絶対面白いとロバート秋山も自信「田沼旅館の奇跡」にKOC王者総出演

3月27日、沖縄県で開催中の「島ぜんぶでおーきな祭」にて「田沼旅館の奇跡」の舞台挨拶が行われ、主演の夏菜、遠藤久美子、バッファロー吾郎、ロバート、シソンヌ、井手比左士監督が登壇した。

この映画は「キングオブコント」の歴代チャンピオンが全員出演する、吉本興業とTBSが共同制作したシチュエーションコメディ。さびれた温泉旅館を舞台に、追い詰められながらも人生の再起を図る人々の姿が描かれている。

舞台挨拶で印象に残っている共演者を尋ねられた夏菜は「ロバートの秋山さん。台本にないセリフを勝手に長くしゃべるので、みんなが笑ってしまってNGだらけのシーンがあるんです」と撮影中の裏話を暴露。これに秋山は「ご迷惑をお掛けしてしまって」とばつが悪そうにしたが、「監督が好きにやっていいと言ったから！」と言い訳して笑いを誘った。

一方、遠藤は夫役の東京03・角田について「たたずまいがカッコよく、見入ってしまいました」と感想を述べるが、「でも、皆さんがカッコ悪いわけじゃなくて……すみません」と、その場にいたメンバーを気遣うあまりおかしな雰囲気になるひと幕も。そんな中、秋山は「みんな『キングオブコント』のチャンピオンでもありますから。絶対面白いって自信がありますね」と王者の余裕を見せつけていた。

また本作の見どころについてバッファロー吾郎Aは、「ギャグの部分も多いですが、幸せになるようなギャグがひとつになる部分が見どころです」とアピール。 夏菜は「芸人さんがたくさん出ているのでコメディコメディしていそうですが、かなりハートが動かされる感動の作品になっています。人生に疲れたときに思い出してもらえる映画になってほしい」とコメントし、舞台挨拶を締めくくった。