上坂すみれ「POP TEAM EPIC」 PR

上坂すみれ|問題作「ポプテピピック」オープニングテーマと2018年のすみぺ

上坂すみれの2018年第1弾となるシングル「POP TEAM EPIC」が1月31日にリリースされた。表題曲はテレビアニメ「ポプテピピック」のオープニングテーマ。メインキャラクターのポプ子は小松未可子、ピピ美は上坂が演じる……と告知されていたが、アニメ第1話ではオープニングテーマが流れることもなく、キャラクターの声はなぜかベテラン男性声優の江原正士と大塚芳忠に。冒頭からまったく違うアニメが流れたり、CMを挟んだ後半のパートでは前半と同じ内容を三ツ矢雄二と日髙のり子が演じたりと、アバンギャルドすぎる展開で1話目から大きな波紋を呼んだ。

今回のインタビューでは新曲「POP TEAM EPIC」やそのミュージックビデオの制作秘話、カップリング2曲に関するエピソードに加え、上坂が2017年の活動を経て改善したという“大きな変化”についても語ってもらった。

取材・文 / 臼杵成晃 撮影 / 塚原孝顕

躍進する角度、間違ってないですかね?

──今作の媒体向け資料に載っていた上坂さんの紹介文、ご覧になりました?

なんですかそれ?

──「テレビ番組『上坂すみれのヤバい〇〇』でMCを務めるなど、独自のスタイルで活躍の幅を広げ躍進を続ける上坂すみれの2018年第1弾シングル」とありました。

躍進する角度、間違ってないですかね?(参照:上坂すみれ「上坂すみれのヤバい○○ Blu-rayBOX」発売記念特集)もうちょっとありましたよ、ちゃんとした仕事が。

──「POP TEAM EPIC」はテレビアニメ「ポプテピピック」のオープニングテーマですが、アニメのほうが一筋縄ではいかない内容で……キングレコード大丈夫なのかと心配になるぐらい。

上坂すみれ

キングレコードと言うより須藤さん(上坂すみれの音楽を手がけるプロデューサー・須藤孝太郎氏。「ポプテピピック」の企画およびプロデュースも須藤氏によるもの)のせいだと思うんですけど、そんなにキングレコードの評判を下げてどうするんだろう。我がプロデューサーは大丈夫なんでしょうか。

──放送前のキャスト発表では、上坂さんと小松未可子さんのコンビだとされていましたけど……。

私たちは3話のAパートにしか出てこないんです。放送前は私がピピ美役だと振る舞うのがすごくつらかったです……。

EDM=服屋とヨガ屋で流れてる系

──「POP TEAM EPIC」の曲作りはどのように進めていったのでしょうか。

初めから「M1(シングル表題曲)はこれで」といただいたので、曲は歌詞も含めてすでにできあがっていました。私が考えたのはタイトルくらいですね。

──曲調はかなり激しいEDMサウンドですね。

聴くぶんには普通にカッコいいなと思ったんですけど、ここまで歌を加工する曲は初めてだったので、どう歌っていいのか。今までEDMっぽい曲はあっても、ジュリアナ寄りとか、ユーロビートとか「過ぎ去りし文化を復興させよう」みたいな趣旨で作られた曲しかなかったので、この曲は洗練されたEDMでびっくりしました。でもEDMと言うと、ヨガ屋さんで鳴ってるような……服屋とヨガ屋で流れてる系の音楽という刷り込みがあったので、どちらかと言うと苦手だったんですけど、この曲はメロディがはっきりしていていいなと思いました。

──ダンスミュージックとしての機能に特化した、展開の少ないEDMには苦手意識が。

はい。メッセージ性もメロディの抑揚もないと、どこを聴いていいのかわからなくて。「POP TEAM EPIC」は歌詞もはっきり聞こえてサビもメロディアスな、ちゃんとアニソンになっているなあと感じましたね。歌詞を踏まえてタイトルを付けようと思ったんですけど、歌詞を読んでみるとメッセージはないんです。でも「ポプテピピック」も常にナンセンスなことをし続けていて、キャラ設定も世界観もないけどとても勢いがあるお話なので、響きを重視して、すごいことを言っているようだけどイマイチわからないタイトルにしたくて。「ポプテピピック」のマンガの表紙に書いてある「POP TEAM EPIC」をタイトルにしました。

──ボーカルがズタズタに刻まれて加工されている箇所もありますけど、これは初めから刻まれる前提でレコーディングしたんですか?

はい。でもこんなに加工されるとは思ってませんでした。

皆さんは気付いてくれたでしょうか。よく観ると……

──「POP TEAM EPIC」のミュージックビデオは、すごく変な「セーラー服と機関銃」みたいな内容ですけど、これはどのように?

曲やジャケットはお任せだったので、MVは私の要望もけっこう入れていただきました。衣装とか舞台設定とか文字とか。いろんなシーンを差し込んで、説明っぽいところをなくすという。

──機関銃を放つ、映像的には一番の山場と言える場面で、異常にダサいフォントが出てきますけど(笑)、あれも上坂さんのアイデアですか?

