このコラムは、イラストを得意とする芸人や趣味で絵を描いている芸人たちが、どのように現在の画風へと辿り着いたのかを探る連載。第3回は、肉感的な女性や妙にリアルな中年男性のイラストが得意で、青年マンガ「ボッキシング」も執筆した
Q1.どのようにして現在の画風に辿り着きましたか?
最初は色鉛筆や色ペンを組み合わせて画用紙に描いてましたが、イラストの仕事が増え始めてどうしてもこの描き方だと時間がかかってしまうので作業効率が良いiPadに変えて描くようになりました。そうすると自動で線が補正されてより綺麗な画風になりました。
Q2.影響を受けた、および好きなアーティストやマンガ家は?
ロッキン・ジェリー・ビーン
「たけし」はギャグマンガで一番好きで、小学生の時から読んでます。
ロッキン・ジェリー・ビーンはエロいのにお洒落なイラストだからつい目が奪われてしまいます。
井上雄彦さんのイラストは昔から真似して描いてました。
Q3.イラストを描くときのこだわりはなんですか?
こだわりはそこまでないのですが、イラストの線は出来るだけまっすぐで綺麗に描かないと嫌なので何回も描き直します。イラストを描く時に使用するのはiPadのプロクリエイトというアプリです。よく描きがちなのは油臭そうなおっさんです。どうしても描いてしまいます。
Q4.今まで描いたイラストの中で特にお気に入りの1枚と、その理由を教えてください。
「やさぶらだん」というライブのポスターを頼まれて描いたやつです。お気に入りのポイントはオーシャンズ11感を出してカッコよく出来たところです。基本めんどくさがり屋なので1キャラクター以上は描きたくないのですが、これはかなり頑張ったのでお気に入りとさせていただきます。
アタック西本(アタックニシモト)
1987年7月14日生まれ、愛知県出身。海野裕二、かみちぃと2008年にトリオ・ジェラードンを結成する。2017年には“次世代のモンスター芸人”を発掘するためのバトルライブ「タウンワークプレゼンツ『BAKE-MON』」で優勝。2021年には「キングオブコント」の決勝に進出した。ユニット・大宮セブンとしても活動中。
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