「第46回 漫才大会」の発表記者会見が本日10月5日、東京・浅草公会堂 第一集会室にて行われ、漫才協会会長の青空球児、副会長の
1955年2月、漫才師30組余りが「漫才研究会」を結成したのが、今年60周年を迎えた漫才協会の始まり。1970年に「漫才大会」を初開催し、以降、毎秋恒例イベントとして漫才ファンを楽しませている。
女性芸人が総選挙を行いセンターの座を奪い合ったり、師匠組と若手組が対決したり、と毎回趣向を凝らした企画を展開してきた漫才大会だが、今回は「もっと漫才を見たい」というファンからの要望を受け、コーナーの充実よりもネタを重視。「漫才60連発」を掲げベテランから若手まで、60組以上が漫才を披露する。また青空球児によると「条件を満たす者がいなかった。無理に昇進させて気苦労をかけたくない」という理由で真打昇進披露もない。
近年のお決まりになっていた、エンディングで新山ひでやのカツラを若手たちで奪う、というくだりについては塙が「今年も最後まで目が離せませんよ」と期待させ、続けて「え? 気づきませんか?」とカツラが5代目に新調されたことを暴露。ひでやが4代目のカツラを新宿カウボーイかねきよに授けるか、将来のナイツのために取っておくか、と思惑を語り、会員内で笑いが起こるも報道陣からの冷めた視線に気づいた塙は「何見てんですか?」と記者会見にあるまじき返しで笑わせた。
漫才のほか、漫才協会の歴史をまとめた年表や、60周年を祝ってくれるサプライズゲストも予定されているという。塙は「前回みたいにじゅんいちダビッドソンとかじゃなくて、本物のすごい方。芸人です」とヒントを明かしている。さらに元・大瀬ゆめじ うたじのうたじら、コンビを解散した者同士によるトリオ「トリオ ザ キュウスケ」をはじめとする新しいコンビも続々と誕生しているといい、さまざまな芸人たちのネタをたっぷりと味わえそうだ。
フォトセッションは新山ひでや・やすこの「最高最高!」という元気な掛け声のもと行われた。「漫才大会」は東京・浅草公会堂にて、11月26日(木)開催。
第46回 漫才大会
日時:2015年11月26日(木)10:30開場 11:00開演 / 15:30開場 16:00開演
会場:東京・浅草公会堂
料金:1F指定席5000円 2F・3F自由席3000円
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