Nulbarich|ニュースタンダードと向き合った2年ぶりのアルバム「NEW GRAVITY」完成

5組のアーティストが語るNulbarichと「NEW GRAVITY」

KREVA

KREVA

Nulbarichへのメッセージ

数年前に知り合って、自分が主催する「908 FESTIVAL」に出演してもらうタイミングで一緒に曲を作り、それから同じイベントにお呼ばれすることが何度もあってたくさんステージを共にしてきましたが、会う度に存在感が増しているなと感じております。ただそれと反比例するように、JQはいい意味でどんどん力が抜けて、そこがまたらしくてカッコいいなと思います。今作のボーカルにもそれが良く現れていると思うので、こちらも気張らずにゆっくりと楽しみたいと思います。

KREVA(クレバ)
1976年生まれ、東京都江戸川区育ち。BY PHAR THE DOPEST、KICK THE CAN CREWでの活動を経て2004年にソロデビュー。2006年2月リリースの2ndアルバム「愛・自分博」がヒップホップソロアーティストとしては初のオリコンアルバム週間ランキング初登場1位を記録する。確かな実力でアンダーグラウンドシーンからのリスペクトを集める一方、久保田利伸、草野マサムネ、布袋寅泰、古内東子、三浦大知、MIYAVI、鈴木雅之らメジャーアーティストとのコラボも多数。ラッパーとしてのみならずビートメーカー、リミキサー、プロデューサーとしても高い評価を受けている。2019年1月よりソロデビュー15周年を記念して連続リリース企画を始動させる。6月に全曲再録による“ニューベストアルバム”「成長の記録 ~全曲バンドで録り直し~」をリリースし、同月末に東京・日本武道館にて単独公演を開催。同年9月にアルバム「AFTERMIXTAPE」を発表した。2020年は香取慎吾、石川さゆり、PUNPEE、tofubeats、ZORNといったアーティストからの客演依頼を受けてコラボレーション。12月には三浦大知やZORNとのコラボ曲を収めたシングル「Fall in Love Again feat. 三浦大知」をリリースした。

DISH//

北村匠海

DISH//

「NEW GRAVITY」を聴いて

アルバムに漂う浮遊感がすごく心地よくて、らしさと新しさを同じ温度で感じました。
とてもかっこよかったです。

Nulbarichへのメッセージ

単独では映画「HELLO WORLD」、そしてDISH//では「QQ」でお世話になりました。
僕らももう一段二段登って、一番格好良い形でまたご一緒できたら嬉しいです。

橘柊生

「NEW GRAVITY」を聴いて

NEW ALBUM発売おめでとうございます!!
また踊れる曲達がこの世に増えましたね!
独特で圧倒的なサウンドが1回聞いたら耳にこびりつきます。
また凄く素敵な1枚を……
一ファンとして。
ありがとうございます。

Nulbarichへのメッセージ

最新アルバムで「QQ」という曲を提供していただき、僕は歌詞を書かせて頂きました。
デモの段階からめちゃくちゃカッコよかったのと、「DISH//にまた新しい風が吹く…!」って強く思ったのを覚えています。
こんな素敵なアルバムにコメント出来てることが幸せです。
改めて、本当におめでとうございます!

DISH//(ディッシュ)
北村匠海(Vo, G)、矢部昌暉(Cho, G)、橘柊生(DJ, Key)、泉大智(Dr)の4人で構成される、演奏しながら歌って踊るダンスロックバンド。2011年12月に結成され、2013年6月にソニー・ミュージックレコーズよりシングル「I Can Hear」でメジャーデビューした。2015年からは4年連続、通算5回にわたり、元日に日本武道館での単独公演を開催。2019年4月にリリースした3rdアルバム「Junkfood Junction」はオリコンウィークリーチャート2位を獲得し、8月にはバンド史上最大規模となる野外公演「DISH// SUMMER AMUSEMENT '19 [Junkfood Attraction]」を富士急ハイランド・コニファーフォレストで開催した。2020年にはYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」にて公開された「猫」の映像が大きな注目を浴び、「猫 ~THE FIRST TAKE ver.~」およびオリジナル曲「猫」のストリーミングサービスでの総再生回数は2億回を突破。12月に行われた「第62回 日本レコード大賞」で、「猫 ~THE FIRST TAKE ver.~」は優秀作品賞を受賞した。2021年2月に最新アルバム「X」を発表。4月にはテレビアニメ「僕のヒーローアカデミア」第5期オープニングテーマ「No.1」を配信リリースした。

Vaundy

Vaundy

「NEW GRAVITY」を聴いて

やっぱりかっこいいですわ。素直にこのアルバムに参加できているのがすごく嬉しいです。Nulbarichの音楽は常に生活に溶け込み人生というストーリーを彩ってくれます。とにかく気持ちがいい。語彙力を失ってしまいます。恐れ多くも同じ音楽家として感じたのは、「変わろうとしている」というところですね。オールドサウンドを現代に落とし込むことによって音の気持ち良さにはさらに磨きがかかり、これからの時代に新しい提案を呼びかけているようなアルバムだと感じました。
私のおすすめは「LUCK」と「TOKYO」です。音源はもちろん、ライブでのパフォーマンスは最高でした。

Nulbarichへのメッセージ

「ASH」の制作が終わってひと段落したところでJQさんともよくお話しさせてもらえるようになり、純粋に優しい先輩ができたようで凄く安心したのを覚えています。また一緒に何か作りたいなぁ…
これからの新しいステージのナルバリッチもたくさん楽しませてください!

