「R100」公開初日、松本監督パー子な大地真央に「カット」

本日10月5日、東京・新宿バルト9にて、松本人志監督映画「R100」初日舞台挨拶が行われ、松本のほか、大森南朋、大地真央、寺島しのぶ、佐藤江梨子、渡辺直美、渡部篤郎が出席した。

松本は「撮影は淡々とうまくいき、女王様たちは誰とも恋に落ちず、ややこしい関係にもならずよかったなと感じています（笑）」と挨拶。「この映画がどこまでヒットするか自分にはわかりませんが、ぜひ映画『そして父になる』を観て、この（『R100』のキャッチコピー）『そして父はMになる』を、2部作と捉えて観ていただけたらいいのではないでしょうかね」と笑いを交えて語りかけた。上映後だけに、大森や佐藤は「どんな目で見られるのか」と観客の視線を心配。一方渡辺は「私はドMなのですが、最初女王様の役と聞いてどうなるか不安で。でも（撮影で）やればやるほど気持ちよくなりました（笑）」と、自分の新たな一面を発見した様子だった。

その後のティーチインでは、観客も自分がSかMか言ってから質問をするという変則スタイル。ドMという東京大学院生の女性から「自分の二面性に気が付いた瞬間はありますか？」と質問が出ると、大地が「撮影中、自分でもまた“（林家）パー子”になるくらい興奮してきて……大森さん、すみませんでした（笑）」と明かし会場は爆笑に。松本も「確かに大地さんのムチ打ちはすごくて、『カット』の言葉をかけたとき、それはOKというよりも大森さんがかわいそうになったから」と補足しさらに会場を笑わせた。

また松本は、大森、渡部の男性陣について「2人のやりとりは最高でしたね。浜田と僕がやるとただのコントになってしまうんだけど、素晴らしい役者さんたちがやると絶妙な感じになって。勉強になりました」と感嘆。最後は、ボンデージ姿で釜山映画祭に行く渡辺に「その衣装で、MCに（劇中でやったように）唾を吐かないようにお願いしますよ」と釘を刺していた。