シソンヌ「1試合目は“肉料理”」KOC直前連載

10月13日（月・祝）20時から3時間、コント日本一決定戦「キングオブコント2014」（TBS・MBS系）が生放送される。お笑いナタリーでは、決勝進出決定直後のファイナリスト10組にコメント取材を実施。本日9月29日より決勝戦のネタ順に1組ずつ掲載する。

本日紹介するのは、初の決勝進出を果たしたシソンヌ。昨年2013年12月に「シソンヌライブ」を立ち上げ、「東京・本多劇場での1週間連続コント公演」を目標に精力的に活動しているほか、最近では「新解釈・日本史」「乾杯戦士 アフターV（ファイブ）」といったドラマに出演するなど、役者としても注目されている。

シソンヌは決勝戦のファーストステージで巨匠と対戦する。どちらに軍配が上がるのか、ぜひ生放送をお見逃しなく。なお明日9月30日は巨匠のコメントを掲載する。

シソンヌ コメント

──決勝進出おめでとうございます。今のお気持ちは？

長谷川：もうただただうれしいですね。

じろう：久しぶりに泣きそうになりました。本当に諦めてたので。出番が終わった時点ですごいみんなから「お前ら、行ったぞ」って言われていたんですけど。

長谷川：それは去年も言っていただいていて、結局呼ばれなかった。「2年連続我慢できないぞ！」と思いながら、発表を待ちました（笑）。呼ばれた瞬間のことはあんまり覚えてないね。

じろう：ね。後輩たちがうしろで「じろうさん！ じろうさん！」って言ってくれたのがうれしかった。

長谷川：先輩たちもみんな肩叩いてくれて。ステージに上がったときに、同期で1年目からずっとユニットコントをやってきたチョコレートプラネットもいてくれて。ラバーガールさんとか親しい人たちもいたので、このメンバーに入れたのはうれしいです。

じろう：漏れてたらギクシャクしたかもね。

──決勝で観てほしいポイントは？

じろう：ドキュメンタリーじゃないですか？（笑）

長谷川：私たち、コントというかほぼドキュメンタリーなんじゃないかと。

じろう：ボケ・ツッコミっていうよりは、日常のリアルを切り取って。

長谷川：別番組でネタを観ていただいた関根勤さんには、「映画にできるね！」ってうれしいお言葉をいただいたので、関根さんにも報告したいです。

──対戦相手の巨匠にはどんな印象をお持ちですか？

長谷川：うちの相方と頭の中が近いところもあるのかなって前々から思ってました。

じろう：すげえ話が合うんです、岡野くんとは。楽屋で会ったら競馬の話だ、パチンコの話だ、お互いに聞いて（笑）。

長谷川：うちの相方も岡野くんも、ヒリヒリしたギリギリの生活してることがたぶん好きなんでしょうね。そっから出てくるネタが多いので、2組ともちょっと癖のあるネタになってると思う。1試合目にしては「急に肉料理来る」みたいな感じになっちゃうかも（笑）。

じろう：ちょっとヘビーすぎるかもしれないですね。

長谷川：そこも逆手に取って楽しんでいただけたら。

──お笑いナタリー読者にメッセージをお願いします。

長谷川：ぜひ決勝をみなさん、テレビの前で応援してください。

じろう：あと来年の1月に「シソンヌライブ」っていう単独ライブが……。

長谷川：今告知すんな！（笑） でもナタリーさん見て観に来たって方が前回多かったので、それもうれしくて。

じろう：ぜひ、単独ライブも観に来てください。