米津玄師|音楽と真摯に向き合い歩み続けた10年 米津をリスペクトする5組によるプレイリストも

米津玄師をリスペクトする5組によるプレイリスト

Ayase(YOASOBI)

Ayase(YOASOBI)

テーマ
まま流し推奨米津玄師プレイリスト

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アルバム「BOOTLEG」で初めてしっかりと彼の音楽に触れてから、いつも斬新かつ奇天烈な音遊びを見せてくれる彼の音楽が好きです。いつも良きライバルとして刺激を与えてくれるのと同時に、良き友として思考や思想を屈託なく語り合える貴重な存在です。

Ayase(アヤセ)
1994年4月4日生まれ、山口県出身のYOASOBIのコンポーザー、ボカロP。2018年12月にボーカロイド楽曲の投稿を開始し、2019年4月に発表した「ラストリゾート」がヒット。同年11月にリリースされたYOASOBIの第1弾楽曲「夜に駆ける」は、Billboard Japan総合ソングチャート「HOT100」にて2020年の年間1位を獲得した。2020年末にはYOASOBIとして「NHK紅白歌合戦」に初出場。2021年1月に初のCD作品「THE BOOK」をリリースした。同年12月にYOASOBIにとって2枚目のCD「THE BOOK 2」をリリースし、初の有観客ライブ「NICE TO MEET YOU」を東京・日本武道館にて2日間にわたって開催した。2022年3月にYOASOBI初の映像作品集「THE FILM」をリリース。
syudou

syudou

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ずっと恋をしていた

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「米津玄師の見る世界を自分も見たい」というのが僕が音楽を始めた理由です。
2009年、中学生だった僕はニコニコ動画をきっかけに米津(当時はハチ名義)さんに出会いました。初めて聴いた瞬間から米津さんの作品は他の誰とも違う圧倒的な魅力に満ちていて、同時にその魅力の正体が何なのか知りたくなりました。
そのためにまず沢山曲を聴きました。勉強をする時も通学する時も食事をする時も、寝る間も惜しんで1回でも多く聴きました。歌詞を覚えて歌える様にしました。オススメされる音楽、映画、本などを全てチェックしました。ファッションや喋り方も真似しました。作曲者の視点を理解しようと思い自分でも曲を作り始めました。
そして気がついたら会社を辞めて音楽で生活していました。思い返せば本当にそれだけの人生でした。今も未だ魅力の正体は分かりませんが、最近1つ気づきました。僕があの人に抱いてきた感情は尊敬や愛といった類のモノではなく、ただの恋心なんだと思います。プレイリストはそんな僕の人生のダイジェストとなる様な楽曲を選ばせて頂きました。
本企画にお声がけを頂け光栄です。同じ時代に生きている事を誇りに思い精一杯自分の音楽でカマしていこうと思います!

syudou(シュドウ)
2012年からインターネット上での活動を始める。「邪魔」や「ビターチョコデコレーション」、「コールボーイ」、「キュートなカノジョ」など多くのヒット作を発表。歌い手や、Vtuberなどさまざまなアーティストに楽曲提供を手がけ、2020年10月にAdoに提供した「うっせぇわ」は大ヒットを記録した。2021年3月よりシンガーソングライターとしての活動も開始。YouTubeに公開した自身歌唱楽曲「爆笑」が1400万再生を超えるなど、独自のダークな世界観を武器にファンを拡大中。YouTube登録者数は56万人を超え、YouTube総再生数は1.7億回を超える。2022年4月に新曲「狼煙」を配信リリース。8月8日に東京・中野サンプラザホールでワンマンライブ「syudou Live 2022『加速』」を開催する。
須田景凪

須田景凪

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マザーグース

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米津さんの楽曲は色褪せる事が無く、時間の流れを感じさせません。
個人的に、彼のリスナーとして欠かせない曲をピックアップしました。

▽ゴーゴー幽霊船
初めて彼の音楽に触れた曲でした。
ハチ名義の楽曲も聴いていたのですが「diorama」をリリースした後に、同一人物と知って衝撃を受けたことを覚えています。

▽アイネクライネ
メロディと言葉の親和性、そこから生まれる説得力が凄まじいです。
ロジカルとメランコリーのバランスにやられました。

▽砂の惑星(+初音ミク)
最初に聴いたとき、ここでは書き切れない程の様々なギミックとユーモアに頭が追いつきませんでした。
ボカロカルチャーに触れている身として、感慨深い1曲です。

▽Pale Blue
穢れを知らない純粋さ、その裏側にある荒々しい心模様が、ひたすらに美しいと感じました。

米津さん10周年おめでとうございます。
いつも色々と話を聞いてくれてありがとうございます。また近いうち飲みましょうね!

須田景凪(スダケイナ)
2013年より「バルーン」名義でニコニコ動画にてボカロPとしての活動を開始。代表曲「シャルル」はセルフカバーバージョンと合わせ、YouTubeでの再生数が1億回再生を突破。JOYSOUNDの2017年発売曲年間カラオケ総合ランキングで1位、年代別カラオケランキングのうち10代部門で3年連続1位を獲得し、現代の若者にとって時代を象徴するヒットソングとなっている。2017年10月、自身の声で描いた楽曲を歌う「須田景凪」として活動を開始。2019年1月、ワーナーミュージック・ジャパン内のレーベルunBORDEより1st音源集「teeter」をリリースした。2021年2月にメジャー1stアルバム「Billow」を発表。同年11月にはフレデリックとのコラボ曲「ANSWER」をリリースした。翌2022年には3月から4月にかけて「ノマド」(バルーン名義)「猫被り」「無垢」の新曲3作を立て続けに配信。5月には東阪でのワンマンライブ「須田景凪 LIVE 2022 “昼想夜夢”」を開催する。
菅田将暉

