ザ・ギース、KOC7年ぶり2度目の決勝進出に「名前って呼ばれるんだな」

10月11日（日）に行われる「キングオブコント2015」（TBS・MBS系）決勝を前に、お笑いナタリーではファイナリスト10組の取材を実施した。本日は、2008年の第1回大会以来2度目の決勝進出を果たしたザ・ギースのコメントを紹介する。

決勝進出の発表直後に行ったこの取材で、高佐は「ほんっとにマジでうれしいです。（ファイナリスト発表のときに）『あ、名前って呼ばれるんだな』と。さっきもメイクをしてもらいながら、『あ、呼ばれたんだな』って思った」と喜びを隠さない。尾関は「決勝に行けてない期間が長すぎて、名前を呼ばれる感じにリアリティがなかったからね」と高佐の発言をフォローしたほか、「決勝に行けたら、といつも夢に見ていました。思いが行き過ぎてピークになって、近年徐々に下がっていたくらい」と語った。

準決勝までの道のりについて、高佐が「春に2年ぶりに単独ライブ（「ロイヤルストレートフラッシュバック」）をやった」と切り出すと、尾関も「お互いに個々の仕事が増える中、基本的に我々はコントしなきゃダメだ、という共通認識があった。その流れがよかった」と振り返る。

尾関は決勝へ向けて「結局優勝しないと意味がない。最低でもザ・ギースへの認識を皆さんに持っていただけるような存在感を出さないと」と真摯に意気込みを披露。ここで高佐が「キングオブコント優勝とカープ優勝、どっちがうれしい？」と、プロ野球の広島東洋カープファンとして知られる尾関へ唐突に問うと、尾関が口ごもりながら「カープ……」とつぶやき、高佐が「キングオブコントって言ってくれよお」と嘆く楽しいやりとりも。最終的には高佐も「恥ずかしながら、図々しいですけど、優勝したいです」と宣言した。