タモリがマツコ・デラックスと和装で京都トーク「ダラダラした坂がいい」

サントリーコーヒー「プレミアムボス 微糖」の新CM発表会が本日9月25日に都内にて行われ、タモリとマツコ・デラックスが登壇した。

新商品の「プレミアムボス 微糖」ボトル缶が来週9月29日に発売されるのに際して、タモリが出演する新テレビCM「プレミアム京都編」の放送も同日開始される。このCMはトミー・リー・ジョーンズが登場する「地球調査シリーズ」第50弾で、タモリが京都の名所を訪ね歩くストーリーだ。イベントに和装で姿を見せたタモリは「京都で古美術商をやっております」と“なりすまし”ながら挨拶したほか、CM撮影時のエピソードを「歩いていると、ほとんどの人に『ブラタモリ？ ブラタモリ？』と言われました。違うんですけどね。女子アナもいないし」と述べた。

途中で壇上に合流したマツコとのトークでは、タモリがCMで歩いた京都の坂が話題に。大の坂好きとして知られるタモリは、茶わん坂について「このダラダラした坂がいいですよね。この中の1軒でぐい呑みを作ったことがある」、産寧坂について「ここは超有名。今、全国各地に行くと外国人の観光客がいっぱいいて、ここも昼間歩いたらほとんどが外国人だった」と印象を語っていく。さらに司会の福井謙二アナにマニアックなトークを求められ、タモリは「琵琶湖」「インクライン」「高低差」「輸入したレール」「製鉄所」といった単語を散りばめた話を展開したが、やがて「会場の雰囲気からすると誰ひとり興味持ってない（笑）」と自虐的に語り、マツコは「想像していたマニアックを遥かに超えるわね！」と感嘆していた。

このイベントでは福井アナがタモリとマツコに京都のよさを語ってもらおうと再三にわたってリクエストしたものの、2人はなかなか正面から語ろうとせず、マツコが「ブラタモリの東京の地下特集、面白かった！」と突如語りかけるといった度重なる脱線も会場の笑いを誘う。最終的には京都についてマツコが「私みたいな人間がいくらチクチク言ったところで微動だにしない余裕。憎らしい！ 愛情の裏返しですからね」とまとめ、タモリも「最初の関門さえ超えれば本当によくしてくれる。ご飯もおいしいところがいっぱいある。京都もプレミアムボスも甘さが少ないところがいい」と締めた。