リサイタルズ ミニインタビュー
～木村昴との撮影を終えて

──MV撮影、すごく盛り上がってましたね。改めてコラボの経緯について聞かせてください。

てつや　まず東海オンエアの中でこの3人のチームというのが認識されたのは、2017年に出した「ジャイアン選手権」という動画がデカいのかなと思います。それから3人でリサイタルズというユニットを組むことになって、2019年にシングル「俺らリサイタルズ」を出しました。これまでずっと、頭のどこかで「“ガキ大将”とコラボしたい」という思いはあったんですよね。夢物語だったんですけど、それがこうやって今回実現しました。

しばゆー　おお、このタイミングで実現するのか！と驚きましたよ。

てつや　多方面で活躍されている方なので、木村昴さんのお名前はコラボ相手としてダメ元で挙げさせてもらったんです。

としみつ　そう。でもオファーしたらすぐにOKしていただいて。すごくうれしかったです。

てつや　「我々は“もどき”みたいな存在ですけど大丈夫ですか？」と（笑）。

──実際に会った木村さんの印象は？

てつや　めちゃくちゃ優しい人でした。

としみつ　本当に。いい兄ちゃんという感じで素敵な方だなと。

しばゆー　「そのまんま“ガキ大将”の声の人」なんだなというのも驚きました。さっきも撮影中、木村さんが「すんません！ もっかいやらせてもらっていいですか！」って監督に話しかけたときの声がまさにそのまんまで（笑）。アニメも知ってる自分からすると脳みそがバグるような感覚がありました。

──木村さんのMV撮影時のパフォーマンスを見てどう思いました？

てつや　レコーディングのときにも思いましたけど、木村さんは一発でどんどん決めていくんですよね。「これが正解だ！」というのを自分から作っていって、それを僕らにも見せてくれたような感じがしました。

しばゆー　レコーディングのときは、靴脱いでたもんね！

としみつ　あれは木村さんのスタイルらしいよ。

しばゆー　ああいうドンと構えた姿勢はてつやにも見習ってほしいですね。

てつや　ははは（笑）。僕はテイク100でやっとできたという感じがしましたけど、木村さんはほぼ一発っていう。

としみつ　今回のコラボで、木村さんから学ぶところがたくさんありました。本当に感謝です。

いよいよ最後の撮影へ～MV見どころコメント

次に用意された白を基調としたセットでは明るい光が差し込む植物のオアシスにはアクアクララのウォーターサーバーが複数台置かれており、ソロやグループでのパフォーマンスシーン、そして「例の空き地」を思わせる雰囲気のイメージカットが撮影された。4人は横一列に並んでアクアクララの水を飲み、すっかり息ぴったり。無事に木村の撮影がすべて終了すると、リサイタルズと木村は今回のタイアップの流れから、「アクアクララLINEを作ろう」とグループLINE作成の話で盛り上がる。このコラボをきっかけに親交を深めたようだった。

木村が撮影スタジオを去ったあともMV撮影は続行し、シャンプーハットをかぶったてつやがオアシスの真ん中でシャンプーをするシーンの撮影が行われた。そのあと、ししおどしの竹を振り下ろすとしみつと、膝立ちで白刃取りの構えを取るしばゆーが無表情でカメラを向くという不思議なシチュエーションの撮影へ。しばゆーはとしみつが振り下ろす竹を頭に当てられ続け、「ちょっと！ 役割変えてもらっていいですか！」と声を上げる。しかし、としみつはしばゆーに向けて表情を変えずに竹を振り下ろし続けた。

さまざまなシーンで構成されたMVの見どころについて聞くと、しばゆーは「“バイブスぶち上げパーティピーポー！”なところを観てほしいです。アクアクララのお水でこんなに盛り上がってるんだぞっていうところを」と話し、「そして注目すべきは木村さんと僕たちの歌です。実力の雲泥の差をぜひお楽しみいただきたいと思います！」と謙遜。てつやも「僕ら3人は木村さんの下にある3つの土管みたいなもんです！」と低姿勢な言葉で木村とのコラボをアピールした。なお完成したMVにはグリーンバックで撮影された合成シーンも盛り込まれている。ぜひ実際の映像で完成したMVの仕上がりを確かめてほしい。

リサイタルズ「Choiced 漢 Soul feat. 木村昴」ミュージックビデオ