にゃんぞぬデシ「勘違い心拍数」 PR

にゃんぞぬデシ|なめられがちな人へ送る応援歌

21歳の新鋭シンガーソングライター、にゃんぞぬデシの配信シングル「勘違い心拍数」が8月10日にリリースされる。

「勘違い心拍数」は7月よりテレビ東京系で放送されているドラマ「Iターン」のオープニングテーマ。アレンジとサウンドプロデュースを美濃隆章(toe)が担当し、會田茂一(G)、中村圭作(Key)、村田シゲ(B / □□□)、柏倉隆史(Dr / toe、the HIATUS)の熟練した演奏が、にゃんぞぬデシの澄んだ歌声を引き立てている。

配信シングルのリリースを記念し、にゃんぞぬデシが音楽ナタリーに初登場。「勘違い心拍数」についてはもちろん、音楽を志したきっかけ、アーティスト名の由来、曲作り修業など、“にゃんぞぬデシができるまで”を語ってもらった。

取材・文 / 高岡洋詞

名前に入れると、ずっと一緒にいられる

──すみません。お名前が長くてフルネームだとちょっと呼びにくいので(笑)、姓と名じゃないですが、短い呼び方を教えていただけますか?

にゃんぞぬデシ

ファンの方からは「デシちゃん」と呼ばれることが多いです。「にゃんぞぬ」だと呼びにくいんだと思います(笑)。

──“にゃんぞう”の弟子という意味だそうで。にゃんぞうさんは小1のときに拾ってきた猫なんですよね?

そうです。飼い始めたときはもう高齢で、10歳近かったと思うんですけど、すっごい長生きしたんですよ。10年以上いましたから、20歳以上まで生きたと思います。

──どうしてご自分のことを弟子だと思ったんですか?

にゃんぞうは年齢的にも私より上だったというのもありますし、何より頭がすごくいいんですよ! 話しかけると必ず目を見て聞いてくれて。お風呂の水が好きで、お風呂場のほうに行くと必ず付いてくるし、人間のコップで水を飲みたがるから、自分のことを人間だと思ってたのかな。

──僕も実家に猫がいたのでよくわかります。

小3ぐらいのときに、抱っこして外を眺めさせてあげたら飛び出しちゃったことがあるんですね。もともと好奇心旺盛な野良猫ちゃんでいつも外に出たがってたから、「このまま帰ってこなくなっちゃう!」とすごく慌てたんですけど、私が「にゃんぞう、お願いだからそこにいて」と呼びかけたら止まってくれたんです。いつもは抱っこを嫌がるのに、捕まえても逃げずにいてくれたし、「ホントに頭がいいし優しい子なんだ!」と感動して、ずっと尊敬してるんです。にゃんぞうが師匠で、私は弟子だなって思って。

──アーティスト名を決めたときはまだご存命で?

生きてました。名前に入れると、ずっと一緒にいられるように感じるので、それで付けた部分もあります。離れていても「あ、にゃんぞう元気かな?」と思うし。mona recordsのレーベルオーディションが高2の3月頃にあって、そこでグランプリを取れたことが最初のCDを作るきっかけだったんですけど、その2カ月後ぐらいに亡くなっちゃったんです。「にゃんぞうが生きてるうちにグランプリ取れてよかったな」と思いました。

マイケル・ジャクソンがとにかく好き! 友達になりたい

にゃんぞぬデシ

──今もきっと雲の上から見守ってくれていると思います。さかのぼってお話を伺っていきたいんですが、お生まれは福島県ですよね。

はい。おじいちゃんとおばあちゃんの家があるんです。小学生の頃から東京に住んでいます。

──小5のときにマイケル・ジャクソンを知ったのが、エンタテイナーを目指すようになったきっかけだとか。

お亡くなりになったときにすごいテレビで放映されていて、「全部の歌、好き!」と思ったんです。当時はどうして好きなのかとかも一切考えず、とにかく好きで。そのあと「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」が公開されたので観に行ったら「また観たい!」と思って、観たらもう1回観たくなって。結局20回ぐらい観に行ったんですね。彼のパフォーマンスはすごくキラキラした気持ちにさせてくれます。私もマイケルさんみたいに、“キラキラ”を人に生み出させてあげる人になれたらと思い、“エンターテイニャー”を目指したいと思いました。

──今思うとどんなところに惹かれたんでしょう?

The Jackson 5のベストアルバムを買ったんですけど、「このときのマイケルさんは、ちょうど私と同い年ぐらいだったんだな」と思って、「私もこうなれるかもしれない!」っていう、勘違いした親近感が勝手に芽生えてたのかなと思います(笑)。お亡くなりになったあとなのに、「友達になりたい」とも思ってました。

にゃんぞぬデシ

──いい話ですね。ちなみに「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」はどのシーンが好きですか?

最初にマイケルさんが飛び出すところです。あと、「They Don't Care About Us」でパフォーマーが一斉にそろって、映像の中から出てきたみたいに舞台上に現れるシーンには「すごい! 本物の3Dだ!」って思いました。もう1つ、誰かと会話してるシーンで、マイケルさんが言おうとしたことを相手の方に遮られたとき、あんな偉大な方なのに、言い返さないんですよ。謙虚で優しい方なんだと思いました。