巨匠、KOC決勝へ切迫感「人間からの信頼ないので優勝したい」

明日10月11日（日）に行われる「キングオブコント2015」（TBS・MBS系）決勝を前に、お笑いナタリーではファイナリストたちのコメントを紹介してきた。本日はラストの10組目として巨匠のコメントを紹介する。

巨匠は昨年2014年に続いてKOC決勝への進出を決めた。これに岡野は「もちろんうれしいですが……」と前置きしたうえで、「ちょっとやばいなと思ってた。今年はあんまり選ばれる気がしなかった。正直もっとウケると思ってました」と率直な心境を明かし、本田も「去年に比べて準決勝でのウケが少なかった」と同意する。

準決勝までどんな準備をしてきたか尋ねると、岡野は「単独ライブ（『まだ見ぬ息子たちへ』）をやりました。何もしないと僕はネタ作りを怠けちゃうので、単独をやったのはいいこと。自分を追い込んだ」と充実した表情。また岡野はネタ中に使われるとある道具が、予選を勝ち上がるたび豪華になっていったことに触れて「全然気持ちが違いますね」と語った。本田もこの道具の発注に関して「僕の役割は終わりました」とうそぶいている。

決勝を前に、岡野は「去年はすぐ（ファーストステージで）負けちゃったので、今年は2回ネタをしたい。というよりは優勝して借金を減らしたい」と宣言。「今年限界なんです。いい加減、人間からの信頼もないので（笑）、絶対優勝したいと思います」と切迫した状況を楽しげに告げた。