昨日1月8日、
藤崎マーケットがルミネtheよしもとで単独ライブを行うのはこれが初めて。東京で単独ライブを開くこと自体が久々とあって、ステージに現れたトキは「生きておりました! お久しぶりでございます!」と挨拶し、「『ラララライ』チルドレンたちがこんなにもいたとは! みんなおっきくなったね」とうれしそうに客席を見渡す。ほぼ満席だったが、空席を見つけると「ハリネズミを座らせているのでね。小さくて見えないだけ」と説明して笑わせた。
トキの勢いは止まらず、「漫才あり、コントあり、モノマネあり、笑いなし。ハハ、なんでやねん!」といきなりノリツッコミしてみせる。「腕上がってますよ」とニヤけると、田崎に「どこがやねん!」とストレートにツッコまれた。1本目のネタは田崎の結婚式でトキが司会をするという漫才。トキは「バツイチ子持ち」の噂がある田崎を「エルグランドで劇場来てるんでしょ?」「息子のケンタくんが剣道で銅メダル獲ったの?」などとイジりつつ、めちゃくちゃな進行で田崎の結婚式を演出していった。
続けて、家の壁に親子の不毛な会話が「しゅんでる」(=染みついている)という設定のコント、「はりま山芋の会」の創立35周年パーティやとある鉄工所の宴会を舞台にしたコントなどが展開される。ネタによってさまざまなキャラクターに乗り移り、会場の空気や時間の流れ方を自在に操る藤崎マーケット。学校でのクラスのダンス練習を題材にしたコントでは、田崎の弾けっぷりにトキが笑いをこらえきれなくなる場面もあり、単独ライブならではの2人の姿にファンも大喜びする。
またネタの間に上映された、「STOP リズムネタ 作るな ゼッタイ。」を掲げる某CMふうのVTRも観客の笑いを誘う。さらに「進研ゼミから送られてくる漫画の雰囲気」「女子のグループが海に行ったら絶対撮る写真」「ドラマの第1話でよく見る知らない子供が家にやって来た時の雰囲気」といった「おるおるモノマネ」、円周率50桁を覚えられるオリジナルソングなども披露されたほか、ライスとコロコロチキチキペッパーズを迎えたトークと即興ユニットコントの時間もあり、約2時間、充実した内容で最後までファンを楽しませた。
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もとかんりにん @Fujisaki_moto
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