──今回は架空のアイドルグループ「未確認少女隊UFI」の歌声とラジオのパーソナリティ役、という少し変わったお仕事でしたが、いかがでしたか？

百田夏菜子　変な設定ですけど、歌もラジオもやってることは普段の私たちと変わらないんですよ。

佐々木彩夏　「We are UFI!!!!」なんて、いつもももクロに曲を書いてくれる前山田（健一）さんの曲だから、普段の私たちと似てるというか、私たちの個性がそのまんま出てるので。私が演じた「さーや」はホントにそのまんま。

──脚本上も、ももクロのパロディと言える設定になってますよね。

有安杏果　私と（高城）れにちゃんは全然違うけど（笑）。

高城れに　私はゴリナそんなに違和感なかったですよ。

──キャバ嬢役なのに？ 高城さんの「ゴリナ」と有安さんの「キャサリン」は、ラジオやナレーションでは別のキャストが演じてましたけど、あとの3人は声の演技をする上で、演出家さんから何か特別な注文はありましたか？

玉井詩織　なーんにも言われてないです（笑）。「普段のももクロでやってもらえればいいから」って。

──歌のレコーディングも、いつもどおりに？

佐々木　いつものレコーディングにはいないテレビ局の人がいっぱいいて、ちょっと緊張しました。

百田　最初の2曲（「みらくる」「ALONE」）はどっちもあっという間に終わったよね。今までで一番早かったかも。「We are UFI!!!!」は前山田さんだったから、ホントにいつもどおり。

──ちょっとヘンな曲だなと思いながらも（笑）。

高城　でも全部いい曲じゃない？ 元気出るよねー。

玉井　特に2曲目の「ALONE」が好き。ちゃうワテらー。

佐々木　あはは、私もー。

有安　歌ってるのは私たちだけど、あくまでUFIの曲だから客観的に楽しめるんですよね。

──有安さんは設定がアメリカ人なので、歌のほうもパンチのあるキャラクターでしたけど。

有安　最初はすごく嫌でした（笑）。あくまでキャサリンだったらいいけど、ももクロだったらヤです！

──レコーディング時のエピソードはありますか？

高城　あれ怖かった！ スタジオの通路にピンクの公衆電話があったんですけど、たまたま私が1人で通ってるとき、急にジリリリ！ って鳴ったんですよ。しかもなぜか1回だけ。ワンギリですよ？

玉井　あー、あのときか！ 私がちょうど歌入れ終わったとき、れにちゃんが「ギャアアアアッ！」で叫んでて。なんだったのあれ？

高城　公衆電話だから向こうからかかってくるはずないのに。気配とかはなかったんだけど、電気はついてなかったし、なんか怖いなーと思ってたら急に……。ガチビビリですよ！

──番組自体はどうですか？ いち視聴者として。

玉井　めっちゃ面白いです。あかりん（早見あかり / ex. ももいろクローバー）もがんばってるし。

──コメディの番組にものすごく知ってる子が出てるって状況ですもんね（笑）。ちょっと不思議な感じもあるんじゃないでしょうか。

佐々木　あかりんがうらやましいよね。楽しそうー。

玉井　私もツッコミで叩かれたい！ バカリズムさんにダイブされてみたい（笑）。

──今回はあくまで「姿は未確認」という設定でしたけど、もし実際に画面に出てシチュエーションコメディやコントをやるとしたら、どんなことをやってみたいですか？

百田　出たい！ でも「ウレロ」みたいにお客さんの前でやるのは、絶対緊張するしやだなー。私、一度収録の観覧に行ったんですけど、あんなにお客さんが観てたら絶対ムリですね。

玉井　バカ殿（「志村けんのバカ殿様」）みたいなのがやりたい！

百田　あーっ！ バカ殿やりたい！ 私毎回録画して観てるんですよ。家族みんな大好きで。

高城　壁ぶち破ったりとか。

有安　ムチャクチャなやつがいいよね。

──体を張った全力のコントのほうがいいんですね（笑）。声がかかる日は近いと思いますよ。

全員　ぜひお願いします！