動物に関する本のオファーを受け、二つ返事で快諾したというケムリ。制作期間に約半年を費やした本作について「厳密には初めての本ではない(YouTubeチャンネル「僕らの別荘」で出版)ので、『単著』という聞き慣れない言葉を使っています。背表紙に『松井ケムリ』と名前が入った本が世にあるのは親孝行になりますし、すごくうれしい。胸を張れるなと思います」と喜びを語った。「自身の弱気な一面や意外な素顔も明かしている」とのことで、「普通に奥さんに読んでほしいですね。僕のことをより深く知ってもらえると思う」とコメント。また「ニカゲーム」(テレビ朝日)で共演している二階堂高嗣(Kis-My-Ft2)と猪俣周杜(timelesz)の名前も挙げて「お互いを知っている途中ですが、ぜひ読んでほしい」と願いを述べた。
タイトルに込めた思いについては「ナマケモノは生き物として効率的に生きている。僕は現代によくある“マッチョな働き方”をしないタイプなので、そのスタンスを伝えたいし、読者の方にも伝わるといいな」と持論を展開。取材陣に相方・くるまの本書への反応を問われると、「まだ渡していないので読んでいないと思いますが、『全然、帯を書きますよ』と言ってくれました」と明かす。最近ピンでの活動が増えたことについては「コンビでくるまがやってくれるボケの役割を僕が担うのが一番の違いですかね。あとは楽屋が広いです(笑)。どっちのお弁当を食べようかと悩まなくていい」と話して笑わせた。
自分を動物にたとえるなら、ナマケモノのほかにはマナティだというケムリ。「マナティは優しい動物。僕も親の力によって天敵がいない環境でぬくぬくと育ったので、そこが似ている」と裕福な家庭で育ったことをふまえて自己分析する。一方、くるまを動物にたとえると「やりたいことに向かって進み続けるのでマグロ。泳ぎ続けないと死んでしまうような部分がある」と対照的なコンビの特性を語った。本の出来栄えについては「81点。満足いくものができましたが、自分が書いているという恥ずかしさでマイナス19点」と評価する。本を出版したときによくある印税の使い道についての質問には「別にお金は増えても減っても一緒です(笑)。貯金かな」と経済的な余裕を見せた。
ほかの動物好き芸人との違いを聞かれると「僕は虫や水辺の生き物、爬虫類も大好き。幅の広さがある」と自信を覗かせる。現在は猫を飼っており、これまでも亀、爬虫類、フェレット、熱帯魚、カブトムシ、クワガタなどを大量に飼育・養殖していたというケムリ。「もし動物とコンビを組むなら?」という質問には「うわ、おもしろ!」とリアクションし、「ナマケモノもいいですけど、カメレオンもすごくいいですね。カメレオンって周囲の色に合わせるだけでなく、自分の感情によって色が変わるんですよ。感情を表に出せる相手と漫才をするのは面白そう」と想像を膨らませた。
4月23日に発売されるこの書籍は、どこか不思議で愛らしい動物たちの暮らしを、動物好きで知られるケムリが自身の視点からユーモラスに紹介するエッセイ。これまでの人生を30種類の動物たちに重ねながら、自分自身の“ダメさ”や“好きなところ”も率直に綴っている。
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【会見レポート】令和ロマン・ケムリ、初の単著は「胸を張れる一冊」一緒に漫才したい動物はカメレオン
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