昨日9月7日、東京・しもきた空間リバティにて、「
前説を務めたのは「池崎の最大のライバルにして幼馴染」というソーラーパワー谷繁なるマスクをかぶったハイテンションな人物。池崎同様、「サンシャイン」が口癖の小ネタを披露し会場をほどよく温めると、「理論的な目で見ないように」としっかり注意して去って行った。
ライブ最初のネタでは池崎が、女心がわからない男性に向けて「女性にあげると喜ばれるプレゼントをアルファベット順に30秒以内に言う」と宣言。プレゼントはどれも「確かに」と言わざるを得ないチョイスで会場はすぐさま爆笑の連続に。30秒という制限については気にせずほかのレクチャーも続け、すべて「イェーイ!」で解決する池崎に会場からは早くも拍手が沸き起こった。
オープニングVTRは「登場人物全員池崎」だけに、正社員池崎、おぎやはぎ池崎らが登場。その後、曲に合わせて「自由に思いのままに本気で生きてみたい」という文字がスクリーンに映し出された直後、暗転の中から急にビックリ池崎が現れる演出にも観客は思わず笑ってしまっていた。
2本目のネタ冒頭に池崎が言った「もう一生声出なくていいです」の言葉通り、“究極のモノマネ”では時空も国境も越えた有名人たちが次々と池崎に憑依し「ジャースティス!」と絶叫。有名な剣士もその兵法ゆえに、池崎流解釈でただの“ゆとり世代”となってしまう意表を突いた自己紹介などが笑いを誘った。
その後も「さまざまなお笑い事務所に狙われている」という、“笑いのゴッドファーザー”であり“究極のお笑いサイボーグ”であり“七福神幻の八人目”でもある池崎は、さまざまなタイプのネタを展開。声だけで勝負したコント、フィギュアスケート的池崎アプローチ、イェイコンサートファイナル公演、そして記憶喪失がテーマのコントでは、池崎自身がまさかの第三者的池崎分析を実施する。さらに、すべての人が共感できる真のあるあるネタを大真面目に“ワンナイトカーニバル”に昇華。来たるべきクローン時代を見据えたダブル池崎漫才も披露した。
ブリッジVTRでは、「うつけもん」(フジテレビ)で活躍している池崎がさらなるうつけ芸を開発するためさまざまなことにチャレンジ。前半はバカバカしさ満点のネタをいくつか編み出すも失敗してしまった。ところが後半「瞬きをせずに映画を観る」というチャレンジでは、ただただ瞬きをしないよう努力するだけの池崎に観客が絶え間なく爆笑。常に全力で真剣そのものの池崎を観客は笑いながら応援していた。
最後は、池崎が標準装備しているサンシャインリミットを解除してまで臨んだ、スーパーサイヤ人ならぬ、スーパーサンシャインへの変身。会場が吹き飛ぶことを心配していた池崎だったが、観客は固唾を飲むこともなく笑いながら池崎を見守った。
エンディングでは「来年は1公演にしたいと思います。自分を信じすぎたかもしれない」とヘトヘトの様子ながらも笑顔の池崎。去年2013年の初単独ライブでは、エンディングで何者かに狙撃され十分な挨拶ができなかったことから、今回はしっかり挨拶ができることを喜んでいたところ、観客から「あー!」と声が。池崎の顔に赤いレーザーポインターが見えたかと思うと銃声が響く。しかし池崎は銃弾ならぬピーナッツを素手でキャッチし余裕の表情を浮かべ、ほかのピーナッツもすべて食べ尽くした。と、ここで水を飲んだところ突如苦しみ舞台に倒れた池崎。「水にしびれ薬が……」と、今年も敢えなく舞台で息絶えてしまった。
観客は、舞台に倒れたままの池崎を見ながら退出。惜しみつつも大満足の様子で会場を後にしていた。「うつけもん」出演、「ノーセンスユーモア選手権」2回の優勝と、活躍の足掛かりを見せている池崎。果たして今後その絶叫の如く快進撃を見せるのか。ぜひ注目してみよう。
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