4月25日から27日まで、東京・俳優座劇場にて「山里亮太の140 ~副音声的生活から、次なる場所へ~」が3日間4公演上演された。
今回もチケットはすべて即完売となり、初日の会場は“溝人(どぶんちゅ)”たちで超満員。溝人の宝こと山里は、冒頭「Twitterをやめずに続けていたらこんな素敵な場所に立つことができました。ありがとうございます!」「大切なことに気づきました。溝人たちがいれば、ブレーキなんかいらない!」と、太い絆と信頼で結ばれた観客たちに深く感謝し、今回もドアから出たらすべてを忘れる魔法を念じた。
今回は「山里亮太の108~新年迎えてよろしいでしょうか?~」で幕を開けた今年2014年1月1日のツイートから。同ライブがきっかけで幸せになった人たちとのエピソードを紹介した後は、強い魔法と爆笑に包まれたプレミアムな時間に突入した。また、山里の面白さもさることながら、山里の周りのおかしな人たちの話も盛りだくさん。おなじみ「不毛な議論」(TBSラジオ)のゲストに来たウーマンラッシュアワーと安田大サーカス・クロちゃん、生放送でとんでもないムチャぶりをけしかけてくるビビる大木、「たまむすび」(TBSラジオ)中継での町山智浩など、山里視点で語られる彼らの無謀ぶりも笑いを呼んだ。
そして、年明け早々から世間を騒がせた週刊誌騒動、山里自身も度肝を抜かれたJUNON炎上、いまだ出口の見えない「ゴッドタン」の山里軍団事変などの顛末についても、山里自身の口からきっちり説明。途中観客のことを「仲間たち」とサラッと呼ぶなど、一体感はますます増した状態に。下ネタやファミコントークにあまり観客が笑わない場面や、逆にジル・スチュアートの発音がおかしい山里が笑われる様子も、まるで山里と観客が恋人かのような親密さの表れだった。
もちろん今回も山里リプライ劇場では、巧みな組手の数々が紹介され、爆笑&賞賛の拍手。終盤は、山里軍団の話をしながら、山里の中で「あれか!」と点と点が線になる瞬間を観客が目撃することに。そんな濃いトークが続いたため、まだ1月も終わらないまま、あっという間に時間がきてしまい、この公演は終了となった。最後に溝人初心者のために魔法のかかり方をもう一度レクチャー。次回は夏頃を予定しているとのことだった。
※記事初出時、本文に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。
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ナタリーさん、相変わらず絶妙でございます。RT @owarai_natalie: 溝人たちとの絆に感謝「山里亮太の140」4公演無事終了 http://t.co/4oKjY59Xhx