座長の闇が魅力、いとうあさこら山田ジャパン最新作をPR

いとうあさこらが参加している山田ジャパンの最新公演「記者倶楽部」が、4月2日（水）から8日（火）に東京・赤坂RED/THEATER、11日（金）から13日（日）に大阪・ABCホールで上演される。本日3月20日、都内にて開催された記者会見に、山田ジャパン主宰の山田能龍、キャストのいとう、エネルギー森らが出席した。

学生時代の恨みを晴らすべく記者になった主人公を中心に、「都合」にまみれた記者クラブの内実をコメディタッチで描く同作。いとうは自民党本部記者クラブ「平河クラブ」の掃除婦を演じる。会見の進行役はピーマンズスタンダード南川が担当。南川がキャストから緊張ぶりをからかわれる場面や、集まった報道陣にキャストが大げさに感謝するなど、質疑応答の場は和やかな雰囲気に包まれた。

先に自己紹介した大滝裕一が「18KINというお笑いやってました」と挨拶したことを受けて、いとうは「元ネギねこ調査隊の……」、エネルギー森は「現エネルギー、元欽ちゃん劇団」と過去を告白。役どころに関して、いとうは「カメラに映り込もうとするババア（笑）。途中15分位しゃべらないで掃除してるので、舞台がきれいになると思う」と解説して笑わせた。

また山田ジャパンの魅力を「一番は座長の心が闇だらけっていうところ（笑）。コメディと言いつつ闇が（台本の）文字に溢れてる」と紹介。エネルギー森は「心がえぐられるところ、嘘がないところ」が魅力だと言い、「今回の稽古を見てきて、お客さんとして観たいなって思いました」と客観的な感想を語った。

あやまん監督が演じるのは生活保護の受給希望者で、主人公にも影響を与えるキーパーソン。「今まではあやまんっぽい役が多かったけど今回はぽいぽいだけじゃない。ただの彩（あや）34歳になっております」と実名を明かして共演者を驚かせた。

同公演のチケットはローソンチケット（Lコード：32975）、イープラスで取り扱い。公演日時やキャストの詳細はオフィシャルサイトで確認を。気になる人はぜひ会場に足を運んでみよう。