uijin|みんなと夢を叶えるのがアイドルだから

夢を完成させたい

──3月のワンマン後、何かこれまでと違う取り組みをされているんですか?

ありぃ 今月はリリースイベントもあるのでライブは少し多いですね。ファンと会える機会がないと不安になるのでうれしいです。

やよい わかる。忘れられちゃったりしたらどうしようって思うもんね。

ひとちび 「#uijin営業月間」と呼んでいるんですけど、イベントがない日でも大阪とか名古屋に行って、「ワンマン来てください」って直接伝えに行ったりしてます。配信とかよりも顔を見て直接伝えたいなと思って。

やよい あと最近やったことと言えば、4人でお花見しました(笑)。

りん 普段から仲いいし、練習終わったあとにごはん食べに行くことはあるけど、プライベートで集まる機会はなくて。

やよい 最近はボイトレとかダンスレッスンとかでゆっくりしていられる日も少ないもんね。

ありぃ 3月21日の反省会や5月4日への決起会の意味合いも込めてね。

──なるほど。3月のワンマンのあと、ファンの側にも変化が見られますか?

ありぃ 僕たちのパフォーマンスに必死で応えてくれますね。どうにか一緒に夢を叶えようとしてくれている。今までもこれからも僕たちはアイドルだから、ファンの方の愛や力を借りて進んで行くものだと思うんですけど、最近は本当にそうで。力を貸してもらってばかりで申し訳ないし、強くならなきゃって思わせてくれますね。

りん

──3月のワンマンライブのタイトルは「dream for a living」、今回は「dreaming」で、どちらもタイトルにも“夢”が掲げられていますが、どういった思いが込められているんでしょうか?

りん 「dream for a living」は「生きる糧として夢を見る」という意味で、アイドルである私たちにまんま当てはまるようなタイトルなんですよね。小さな夢とか大きな夢とかをファンのみんなと一緒に1つひとつ叶えていくのがアイドルだと思っていて。3月21日に現実にできなかった夢がそのまま「dreaming」っていうタイトルになっていると思います。uijinのお客さんだけでパンパンになってるLIQUIDROOMは夢以外の何物でもないですもん。この“夢”を5月4日に“現実”にして、次に進みたいなって。

ありぃ 夢を完成させたいよね。

ひとちび お客さんと一緒に夢を叶える瞬間を迎えたい。

──お客さんにはどんなふうに楽しんでもらいたいですか?

ありぃ こちらが投げるものを自由に受け取ってほしいし、自由にぶつけてほしい。「neo tokyo」は混沌とした場所で、その混ざり合った状態をみんなが自由に楽しんでほしいと思います。

凱旋公演がしたい

──皆さんuijinとしてそれぞれどんな夢を叶えたいと思っているのか聞かせていただけますか?

りん 私は大分出身なので、やっぱり地元での凱旋公演がしてみたいです。アイドルのファンがあんまりいないようなところなんですけど、そこでカッコいいところを見せたいなと。

──なるほど、友達とかも呼んで。

りん 友達はちょっといないので(笑)。家族に観てもらいたいなと。

やよい uijinを始めなかったらできなかったことがたくさんあると思うんですけど、いろんな場所に行って今までに見たことない景色をもっと見たいと思います。私も地元(高知)にuijinのお客さんと一緒に帰りたい。

ありぃ 大分や高知にZeppってある?

りんやよい ないよ!(笑)

ありぃ ごめん(笑)。

やよい Zeppがあるかないかでマウント取ってくる(笑)。四国はまだZeppがないんです。島だから。

ひとちび

──福岡出身のひとちびさんと北海道出身のありぃさんは地元でライブをしたことがあるんですね。お二人はuijinとしてどんな夢を叶えたいですか?

ひとちび 初めてZeppのステージに立ったときにめちゃめちゃ感動したんですよ。めっちゃ大きくて、私なんか米粒やんって。ワンマンライブとかツアーをZeppでやりたいなって気持ちは私もすごくあります。私の地元の福岡には新しくなったZeppがあるので、そこでワンマンをやるのは夢ですね。

ありぃ アイドルを続けているからには何か爪痕を残したくて……。アイドルはファンの方たちの愛情を一身に受けながら活動しているんですけど、応援してくれる人たちの生きる糧になるためにもやっぱり大きなステージに立つことが目標です。

エイプリルフール動画の真意

──そういえば4月1日にTwitterで公開された動画はなんだったんですか?

