乃木坂46 5期生が総出演「新・乃木坂スター誕生!」見どころ紹介|メンバー&オズワルドのコメントも (3/3)

奥田いろは(おくだいろは)

──5期生だけでのバラエティ初挑戦となった「新乃木坂スター誕生」。Blu-ray BOX第1巻には記念すべき初回から10回までの放送が収録されますが、放送を重ねていく中で「成長したな」と感じる部分は?

歌うことは昔から好きだったのですが、感情を歌に乗せるのが苦手で私の中での課題でした。
曲について調べて、歌詞の裏にどんな意味を込められているのか理解するのも最初はできなかったのですが、回を重ねるごとに楽曲理解や表現ができるようになった気がします! そこが成長したポイントです

──「新・乃木坂スター誕生!」#01~#10で一番思い出に残っているソロ歌唱&ユニット歌唱シーンを挙げて、その理由を教えてください。

最初に弾き語りをさせていただいた「遠くで汽笛を聞きながら」です。
堀内孝雄さんと生演奏とハモリをさせていただくということで最初からハードルが高く緊張しましたが、堀内さんがリハーサルのときから優しく面白く緊張をほぐしてくださったのですごく気持ちよく歌えました。
ハーモニーが心地よいので、ぜひたくさん聴いていただきたいです。

ギター弾き語りで「遠くで汽笛を聞きながら」を披露した奥田いろは。

ギター弾き語りで「遠くで汽笛を聞きながら」を披露した奥田いろは。

──Blu-rayで繰り返し何度も観たい楽曲は?

「以心電信」
岡本姫奈の声と曲が絶妙にマッチしていて、一度聴くと頭に残ってクセになります!
そしてあの3人を見てると元気になれるので、繰り返し何度も見たくなる映像だな~と思います!

「ルージュの伝言」
池⽥瑛紗はこの曲を歌うのが苦手だと言っているのですが、私から見たらめちゃくちゃかわいくてお人形さんみたいで瑛紗の声も合ってて動きもクセになるし大好きです!

川﨑桜(かわさきさくら)

──放送を重ねていく中で「成長したな」と感じる部分は?

私が初めて歌わせていただいた曲は「微笑がえし」でした。
デビューして数週間、右も左もわからず、ただ与えられた曲を歌うことに精一杯で、画面越しからも伝わるような緊張感の中、顔が引きつってうまく笑えていない自分を観返すと、今の笑顔は自然になったなと成長を感じます。最初の頃はほとんどトークにも参加できなくて、自分の名前と好きな芸人さんしか言えなかったんです。ちゃんとそれぞれ個を持っている5期のメンバーに自分なんかがいて本当にいいのだろかと毎日悩む日々が続きました。
でも周りのみんなの助けのおかげで回を重ねるごとに徐々に素の自分を出せるようになって、トークも少しずつ楽しめるようになったことは成長した部分なのかなと思います。

──「新・乃木坂スター誕生!」#01~#10で一番思い出に残っているソロ歌唱&ユニット歌唱シーンを挙げて、その理由を教えてください。

一ノ瀬美空と歌った「これが私の生きる道」です。
美空とオーディションに受かった頃から2人で何かユニットができたらいいねと話していたので、この曲を2人で歌えたことがうれしかったです。同い年ということもあり、当初から美空は私にとってすごく心強い存在だったので、そんな美空と一緒に歌えたときは緊張とかを乗り越えて、初めてこの番組で心から笑えた瞬間だったなと思います。
1人では怖かった収録も隣で笑ってくれている美空と一緒ならできる!と、1つ自分の殻を破る手助けをしてくれた美空には本当に感謝しています。

──Blu-rayで繰り返し何度も観たい楽曲は?

