「目標は師匠」学天即、ルミネtheよしもとでネタ＆トークの冠イベント

学天即が12月13日（日）、東京・ルミネtheよしもとにて単独イベント「学天即ネタ＆トークライブ『I・M・G・P』」を開催する。

これは、学天即が東京ではまだあまり披露していないネタとトークを展開する120分のライブ。現在、準決勝まで進んでいる「M-1グランプリ2015」の決勝直後ではあるが、準備が間に合えば新ネタも下ろす予定だという。彼らが東京で自身の冠イベントを開催するのは初のことで、これまでほとんど機会のなかった2人だけの“がっちりトーク”をやってみようと企画された。ネタはもちろん、2人がどんな話題で盛り上がるのか、会場に足を運んでみよう。

本日11月18日、同劇場の「ルミネtheよしもと2000」や夜公演に出演していた学天即。漫才中に咳払いした四条の口から白い塊が飛び出すハプニングも笑いに変え、テンポのいい掛け合いで会場を沸かせた。出番を終えた2人に話を聞くと、「東京のお客さんは明るい」と口を揃え、「来たからには楽しもうと思って、面白いポイントを汲みとって笑ってくれる」と東京のお笑いファンの印象を明かす。反対に「大阪ではアンケートでも『学天即っぽくなかった』『もっとできるはず』とかあります」（四条）、「良くも悪くも厳しいというか。ちょっと悪いほうに出てる人もいます（笑）」と分析してみせた。

また明日11月19日（木）に「M-1」準決勝を控えた2人は、今後の目標についてもコメント。学天即は大阪で行われている「上方漫才大賞」で2014年に新人賞を、今年2015年に奨励賞を受賞しており、奥田は「（新人賞、奨励賞、大賞を）3年連続で獲る人って師匠くらいしかいないらしいんですよ。なので、師匠になろうかなと思って（笑）。このリーチがほぼないので『M-1』獲ったら上方漫才大賞ももらえそうやなと。で、弟子もいつか取る」と期待する。さらに「テレビはめっちゃ出たい」という奥田に、四条も「テレビでダウンタウンさんとかを見ていて、そこ発進なので目指したいです」と話した。