ありぃ 5月4日の告知動画なんですけど、エイプリルフールなので本気でふざけた感じですね。

りん uijinは何事にも本気なんで(笑)。

やよい 「バスケだけが生きがい」とか言ってるけど、私バスケとかしたことないよって(笑)。

──ありぃさんは超能力を使ってバスケットボールを浮かせていましたね。

やよい ライブでは人を浮かせてる。

一同 (笑)。

──すごく反響もあったし、あのままミュージックビデオにしたらいいのにと思いました。

ありぃ 残念ながらそれはないんですけど(笑)、演技も初めてだし、新しい一面を見せられたかなと思いますね。

uijinの人生が表現されたニューシングル

──ワンマン前の4月30日にはニューシングル「ignition / bl∞ming days」もリリースされます(参照:uijinニューシングルに堀江晶太提供曲、O-EASTワンマン開催決定)。今回はLiSAさんをはじめとする数多くのアーティストに楽曲提供してきた草野華余子さんが収録曲2曲の作曲を担当されていますが、どんな曲になりましたか?

やよい これまでのuijinの路線から大きく逸れない感じだけど、新鮮な面もあるよね。

ありぃ uijinらしい疾走感はあるけど、リズムとか新しいよね。洋楽っぽいかも。フェイクとか入ってるし。

やよい 「ignition」はPENGUIN RESEARCHの堀江晶太さんに編曲してもらったんですけど、もともと堀江さんの作ってきた楽曲がとても好きだったのでうれしいです。これもuijinのおかげで叶った夢の1つです。

りん 普段自分が聴いているような楽曲を作っている方々に曲を書いていただけたことがうれしかったです。

uijin

──「ignition」はありぃさんが草野さんと一緒に作詞を担当したんですよね。

ありぃ 「ignition」はエンジンをかけるという意味でドライブをモチーフにしつつ、今の時間をどう生きるかをテーマにして書きました。

ひとちび 「ignition」「bl∞ming days」も歌詞がめっちゃ好きです。uijinの人生が表現されてるなって。

やよい 今の私たちだから歌える曲だなって思うんですよね。2年半前の私たちだったら表現できなかったと思います。

──ライブではまだ披露していないんですよね。

りん めっちゃムズい曲なんですよ。

ひとちび がんばって振り入れしているところなんですけど、歌も振りも難しくて。

──5月4日のLIQUIDROOMで観られるのが楽しみですね。

ありぃ 素敵な曲をこれからたくさんの方に届けられるようにがんばっていかないとって気持ちです。

未来があるからこそ

──5月4日のワンマンライブを終えたあとは7月5日にTSUTAYA O-EASTでのワンマンライブ「aim for the highest」も控えていますが、このワンマンについてはどのように考えていますか?

ありぃ まず未来が用意されていることに感謝ですね。アイドルを続けられることは当たり前ではないので。みんなと一緒に過ごす未来があることが本当にありがたいし、未来があるからこそ、5月4日にLIQUIDROOMでの夢を完成させて進まなきゃいけないと思っています。

やよい 夢を叶えて最高の形で迎えたいと思います。

ひとちび 「aim for the highest」ってタイトル通りにしなきゃいけないからね。

──さらにTSUTAYA O-EASTのワンマンライブの先には「TIF」への出演も決まっています。

ありぃ TIFは第1弾発表で決まってうれしかったですね。取り返さなきゃいけないステージがあるので。ワンマンもフェスも今年は1つも悔いなんか残すものかって思ってます。戦争です。

ライブ情報

uijin one man live「dreaming」
  • 2019年5月4日(土・祝)東京都 LIQUIDROOM
uijin one man live「aim for the highest」
  • 2019年7月5日(金)東京都 TSUTAYA O-EAST
uijin