初めて歌わせていただいた「微笑がえし」です。
緊張で頭が真っ白になって足の震えが止まらなかった光景が今でも忘れられなくて(笑)。
このときの自分たちを見ると少しは成長できた気がして前向きな気持ちになれるんです。

「微笑がえし」を披露した川﨑桜、一ノ瀬美空、池田瑛紗(左から)。

「微笑がえし」を披露した川﨑桜、一ノ瀬美空、池田瑛紗(左から)。

井上和の「Story」も観返したいです。
「新・乃木坂スター誕生!LIVE」を終えたあと、改めて初期の和の「Story」を観ると、もともとすごく歌が上手だった和もさらに上手になっていて、より感情が伝わってくるような歌い方になったなと感じます。
メンバーの成長をそれぞれ見たいので、やっぱり全部観たいです(笑)。

菅原咲月(すがわらさつき)

──放送を重ねていく中で「成長したな」と感じる部分は?

この番組が始まると聞いたとき、歌が得意ではなかったので不安しかありませんでした。
しかし、同期の成長していく姿やボイストレーニングを担当してくださっている先生からのお言葉、そしてゲストさんとコラボさせていただき「こうしたらうまく歌えるよ」など数多くのアドバイスをいただいて少しずつ自分の歌に自信を持てるようになりました。
最初が自分の評価がマイナスからのスタートだったというのもありますが、回を重ねるごとに苦手だった高音が出せるようになってきたりと自分でも少し成長したなと実感する部分が増えてきてうれしかったです。

──「新・乃木坂スター誕生!」#01~#10で一番思い出に残っているソロ歌唱&ユニット歌唱シーンを挙げて、その理由を教えてください。

武田鉄矢さんと奥田いろはと歌った「贈る言葉」、初めてソロ歌唱した「あなたに会えてよかった」が印象に残っています。
「贈る言葉」は、歌唱前に武田鉄矢さんが楽曲の裏話を話してくださって、より感情を込めながら、情景を思い浮かべながら歌唱できたので印象に残っています。

「あなたに会えてよかった」は、初めてソロで歌わせていただいてたくさんの方にうれしい言葉をいただいたのですごく印象的です。
歌が得意ではなかったので、バラード系の楽曲に挑戦するのが少し怖かったのですが、練習を重ねていくうちに少しずつ自信を付けていったのを覚えています。

「あなたに会えてよかった」をソロで披露した菅原咲月。

「あなたに会えてよかった」をソロで披露した菅原咲月。

──Blu-rayで繰り返し何度も観たい楽曲は?

「First Love」「Blue Velvet」は繰り返し観たいなと思います。
「First Love」は中西アルノのよさが詰まっていると個人的に思っていて、何度聴いても飽きないんです。人の心を動かせる歌唱ができるのは才能だと思うのでとても尊敬しています。
「Blue Velvet」は井上和の歌声と奥田いろはと小川彩の大人っぽい少し色気のあるダンスが大好きで録画を繰り返し観ているくらい大好きです。
同年代で小川彩に至っては年下なのにこんなにカッコよくパフォーマンスができるのか……と圧倒された思い出があります。

冨里奈央(とみさとなお)

──放送を重ねていく中で「成長したな」と感じる部分は?

私はこの番組が始まる前はすごく歌が苦手で、カラオケでも友達と歌いに行ったときは今まで2、3曲くらいしか歌ったことがなくて。なのでこうして4期生の先輩方が積み上げてきた歌の番組を受け継ぐと聞いたときは、正直不安しかありませんでした。
けれど、どんどん番組の収録が進むにつれて今まで聴いたことのないようなジャンルの曲だったり自分の好みの曲をたくさん知ることができて、練習しているうちに歌も音楽もより好きになりました。
最初の頃は出なかった高い音だったり、声の出し方、気持ちの込め方、たくさん学んで成長することができました。これからもっともっと成長したいです!

──「新・乃木坂スター誕生!」#01~#10で一番思い出に残っているソロ歌唱&ユニット歌唱シーンを挙げて、その理由を教えてください。

思い出に残っているソロ歌唱は、いきものがかりさんの「ありがとう」です。
この曲は番組でも披露させていただきましたし、「新・乃木坂スター誕生!LIVE」でも披露させていただいたので、私にとってとても大切な1曲です。そしてソロで歌唱したのも初めての曲だったので、より印象に残っています。

「ありがとう」を歌う冨里奈央。

「ありがとう」を歌う冨里奈央。

この曲をボイストレーナーの先生の前で初めて歌ったとき、「このままだとテレビでは歌えないかもしれない」と言われてしまいすごく落ち込んだのを覚えています。
けれど、私に合った改善方法を先生が教えてくださって2回目のレッスンではすごく褒めてくれました。 5期生の皆も本番収録する前に「がんばれ!」とか「なおならできるよ!」という声掛けをしてくれて一生懸命がんばった曲です。気持ちを込めたのでぜひ聴いてほしいです!

