YOKOSUKA INNOVATION MUSIC AUDITION 2019|横須賀から世界に羽ばたけ!新時代オーディション開催

オーディション運営者
横須賀市政策推進部 都市魅力創造発進課 課長 奥村浩氏 コメント

オーディション発足の経緯

奥村浩氏

横須賀市は“音楽・スポーツ・エンタテインメント都市”の実現を推進しており、住む人も訪れる人もワクワクできる街作りを進めていきたいと考えています。「YOKOSUKA INNOVATION MUSIC AUDITION」(以下「YIMA」)もその一環で、ユニバーサル ミュージックが取り組んでいた、音楽の力と地方の力を掛け合わせた地域創生事業「Music Meets Japan」とコラボレーションする形で立ち上げました(※1)
ほかにも、横須賀では“街はいつでもライブ会場”を目指して始めたストリートライブ「ヨコスカ街なかミュージック」、音楽好きな役人バンドによるライブイベント「YAKUNIN ROCKS」、人気スマートフォンアプリ・ポケモンGOとコラボしたイベント「Pokémon GO Safari Zone in YOKOSUKA」、東京湾唯一の自然島・猿島を舞台にした野外音楽イベント「Tropical Disco in SARUSHIMA」など、さまざまなエンタテインメント企画を実施しています。

オーディションの特徴

自治体と音楽会社がコラボした音楽オーディションはほかに例がない取り組みだと思います。この取組みを一過性のものではなく継続していくことで“音楽の街・横須賀”を象徴するイベントに育てていきたいと考えています。
そのためにも、この横須賀の地から羽ばたく新たな才能を地元の皆さんに応援していただけるような環境を作っていきたいと考えています。横須賀市はプロ野球の横浜DeNAベイスターズ、サッカーJ1の横浜F・マリノスなどのホームタウンになっていますが、こうしたプロスポーツチームが地域に根付いて発展しているように、地元の皆さんが本企画で発掘された才能の一番のファン、応援団のような存在になっていただけたらうれしいですね。

新たに「イノベーション・デザイン部門」を設立した経緯

3つ理由があります。1つ目は、アーティストだけではなく、音楽シーン全般に目を向けたオーディションに発展させたいから。2つ目は「SXSW」(アメリカ・テキサス州オースティンで行われている音楽祭、映画祭、インタラクティブフェスティバルなどを組み合わせた大規模イベント)のように、クリエイティブの世界に身を置く方、興味を持つ方にとっての祭典のようなイベントにしていきたいから。3つ目は、昨年の優勝者STAR FISHの世界配信曲が完成するタイミングということもあり、そのクリエイティブデザインも若い才能に手がけていただきたいと思ったから。こうした理由から、新たに部門を設立しました。

求めるアーティスト、デザイナー像

「横須賀発、世界へ。」のコピーにある通り、世界をワクワクさせたいと思う熱い志をもったアーティストを求めています。横須賀は日本史の教科書にも載っている「ペリー率いる黒船来航の地」である浦賀・久里浜があり、いわゆる開国の地として知られています。当時の人々は異国からやって来た黒船に大変驚いたと想像されますが、今度はこの横須賀の地から世界を驚かせる才能が生まれればと期待しています。
数多くのアーティストが所属する世界最大のミュージックカンパニーであるユニバーサル ミュージックの日本法人共々、次の時代を担うような革新的なアーティストと出会えることを楽しみにしています。

応募を考えている方へのメッセージ

横須賀という場所は、外国の文化を積極的に受け入れてきた歴史があり、常に新しいものを取り入れ、伝統的な文化と融合していくことに長けている土壌があると考えています。
ぜひ「世界を驚かせてみせる!」という熱い思いを抱きながら、既存の枠にとらわれない革新的なパフォーマンス、デザインを表現していただけたらと思います。

※1 Music Meet Japan

ユニバーサル ミュージックが音楽を通して地域の魅力を最大化し、発信するために発足したプロジェクト。アーティストが発見した各地域の魅力をミュージックビデオや楽曲を通して表現し、全国へと届ける。[↑戻る]

2018年度優勝者 群馬県在住、17歳のトラックメーカー STAR FISH コメント

オーディションに応募してみようと思ったきっかけ

STAR FISH

高校に入った頃から音楽で有名になりたいと思い始め、ネットでいろんなオーディションを探しているときに「YIMA2018」を見つけました!

オーディションで心に残っていること

ファイナルオーディションの通知がアメリカ行きの航空券をとった3日後に来て、日にちも被っていたためどちらを取るか迷ってました。しかし姉から「アメリカはいつでも行けるけど、オーディションは今回だけのチャンスだよ」と言われ、よく考えた末、オーディションを取ることにしました。
アドバイスをくれた姉には感謝しかありません!

公開ファイナル審査でライブパフォーマンスをしたときの心境

「YOKOSUKA INNOVATION MUSIC AUDITION 2018」STAR FISHのパフォーマンスの様子。

大会の前夜、祖父母の家に泊まった際、祖父からかけられた「堂々としてパフォーマンスを披露してこい」という言葉の通り、堂々と披露することだけを意識してた気がします(笑)。
優勝の発表を聞いたときは、本当に驚きました! 最終審査では当日会ったばかりの人にボーカルを頼んでユニットを組み、いい思い出作りになればいいなーくらいの気持ちでいたので、優勝を聞いた瞬間は思わず誰かにハグしそうになったのを覚えてます(笑)。

オーディション優勝後に心境や環境で変化したこと

オーディション後は、高校生のうちに自分の音楽が認められなければ、その後は音楽活動をあきらめようと考えていたのでとりあえず安心しました! 周りの環境は特にこれといった変化はありませんでしたが、学校の友達からSTAR FISHと呼ばれるようになりました(笑)。
音楽活動としては、横須賀で開催されたオーディションで優勝したので、新曲も横須賀の街からインスピレーションを受けようと、横須賀市内の観光スポットを横須賀市役所の方にご案内していただきました! 都会なのに海や山に囲まれ、素敵な街で住んでみたいなあと思うほどよかったです。横須賀の景色を堪能し、これからの音作りやレコーディングなど音楽活動をしていくうえで、とてもいいインスピレーションとなりました!
通っている高校が進学校なので、勉強と音楽の両立は大変苦戦しました。テスト期間中に曲を仕上げなければいけないときは、毎日のように遅くまで作業していた時期もありました。しかし今回ボーカルを担当していただいたトムさんに歌詞を書いてもらったり、友達に勉強を教えてもらったりと、周囲の方々に助けられて無事乗り越えることができました。

今夏配信予定の楽曲に込めた思い

この曲は、横須賀観光時に、海がとても印象的だったので、“深い海に差し込む光”というのをイメージして作りました! 歌詞も曲調も全体的にハッピーな気分になってもらえるように作ったので、ぜひたくさんの方に聴いていただきたいと思います!
そしてジャケットの応募を考えてくださっている皆さん、この楽曲は上記の通り、深い海に差し込む光をイメージして作った曲です!
なので、シンプルかつ透明感があり、デザイン性を感じられるジャケットにしたいと思っています! ぜひ! たくさんのデザインのご応募お待ちしております!