ウォルピスカーター「1%」 PR

ウォルピスカーター×はるまきごはん|初タッグで “勝ちにいく”アニソンを

ウォルピスカーターが1stシングル「1%」をリリースした。

ボカロP・はるまきごはんが作詞作曲を手がけた表題曲「1%」は、テレビアニメ「不機嫌なモノノケ庵 續」のエンディングテーマ。ウォルピスカーターがアニソンを歌唱するのは「スペースバグ」のオープニングテーマ以来2度目となる。今作の発売を記念して、音楽ナタリーではウォルピスカーターとはるまきごはんの対談を実施。動画共有サイトを活動の軸としている2人が、どのように「1%」というアニソンを完成させたのか。じっくりと話を聞いた。

取材・文 / 倉嶌孝彦 撮影 / 竹中圭樹(D-CORD)

珍しい勝負の仕方をしてる人

──お二人がタッグを組むのは今回の「1%」が初めてですよね?

ウォルピスカーター はい。初のオリジナル曲提供です。

──作曲家とボーカリスト、お互いに立場が異なる者同士でどういうイメージを持っていますか?

ウォルピスカーター(奥)とはるまきごはん(手前)。

はるまきごはん 歌い手の中でもかなり独特な立ち位置の人ですよね。集団の中にいるというより、ちょっと外れた部分で1人突出してる感じ。

ウォルピスカーター はるまきごはんさんのイメージって「銀河録」(2016年1月に公開されたボカロ曲)なんですよ。「『銀河録』の人」ってイメージが強かったし、曲調もイラストもすごく繊細だから、実際に会う前は「きっと線の細い人なんだろうなあ」と思ってました。初めて会ったとき、カッコいいバンドマンみたいな人だったのでビックリして。

はるまきごはん (笑)。

ウォルピスカーター もちろん、クリエイターとして尊敬してますし。作曲家としての才能を感じるだけじゃなくて、はるまきさんは絵心もあるんですよ。僕は絵心も全然ないので、僕に持ってないものを全部持っている人なんです。

はるまきごはん そんなふうに思ってたの?

ウォルピスカーター 思うよ。だってさ、僕の描いた絵見たことある?

はるまきごはん あるよ(笑)。

ウォルピスカーター あんなのでもね、3時間ぐらいかかってるんだよ(笑)。

──はるまきごはんさんはボーカリストとしてのウォルピスさんを、どう評価していますか?

はるまきごはん 僕が今まで触れてきた音楽の中で、ここまでの高音を歌う男性ボーカルっていなかったんですよ。初めて聴いたときはそれこそ「人間にこんな声出せるんだ」みたいな驚きがありました。僕はボカロを始めてから歌い手さんのことを知ったんですけど、いろんな歌い手さんの中でも珍しい勝負の仕方をしてる人だと思います。

「一緒に勝ちましょう!」

──「1%」はテレビアニメ「不機嫌なモノノケ庵 續」のエンディングテーマとして制作された楽曲です。ボカロPとして活動するはるまきごはんさんにとって、アニソンを作るのはやはり特別ですか?

はるまきごはん そうですね。アニソンを担当させて頂いたのは初めてだったことあり、自分の中でアニソンとボカロ曲っては作るマインドが全然違うことに気付きました。ボカロの曲を作るときはわりと自由に、いい意味で何も考えないで作ることが多いんですけど、アニソンは頭を使って作らなきゃいけないなと。今回のタイアップでも、けっこういろいろ考えてデモを何種類か作ってみました。その中でも一番手応えがあった「1%」が選ばれた形ですね。

ウォルピスカーター 逆に僕にとっては普段の仕事とそんなに意識は変わらないんです。もちろん気合いは入ってるけど、レコーディング環境もいつもと変わらないですし、いつも通り素敵な曲を集中して歌うってだけで、無理に気負わずにやれたと思います。

──アニメのエンディングテーマであることは、楽曲にどのような影響を与えましたか?

はるまきごはん 僕、実はエンディングテーマのお話をいただけたことがすごくうれしかったんです。単純に自分の作風がエンディングテーマ向きだろうと感じていましたし、どちらかと言えばオープニングよりもエンディングのほうが素の自分のままで作れると思っていて。

ウォルピスカーター 僕、最初の打ち合わせではるまきさんに「オープニングを食ってやろうよ」って言ったんですよ。「一緒に勝ちましょう!」って。

はるまきごはん そうそう(笑)。「え、戦いなの?」って思いました。

ウォルピスカーター 僕もいろんなアニメを観てきましたけど、オープニングテーマとエンディングテーマ、どっちも注目されることって珍しいんですよ。アニメと一緒に紹介される楽曲って、どうしてもオープニングかエンディング、どっちかに偏ってしまう。「不機嫌なモノノケ庵 續」がめちゃくちゃヒットして取り上げられたときに、一緒に紹介されるような曲になってほしいから、はるまきさんにはかなりプレッシャーをかけました(笑)。

ウォルピスカーター「1%」
2019年3月20日発売 / 日本コロムビア
ウォルピスカーター「1%」

[CD] 1296円
COCA-17590

Amazon.co.jp

収録曲
  1. 1%[作詞・作曲:はるまきごはん]
  2. アノヒノアノウタ[作詞・作曲:いちた]
  3. 僕らのミッシングリンク[作詞:ウォルピスカーター / 作曲:神谷志龍]
  4. 1% -Instrumental-
ウォルピスカーター
ウォルピスカーター
動画共有サイトを中心に活動する歌い手。“高音出したい系男子”の異名を持ち、ハイトーンボイスを用いた“歌ってみた”動画で多くのリスナーを魅了している。2012年に“歌ってみた”動画を初投稿。2015年4月に投稿した「アスノヨゾラ哨戒班」(Orangestar)の歌唱動画が1000万再生を記録した。これまで3枚のフルアルバムを発表しており、2017年5月には東京・下北沢GARDENで初のワンマンライブ「ウォルピス社 株主総会」を、8月には同公演の追加公演を東京・新木場STUDIO COASTで開催し、両公演共にソールドアウトさせた。FM NACK5では2017年10月にスタートしたレギュラー番組「社長室からお送りします。」を毎週放送中。2019年3月にはテレビアニメ「不機嫌なモノノケ庵 續」のエンディングテーマ「1%」をシングルリリースした。10月には東京・豊洲PITにてワンマンライブ「2019年度 ウォルピス社 “大”株主総会」を開催する。
はるまきごはん
はるまきごはん
北海道出身のクリエイター。2014年2月にニコニコ動画にオリジナル曲「WhiteNoise」を投稿したことを機にボカロPとしての活動を本格化させる。2016年1月にニコニコ動画に投稿した楽曲「銀河録」が殿堂入りを果たし、その知名度を広めた。2018年12月には、自身の代表曲「ドリームレス・ドリームス」「メルティランドナイトメア」を収録した最新アルバム「ネオドリームトラベラー」をリリース。2019年3月にはバンド編成による初ワンマン「ドリーム シネマ」を開催した。