Vaundy(バウンディ)
作詞作曲からアレンジまでを自身で担当し、アートワークのデザインや映像もセルフプロデュースする20歳の現役大学生マルチアーティスト。2019年秋頃からYouTubeに楽曲を投稿し始め、「東京フラッシュ」「不可幸力」のYouTubeでの再生回数が2000万回を突破するなどSNSを中心に話題を集める(現在、YouTubeとサブスクリプションサービスでの総再生回数は5億回を突破)。2020年5月に、Spotify Premium のテレビCMソング「不可幸力」やFODオリジナルドラマ「東京ラブストーリー」の主題歌「灯火」などを収めた1stアルバム「strobo」をリリースした。2021年4月には医療系専門学校の首都医校、大阪医専、名古屋医専のCMソング「しわあわせ」を発表。5月からは東名阪のZeppでワンマンライブ「KATARIBE」を開催する。そのほかラウヴのグローバルリミックスアルバム「~how I'm feeling~(the extras)」に参加するなど、日本のみならず海外に向けての活動も積極的に行っている。

松下洸平

松下洸平

「NEW GRAVITY」を聴いて

出演舞台のツアーで福島へ向かう新幹線の中で「NEW GRAVITY」を聴いていたんですが、流れてく景色と音楽がこんなにもフィットしたのは初めてでした。
スピードにのっていく度に、日常を抜け出してふわっと宙を浮く感覚。
音楽は新しいのに、どっか懐かしい。
朝も昼も夜も寄り添ってくれるNulbarichの音楽は、全方位型だ。
新しいアルバムが出来る度に、僕の日常もカラフルになる。
あぁカッコいい! ズルい(笑)!

Nulbarichへのメッセージ

音楽学校時代、一緒に音楽をやっていた友達が「Nulbarichというバンドでギターを弾いていて武道館でワンマンやってるらしい」という噂を耳にしてすぐさま曲をチェックしました。

俳優業の傍で細々と音楽を続けていた僕は複雑な気持ちになった。何故ならカッコ良過ぎたから。どんな景色にも寄り添ってくれるサウンドとラフさ。まだ誰も作ってなかった音楽を作り続けNulbarichを羨むミュージシャンは僕だけではないはず。

松下洸平(マツシタコウヘイ)
1987年生まれ、東京都出身のシンガーソングライター / 俳優。画家である母のもと、幼少時より油絵を始める。中学に入るとダンスを始め、その後は美術系の高校に入学。高校3年生の頃に観た映画「天使にラブソングを2」に感動して歌手になることを決心し、音楽の専門学校へ入学。初めて自分で詩と曲を書き始める。2008年よりライブ活動をスタートさせ、同年11月には「STAND UP!」でCDデビュー。2009年からはミュージカル「GLORY DAYS」で俳優としての活動もスタートさせ、その後は舞台を中心にドラマなど活動の幅を広げる。2019年には舞台「母と暮せば」、ミュージカル「スリル・ミー」で読売演劇大賞優秀男優賞、杉村春子賞などを受賞。

Mummy-D(RHYMESTER)

Mummy-D(RHYMESTER)

「NEW GRAVITY」を聴いて

ドラム聴けばわかっちゃうんだよね
お里が知れるっていうか。
「ウワモノ」がいかに洗練されていようがいまいが
「ボトム」が全てを現してるっつーか
下半身は隠しきれない(笑)
要するに
なんとHIP HOPなアルバムか、ということ。
これは音の話ですらなくてほとんど嗅覚の領域なんだけど
地元民にはわかっちゃうんだよね
キックとスネアの質感、タイミング、危うさ。
JQは流麗なコード進行やアンサンブルに加え前にも増して
「ラフネス」という新たな武器を手にした気がする。

Nulbarichへのメッセージ

JQ、元気ー?オレだよ、Mummy-Dだよ。
コラボ誘ってくれてありがとう。嬉しかった。
とりあえずいいもん出来てオレ的にはムッチャHAPPYです!
コロナ禍での最も大きな喜びだったかも知んない。
なんつーかお互いプロデューサー体質なもんで
主役の座をお互い譲り合ったりしちゃってさあ
なんつーかオレらって似てるよね?ってのが実感できた
サイコーなセッションでありました。楽しかったよねー!
池袋のクラブ「BED」で十数年前
初めて出会った時のことを覚えているって言ったのは嘘だけど
これからまだまだ共作してマジック起こしていきたいなあと思ったわー。
前髪そろいすぎやでー。

Mummy-D(マミーディー)
1970年、横浜市生まれのラッパー / プロデューサー。 1989年に宇多丸と出会いヒップホップグループ・RHYMESTERを結成し、1993年にアルバム「俺に言わせりゃ」でインディーズデビューを果たす。メンバー交代を経て1994年にDJ JINが加入し、現在の編成に。近年はドラマ、CM、舞台などに出演する役者業やナレーター業などにも活動の場を広げている。RHYMESTERとしては2020年12月に書籍「KING OF STAGE ~ライムスターのライブ哲学~」を発売。2021年4月にはMTVのアコースティックライブ企画「MTV Unplugged: RHYMESTER」の模様をパッケージ化したライブアルバム / 映像作品「MTV Unplugged: RHYMESTER」をリリースする。