菅田将暉

テーマ
街で出会った米津玄師

コメント

01. 死神
題材(古典落語)が好きだから。

02. 再上映
自分が俳優だからというのもあるし、普遍的な情景に共感できる。米津玄師も人間なんだなと感じられるから。

03. 馬と鹿
初めて聞いた時、時間が止まったような感覚になり、とても圧倒されたので記憶に残っている曲。

04.でしょましょ
正しい言葉をあえて使っていない感じ。子供が間違って覚えた言葉を使っているような歌詞。それがリズムにのっているのが、理屈なくかっこいい。

05. クランベリーとパンケーキ
思わず口ずさんでしまう曲。
街中で流れていて、思わず口ずさみたくなる気持ちよい楽曲。あとで米津玄師の曲なんだと認識したくらい。「でしょましょ」同様、言葉の使い方が好き。

アーティスト・米津玄師はスタンダード王だと思う。「ONE PIECE」のルフィの「海賊王に俺はなる」という言葉のように、米津玄師が「スタンダードに俺はなる」とかつて語っていたのが印象深い。その数年後、本当にスタンダードになっていて、まさに海賊王みたいな人だなぁと思う。

そして、人間・米津玄師はとても情が深くて誰よりも優しい人。世界中が米津玄師のような感覚の人ばかりなら世界から戦争がなくなり平和になるんじゃないか、と僕は思っています。

菅田将暉(スダマサキ)
1993年2月21日生まれ、大阪府出身。2009年に「仮面ライダーW」で連続テレビドラマ初出演にして初主演を飾る。2017年6月に「見たこともない景色」でCDデビュー。同年10月に米津玄師のアルバム「BOOTLEG」より先行リリースされた「灰色と青(+菅田将暉)」で、米津玄師と初コラボを果たす。2018年3月にアルバム「PLAY」を発表した。2019年7月には、盟友の米津玄師が作詞・作曲・プロデュースを手がけた楽曲「まちがいさがし」やあいみょんとのコラボ曲「キスだけで feat. あいみょん」を収録した2ndアルバム「LOVE」をリリース。2020年11月に発表した映画「STAND BY ME ドラえもん 2」の主題歌「虹」は、ストリーミング再生2億回を突破する大ヒット曲となった。2022年3月にアルバム「COLLAGE」をリリース。同年3月には自身2回目となるオンラインライブ「菅田将暉 LIVE STREAMING VOL.2」を開催した。
Vaundy

Vaundy

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夢に誘うメロディたち

コメント

米津玄師さんは間違いなく僕の中の音楽史に存在する、外せない人の中の1人。
インターネットが普及した世に、シンガーソングライターであることの強さを示したのは間違いなく彼だと思います。米津さんの登場から音楽たちの進化と、それが受け入れられるという時代の変化を目の当たりにすることができた。サウンドやメロディセンスからは、彼の脳内にある完成形を表現しようとする試みが感じられ、その非現実感を利用する引力によりリスナー達は「ふわり」と彼の夢の中に連れ込まれる感覚に至るんだと思います。
その中でもとくに2nd Album「YANKEE」は格別です。
そんな米津さんの夢に誘うメロディたちをセレクトしました。

Vaundy(バウンディー)
作詞作曲、楽曲のアレンジ、アートワークデザイン、映像制作のセルフプロデュースなども自身で担当する現役大学生・21歳のマルチアーティスト。2019年6月にYouTubeに楽曲を投稿し始める。2019年11月に1stシングル「東京フラッシュ」、2020年1月に2ndシングル「不可幸力」を配信リリース。以降もコンスタントに楽曲を発表し、音源やミュージックビデオがSNSを中心に大きな話題となる。2020年5月に1stアルバム「strobo」、2020年11月に初のアナログ盤「strobo+」を発表。そのほかラウヴのグローバルリミックスアルバム「~how I'm feeling~(the extras)」に参加するなど、日本のみならず海外に向けての活動も積極的に行っている。2022年2月にテレビアニメ「王様ランキング」の第2期オープニングテーマ「裸の勇者」を収録した新作をリリース。9月には初の東京・日本武道館公演を控えている。
米津玄師(ヨネヅケンシ)
1991年3月10日生まれの男性シンガーソングライター。2009年よりハチ名義でニコニコ動画にボーカロイド楽曲を投稿し、2012年5月に本名の米津玄師として初のアルバム「diorama」を発表した。楽曲のみならずアルバムジャケットやブックレット掲載のイラストなども手がけ、マルチな才能を有するクリエイターとして注目を浴びる。2018年3月にリリースしたTBS系ドラマ「アンナチュラル」の主題歌「Lemon」は自身最大のヒット曲に。「Lemon」も収録した2020年8月発売の5thアルバム「STRAY SHEEP」は、200万セールスを突破する大ヒット作品となった。同年の年間ランキングでは46冠を達成。Forbesが選ぶ「アジアのデジタルスター100」に選ばれ、芸術選奨「文部科学大臣新人賞(大衆芸能部門)」も受賞した。デビュー10周年を迎える2022年5月に映画「シン・ウルトラマン」の主題歌「M八七」やPlayStationのCMソング「POP SONG」を収録したシングル「M八七」をリリース。9月より全国ツアー「米津玄師 2022 TOUR / 変身」を開催する。