』岩下の新生姜と共に」と銘打ち、岩下の新生姜の応援を受けながら今年9月にスタートさせる。

本日11時半より行われたエレキテルの1日館長就任式は多くの人が観覧する中、開館2周年セレモニーも兼ねて盛大に行われた。エレキテルの2人はコント「未亡人朱美ちゃん3号」のキャラクターで登場。中野扮する細貝さんは「このような役を仰せつかりまして誠に光栄でございます！」と述べ、橋本扮する朱美ちゃんは来賓として参加した栃木市市長の鈴木俊美氏からタスキをかけてもらい、「あん、ちょっと手荒じゃない？」「でも慣れてない感じも好き……」と甘えた声を出してみせた。

「カオス、シュール、何でもありなフリーダムなところや、やりたいことを思いっきり突き詰めながらお客さんを楽しませようっていう姿勢が（同ミュージアムと）一致している」とエレキテルへの好意を明かした岩下社長。前回の単独ライブの感想を「気持ち悪くて面白い、素晴らしい公演でした」と誇らしそうに語り、来場者に「地獄コンデンサ」へ足を運ぶことを勧めた。エレキテルも、細部までこだわったユーモラスなこの施設を大変気に入っている様子。地元だけでなく全国的に人気を集めるのは「お客さんに楽しんでもらおうと真剣に考えた結果」だといい、商品と同様に情熱が注がれているミュージアムの演出には中野が「いい意味で、最高にくだらない」とリスペクトを表した。

就任式ではバースデーソングを来場者全員で歌唱。岩下の新生姜ペンライトと岩下の新生姜をモチーフにしているアルパカのぬいぐるみなどでできているケーキ型オブジェを使い、エレキテルらが“ケーキ入刀”すると、来場者は岩下の新生姜を思わせるピンク色の風船を飛ばして2周年を彩る。その後は1日館長による館内巡回もあり、ファンはエレキテルと触れ合いながらミュージアムを満喫した。

なお岩下の新生姜ミュージアムの開館2周年記念イベントは7月9日（日）まで実施されている。