「よしもと新喜劇」正月SP収録、池乃めだかがポコポコヘッド「意外と難しいねん」

「よしもと新喜劇お正月SP」（MBS）の収録が昨日12月18日、大阪・なんばグランド花月で行われた。

「こども探偵・藍！犯人はトリ逃がさない」と題した物語で、内場勝則、小籔千豊、川畑泰史、すっちーの4座長がミステリーに挑戦。閉ざされた雪山で起こった殺人事件を、酒井藍扮するこども探偵が推理していくという内容だ。それぞれの登場ギャグや乳首ドリルといった定番ギャグ、「歌ネタ王決定戦2016」で決勝進出したユニット・ゆたかな真也は一の介のネタなどが披露され、満席の客席は爆笑に包まれた。内場と未知やすえが夫婦役で登場し、やすえが実生活の不満を長々とぶちまけるなど内場が冷や汗をかくシーンも。この様子は1月3日（火）にオンエアされる。

収録後、出演者37人全員が舞台上に登場。内場がこの日葬儀が行なわれたばかりの島木譲二と今年10月に死去した井上竜夫を思い、「座員が2人も亡くなってしまいました」と今年を振り返った。小籔は「竜じいも島木さんも亡くなって、寂しい思いでいっぱい。2人を意識しながら新喜劇をがんばりたい」とコメントする。すっちーも「天国から見守ってくれてはると思いたいですね」と思いを馳せた。

舞台上に竜じいと島木の遺影パネルが運び込まれると、ギャグを思い出してか客席からは笑いが。小籔は「え？ 遺影で笑う!?」とツッコミを入れる。灰皿を渡された池乃めだかはポコポコヘッドに挑戦し、「これ、意外と難しいねん」と苦笑い。さらに「最近ちょけすぎ！」と指摘された島田一の介が「ごめりんこ」と島木のギャグを使って返すなど、座員たちは笑いで故人を偲び、さらなる新喜劇の飛躍を誓った。

よしもと新喜劇お正月SP

MBS 2017年1月3日（火）16:00～17:45