はい。あれはうまくいきましたね。あと熊とか火山とかおじいさんとか、私が入れたい小ネタをたくさん詰め込んでもらいました。いただいたコンテは、もっとちゃんとしたMVと言うか、ちゃんとお話的な、「リバーサイド・ラヴァーズ(奈落の恋)」(2017年10月発売のシングル「彼女の幻想」収録曲)みたいな感じだったんです。もっとドラマがわかりやすい内容だったんですけど、「ポプテピピック」の曲なのにドラマがわかりやすかったら困るなあと思って。もっと散文的な、謎の映像にしたくて、私らしくない要素もいっぱい入れてみました。あと、EDMと言えば踊りなので……このMVのテーマは「パリピのふりをする」だと思うんです。「仮面パリピ」と言うか、パリピの形を借りているような映像を目指しました。

──殺風景な倉庫で警備員と一緒に、という設定ではあるものの、ダンスシーンはちゃんとカッコいい映像になっていますよね。

上坂すみれ

でも、皆さんは気付いてくれたでしょうか。よく観ると私が足を一歩も動かしていないことに。

──ああ、確かに(笑)。

踊ってないんです(笑)。野菜を炒めるとか生卵が出るとか、その場の思い付きでコンテに書き加えたんですけど、なかなかよかったですね。

次のページ »
ホームビデオです

上坂すみれ「POP TEAM EPIC」
2018年1月31日発売 / KING RECORDS
上坂すみれ「POP TEAM EPIC」初回限定盤

初回限定盤 [CD+DVD]
1944円 / KICM-91824

Amazon.co.jp

上坂すみれ「POP TEAM EPIC」期間限定アニメ盤

期間限定アニメ盤 [CD]
1404円 / KICM-91825

Amazon.co.jp

上坂すみれ「POP TEAM EPIC」通常盤

通常盤 [CD]
1404円 / KICM-1824

Amazon.co.jp

CD収録曲
  1. POP TEAM EPIC[作詞・作曲・編曲:吟(BUSTED ROSE)]
  2. 増殖罵倒少女の愚恋[作詞:畑亜貴 / 作曲:太田雅友(SCREEN mode) / 編曲:EFFY(First Call)]
  3. ミッドナイト♡お嬢様[作詞:上坂すみれ / 作曲:深澤祐貴 / 編曲:久下真音]
  4. POP TEAM EPIC(off vocal ver.)
  5. 増殖罵倒少女の愚恋(off vocal ver.)
  6. ミッドナイト♡お嬢様(off vocal ver.)
初回限定盤DVD収録内容
  • 「POP TEAM EPIC」MUSIC VIDEO
  • 「POP TEAM EPIC」MUSIC VIDEO メイキング映像

イベント情報

上坂すみれ9thシングル「POP TEAM EPIC」
発売記念イベント
2018年2月24日(土)
東京都 TSUTAYA IKEBUKURO AK店 1Fイベントスペース
[1回目]OPEN 12:15 / START 13:00
[2回目]OPEN 15:15 / START 16:00
内容:トーク / ミニライブ
2018年3月10日(土)
愛知県 とらのあな名古屋店イベントスペース
OPEN 11:45 / START 12:15
内容:ポスターお渡し会
2018年3月10日(土)
大阪府 animate O.N.SQUARE HALL
OPEN 16:00 / START 16:30
内容:ポスターお渡し会
2018年3月10日(土)
大阪府 ゲーマーズなんば店 イベントスペース
OPEN 18:00 / START 18:30
内容:ポスターお渡し会
2018年3月11日(日)
東京都 AKIHABARAゲーマーズ本店 6Fイベントスペース
OPEN 12:00 / START 12:30
内容:ポスターお渡し会
2018年3月11日(日)
東京都 とらのあな秋葉原店C イベントスペース
OPEN 14:00 / START 14:30
内容:ポスターお渡し会
2018年3月11日(日)
東京都 アニメイト池袋本店 イベントスペース
OPEN 16:30 / START 17:00
内容:ポスターお渡し会
ファンクラブイベント
「革ブロ5周年記念集会~サンリオピューロランド会談」
2018年2月11日(日・祝)
東京都 サンリオピューロランド
トークイベント「おはなしの部」
OPEN 13:00 / START 13:30
ライブイベント「ライブの部」
OPEN 17:00 / START 17:30
上坂すみれ(ウエサカスミレ)
上坂すみれ
ソビエト社会主義共和国連邦が崩壊した1991年生まれの声優、アーティスト。小学生時代よりジュニアモデルとして活動し、2012年テレビアニメ「パパのいうことを聞きなさい!」の小鳥遊空役で本格的に声優デビューを果たす。以来、注目作に出演する一方でメディアやイベントなどを通じて、無類のロリータファッションマニア、ソ連・ロシアマニア、ミリタリーマニア、音楽マニアであることがファンの知るところに。そして2013年4月、その趣味の世界をダイレクトに反映したシングル「七つの海よりキミの海」でアーティストデビュー。その後も桃井はるこ作詞作曲の「げんし、女子は、たいようだった。」や、大槻ケンヂ作詞、NARASAKI作曲の「パララックス・ビュー」など話題作を立て続けにリリースし、2014年1月には1stアルバム「革命的ブロードウェイ主義者同盟」、2016年1月には2ndアルバム「20世紀の逆襲」を発表した。2016年2月には東京・中野サンプラザホールで初のバンド編成による2DAYSライブ「超中野大陸の逆襲」、12月には初のアリーナ会場となる東京・両国国技館でワンマンライブ「上坂すみれのひとり相撲2016~サイケデリック巡業」を行った。2017年4~6月にはTOKYO MXとBS11で初の冠テレビ番組「上坂すみれのヤバい○○」が放送され、9月には放送された全12話に未公開映像を加えたBlu-rayボックス「上坂すみれのヤバい○○ Blu-rayBOX」が発売。2017年1月にニューシングル「POP TEAM EPIC」がリリースされた。