画力で笑い増幅「お笑い芸人落書き大喜利」で爆笑回答続出

昨日2月1日、東京・pixiv Zingaroのアメリカザリガニ平井プロデュースの絵画展「お笑い芸人落書きフェスタ」にて、なすなかにし、ヒカリゴケ国沢、koppy参加の「お笑い芸人落書き大喜利」が開催された。

同展は先月1月23日にスタート。「最強ジャンプ」（集英社）でギャグ4コマを連載している平井をはじめ、なすなかにし中西、国沢、マンガ家タレントのkoppyのほか、ホリの作品が展示されている。

「お笑い芸人落書き大喜利」は、なすなかにし那須が担当。ハリセン片手に冒頭から饒舌なトークで場を温め、「打ち合わせ、僕いらなかったでしょ!! なんの絵も描けないのに」「（中西の）あの仏像の絵は何？ 趣味感がすごい！」と次々観客を笑わせた。

最初のコーナーは、「画力を見せないと」ということで、「大喜利フェスタ」と題し、大喜利のお題に全員イラストで回答。まずは「何か1つ足りないと言われているアンパンマン！ 何が足りない？」というお題に挑戦した。テンポよく答える中西とkoppyに対して、平井と国沢はマイペースにイラストに専念。2問目に入ると、koppyが自分の回答のみならず中西の回答にもかぶせて笑いをとるなど、画力のみならず笑いの力も平井と国沢を上回り始める展開に。3問目では中西も那須に「大喜利への意欲がすごい」と言わしめるほど力を発揮し爆笑回答を連発。その間、平井と国沢は、回答数は少なかったものの、質で大きな笑いをさらっていた。

「似顔絵コーナーフェスタ」では、観客の似顔絵のクオリティを競う予定だったが、koppy以外がボケイラストを提出。2人目の似顔絵ではkoppyまでもが、見事な画力でボケ回答を披露してみせた。4人で1つの4コマを完成させる「みんなで4コマフェスタ」では、2問ともほぼストーリーが完成するミラクルが。最後のコーナー「あのキャラを描きフェスタ」では、「サザエさんのノリスケさん」は難易度が高かったものの、「バカボンのパパ」では、主催者の平井が余裕で“ボクサー風バカボンのパパ”を描き会場中の賞賛を浴びた。

ここで終了かと思いきや、平井が「あなたも描きなさいよ、MCばっかりして」と那須にムチャぶり。嫌がる那須をよそに、「セーラームーン」のイラストを指示したところ、ツインテールという特徴は捉えたものの、セーラー服が意味不明の仕上がりに。それでも那須は意外にも「自信ある！」「めっちゃ捉えてる！」と出来栄えに満足していた。

平井の配慮で、那須のこのイラストも展示されることに。この「お笑い芸人落書きフェスタ」は、明後日4日（火）まで開催されているので、芸人たちの見事な作品たちと、那須の素朴なイラストをぜひ見てみよう。詳しくはpixiv Zingaroオフィシャルサイトにて。

アメリカザリガニ平井プロデュース「お笑い芸人落書きフェスタ」

日程：2014年1月23日（木） ～ 2月4日（火） 12:00 ～ 19:00 （水曜定休）
会場：東京・pixiv Zingaro
料金：入場無料