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エキストラと感激の再会、ひとり&大泉が上田凱旋舞台挨拶

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本日4月28日、長野・TOHOシネマズ上田にて、劇団ひとり初監督映画「青天の霹靂」凱旋舞台挨拶が行われ、劇団ひとりと主演の大泉洋が出席した。

同映画はひとりの同名小説が原作で、ひとり自身も出演。ロケ地となった上田市の撮影では200人近くの市民がエキストラとして参加している。ほとんどの人たちが泣き顔となった映画上映後、感動溢れる空気の中、大きな拍手で迎えられた2人。大泉の照れたような真面目な挨拶のあと、ひとりは大真面目な顔で「それでは御唱和ください」といきなり宣言したかと思うと、「土曜だ!」と観客に向かって叫んだ。

パラパラと「ぴょん……」という声が上がり、大泉から「それ長野市でもやって盛り上がらなかったじゃないですか!」と怒られたひとり。実はひとりは2001年から2003年まで長野放送で放送されていた土田晃之MCの「YOU・遊・気分 土曜だ!ぴょん」にマスコットキャラクターのどよぴょんくんとして出演していたことが。ポカンとする観客に「CDも出したんですよ?」とアピールするも反応は薄く、「どよぴょんくんが監督として帰ってきたということで」と言うと、温かい拍手が送られた。

改めて大泉は「先ほども市長との会見で話したのですが、上田のためなら死んでもいい。それくらい私は上田市が好き」とキッパリ。ひとりも「映画に対して協力してくれる具合がほかとは比べものにならない。ほんとに上田のためなら大泉さんを殺します」と言うと、大泉は怯みながらも「僕は上田のために監督に殺されるのであれば、遺族にも訴えるなと言います」と言い返し会場を笑わせた。

ここからは観客からの質問タイムとなり、最初に手を挙げた女性は、映画でインド人のコメディアン・ペペとして舞台に立っていた大泉に「ペペさんは本当にマジックをやっているのですか?」と質問。大泉が憤慨しながら「どこからどうみても私がやってますよ」と言うも、ひとりは「あれはね、首から下がMr.マリックさんです」と茶々を入れていた。

続く男性に2人が目をやると、ひとりが「その斜め前のお父さん、映画に出てくれましたよね?」と驚きの発見。「嬉しい! すーごく演技がうまくて、誰だあの人はって噂になったんですよ。ありがとうございます!」と大興奮するも、大泉は普段クールな監督が興奮して演技を絶賛する様に「あんまり目立たないでほしいんだよな」と嫉妬していた。続く女性は、映画の中で柴咲が着ていたようなチャイナ服で2人の凱旋を歓迎。「夫婦で映画に参加した」と言うと、隣の夫を見てひとりは「ご主人覚えてる!」とまたも大喜びだった。

ここでふと、「エキストラで参加した人どのくらいいるの?」と2人が観客に聞いてみると、多くの人たちが挙手。「うわーこんなにいるんだ!」「さっき質問した人も(笑)。言ってよ!」と一気に一体感が生まれるも、「みなさん自分が映ってるかどうか気にしながら観てたんでしょうね」と大泉が言うと、ひとりは「すみません」と苦笑していた。

再び質問コーナーに戻ると、11歳の少年から大泉に「北海道と上田どっちが好きですか?」というドストレートな質問が直撃。ひとりはここぞとばかりに「これはいい質問ですね! 記者のみなさんペンをとってください。僕も聞きたかった」と追撃する。「私は上田のために死んでもいいと言ってるんだよ! それでいいじゃないか!」とごまかそうとする大泉に「ということは?」と追及の手を緩めないひとりは、「僕は北海道より上田のほうが圧倒的に好きです」と言い切ったうえ、「上田と千葉だったら?」と聞かれても「上田」と断言。追い詰められた大泉は「僕は北海道より上田のほうが……ドゥエイ」と謎の単語を繰り返し、ひとりは「最後が聞き取れないんだよなあ」と首をかしげていた。

さらに大泉は「ひとりさんは中国人役が完璧だったんですが、大泉さんのインド人役は……」と観客からダメ出しされ、ひとりからも「確かに最初はインド人にしようとしてたけど途中から引っ張られて両方中国人みたいになってた」と公開ダメ出し。これにとうとう大泉は「あなたは持ちネタじゃないですか。確かに役作りは手を抜きましたよ。わかりませんからインド人役。あれくらいでいいんじゃないかなって思いますー」と逆ギレを。さらにひとりから「で、インドと上田は?」とイジられると、「上田だよ!」と逆ギレツッコミで返し、会場は大爆笑だった。

ここで急にひとりが「関係ない話していいですか?」と言い出し、「後ろ向きの晴夫を撮るシーンで左のほうに映ってた赤いワンピースの女性がかわいいって編集所で話題になって。もしかして来てますか?」と聞くと、まさにその女性が。これには大泉も「すごい!!」と仰天。「聞いてみるもんだな」と大喜びのひとりは「奥さんよりも好きです」とリップサービスし、大泉から「あんたホントバカだろ」と呆れられてしまった。

最後に9歳の女の子からの「柴咲コウさんはなんで来なかったんですか?」という純粋な質問に2人とも絶句。この日最大の爆笑をさらったことに、2人は「天才ですね」とボソボソつぶやくと、「大人の事情がねー」「僕たちだけじゃ足りなかったかなあ」と協力してなんとかなだめすかしていた。

記念撮影は観客をバックに行い、2人からあらためて締めの挨拶を。ひとりは「本業ではないのでこれが最後かもという思い出、1分1秒こだわって作りました」と真面目な言葉のあと、「赤い服の彼女も、今後素敵な男性を見つけて……幸せになることを願います!」と得意の泣き芸を繰り出すと観客は爆笑しながら大喜び。大泉は「映画は口コミが命です。洋ちゃんファンはすぐにネットに『よかった!』って書きますが、読んでる人はバカな洋ちゃんファンが言ってると思ってしまうので、『好きじゃなかったけど案外いいよね』という書き方のほうが真実味があります」とコツを伝授した。そして、「映画がヒットして『青天の霹靂2~赤い服の女~』を上田で撮影しましょう!」と次なる目標を設定。「世界一、上田という町がウェウェです!」と言葉を濁しながらも上田に感謝した。

映画は来月5月24日より全国東宝系にて公開。オフィシャルサイトには予告動画のほかさまざまなコンテンツが用意されているのでぜひチェックしてみよう。

■「青天の霹靂」特報2

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