東京03、10周年公演DVDは「ただただ楽しい」集大成

3月26日にコンテンツリーグより発売される東京03のDVD2枚組「東京03 10周年記念 悪ふざけ公演『タチの悪い流れ』」の副音声収録が昨日1月24日、都内スタジオにて行われた。

「タチの悪い流れ」は既報の通り昨年2013年、東京03の結成10周年を記念して盛大に行われた公演。Disc1には東京03のほか、おぎやはぎ、浜野謙太、GENTLE FOREST JAZZ BAND、アンタッチャブル山崎が日替わりゲストとして出演した公演が収録されている。本編の収録時間150分超の大作だ。

さらに日替わりゲストの劇団ひとりとバナナマンの出演シーンもDisc2に収録。副音声の収録には、本作はもちろん東京03の単独公演の作・演出などを手がける作家・オークラも加わった。ボリュームたっぷりの作品をぜひ楽しもう。

お笑いナタリーでは副音声の収録後、東京03に話を聞いた。

東京03のコメント

──なんといってもゲストのみなさんが豪華です。

飯塚：同じ時期にライブに出てた人たちなので嬉しかったです。バナナマンさんはちょっと先輩っていうイメージですけど。小林賢太郎もずっと一緒にやってました。おぎやはぎは、これまでのライブで追加公演に出てますけど、今までで一番まじめにやってくれましたね（笑）。稽古場の雰囲気が一緒にユニットコントをしていた頃に近くて懐かしかったです。

豊本：懐かしかったね。小木さんが1人でぶつぶつ一生懸命台本読んでる姿とか「あー、これこれ！」っていう。

──アドリブ的な要素も多かったですよね。

飯塚：ゲストの方々が出るブロックは最初から「タチの悪い」というコンセプトなので、みなさん楽しそうにやってました。劇団ひとりの壊し方がダイナミックだったり、山崎が延々と話をやめなかったり（笑）。ビックリすることが多かったです。

──浜野謙太さんやGENTLE FOREST JAZZ BANDさんの出演も豪華でした。

角田：会場で生で聴くと、音が全然違いますよね。

飯塚：ハマケンさんは何回かコントをやらせてもらっていて、もう立派なコメディアン（笑）。安定感がハンパない。オークラも僕も“当て書き”で台本を書いてるんですけど、完璧にこなしてました。すごいです。

──最後に見どころをお願いします。

飯塚：ただただ楽しいライブでした。10年やってきて、その中で手伝ってくれる方が増えて、集大成的なライブができたと思います。

角田：お祭り感覚のノリもあるんですけど、しっかり作ってあって贅沢なんですよ。本編がボリューム満点。副音声も付いてます。そんなに時間は長く感じないと思います。

豊本：10周年でみなさんにすごく協力してもらって嬉しかったし、ありがたかったです。15年や20年続いて、また区切りのときにこういう楽しいライブができたらな、と思うんですけど、それはこの作品の評判や売れ行きにかかってくるので（笑）、お力をお借りしますがよろしくお願いします。