東京で目なんか出したらダメ！千鳥がラッスン披露＆和牛水田の歌ネタ流行る

「大阪よしもと漫才博覧会」の会見が本日2月12日、東京・ヨシモト∞ホールにて行われた。

3月11日（水）から13日（金）の3日間にわたって東京・草月ホールにて開催される「大阪よしもと漫才博覧会」は、大阪のベテランから若手まで約250組が連日ネタを披露する大型イベント。あべこうじMCのもと行われた本日の会見は、“大阪凄腕漫才師”として登場したテンダラーが大阪の若手芸人5組を紹介したほか、博多華丸・大吉、ブラックマヨネーズ、チュートリアルからの応援コメントVTRが上映され、終始賑やかに進行された。

紹介された銀シャリ、アキナ、和牛、バンビーノ、8.6秒バズーカーは自己紹介を兼ねた1分ネタを披露。ネタ後は1組ずつあべやテンダラーとトークを展開し、アキナは「キングオブコント2014」で披露したコントから「取れへん」のひとくだりを繰り広げてアピールする。和牛は水田が最近ゴリ押ししているギャグ「OH～！」をトークにねじ込んだり、料理ソングの漫才から「♪豚肉のロースにぃ……」という一節を力強く歌って後輩のリズムネタに対抗。そのあともリズムネタを振られたバンビーノ藤田、8.6秒バズーカーはまやねんらがこの一節を口ずさみ、「もう流行り出してる！」と水田を喜ばせた。

気になる出演者を聞かれた場面では、「会ったことないですけどシャコ」（鰻）、「大好きな兄さんはとろサーモンさん」（橋本）と寿司ネタで返す銀シャリ。アキナが「ジュリエッタ」と答えると、テンダラー浜本は「アキナって元々トリオやったよね？」と意味ありげに掘り下げようとし、「続きはWEBで！」と観客に投げかけて笑いを誘った。和牛は「勢いがある」とインディアンスを挙げている。

そのほか、バンビーノと8.6秒バズーカーが「ラッスンゴレライ」と「ダンソン」のコラボネタを展開する一幕も。これを見たテンダラー白川は「ジュリアナ世代やったら入りたくなるね！」と喜ぶ。また東京をよく知るゲストとして呼び込まれた千鳥がサングラスをかけて現れ、うろ覚えの「ラッスン」を再現。「ちょっと待ってお兄さん」（ノブ）、「なになに？」（大悟）という本家にはないやり取りにステージから総ツッコミを食らったが、大悟は「漫才師やからすぐ会話しちゃう」と言い訳する。ノブは「東京で目なんか出したらダメ！」と若手芸人たちにサングラスをかけることを勧めた。

会見後の囲み取材では、先輩の「ラッスン」を受けて「千鳥さんとダイアンさんに憧れて芸人になったのでうれしかった」と感激する8.6秒バズーカー・田中シングルと、「どこがやねん！ 漫才せえ！」とツッコむノブの掛け合いでも笑いが起こる。浜本は「ぜひ青田買いしに来てほしい。今迷っているのはテンダラーの上に『8.6秒』を付けるかどうか（笑）。しょっちゅうできるようなイベントではないのでぜひ観に来ていただきたいです」とPRした。