ユニット曲は、「崖の上のポニョ」です。
この回はファンの方からすごく反響がよくて、オンラインミート&グリートでたくさんの人から前回の「新・乃木坂スター誕生!」のポニョよかったよ~と温かい言葉をもらいました。
いまだにポニョの回のこと言われます!
楽しく歌ったのでぜひ観てください!

──Blu-rayで繰り返し何度も観たい楽曲は?

私は池⽥瑛紗の「ルージュの伝言」がすごく大好きで、もうお家で5、6回は見てると思います(笑)。動きとか表情とか歌い方とかホントに全部好きで私はたくさん観ています!

小川彩「時をかける少女」もすごく好きです!
彩が堂々と歌っている姿がかわいくてカッコよくて、キラキラ輝いていていました! 印象に残ってます!

中西アルノ(なかにしあるの)

──放送を重ねていく中で「成長したな」と感じる部分は?

私が成長したなと感じるのは、カメラ前での魅せ方です。
この「新・乃木坂スター誕生!」を通して、聴き手を歌の世界に引き込むには歌唱だけでなくて視覚からの情報もすごく影響していることを知りました。
番組で最初に歌った「First Love」では息継ぎや力を込めるところ抜くところなど、歌唱部分にしか意識を置いていなかったので、正直今では映像を観返せません(笑)。
でも、番組に来てくださるゲストさん方を見ると、動きひとつ視線ひとつにも意味を持たせることを大切にしていらっしゃっていました。
そういうところから学び、自分の力にできたかなあと思います。

「First Love」を歌う中西アルノ。

「First Love」を歌う中西アルノ。

──「新・乃木坂スター誕生!」#01~#10で一番思い出に残っているソロ歌唱&ユニット歌唱シーンを挙げて、その理由を教えてください。

私が印象に残っているのは相川七瀬さんと一緒に歌わせていただいたアン・ルイスさんの「六本木心中」です。
この曲は私が初めてゲストさんと2人で歌わせていただいた曲で、歌唱のリハ中に相川七瀬さんから「歌い方かっこいいね」と言ってくださったのがすごく嬉しくてよく覚えています(笑)。
私は今まで自分で聴く音楽のジャンルはかなり偏っていて、あまりこういうロックは聴いたことがなかったし歌ったこともなかったのですが、「私、ロック好きかも」と新しく発見できたのがこの楽曲です。
初めてプロの方と一緒に歌わせていただいて、歌唱中もリハ中も圧倒されることばかりでした。でも、その中でも「盗めるところは盗もう」と思って一緒に歌唱していたのもすごく記憶に残っています。

──Blu-rayで繰り返し何度も観たい楽曲は?

奥田いろはちゃんと堀内孝雄さんが一緒に歌った「遠くで汽笛を聴きながら」です。
お2人の声がギターの弾き語りとの相性がすごく優しくて収録中にたくさん泣いてしまいました(笑)。
私はこの楽曲で初めてフォークソングというものを知ったのですが、初めて聴く曲なのにどこか懐かしい気持ちになるような温かさがあって、もうすでに録画したオンエアを何度も観返しています。
何度観返しても新鮮に感動できる神回だと思っています。

「新・乃木坂スター誕生!」番組MC・オズワルドが語る
乃木坂46 5期生の成長

オズワルド

オズワルド

──「新・乃木坂スター誕生!」番組MCの視点から見た乃木坂46 5期生の魅力を教えてください。

伊藤俊介 気合が入っているというか、物怖じしないイメージがありますね。緊張はしてるんでしょうけど、歌が始まっちゃえば堂々としてる。カッコいいなと思います。

畠中悠 個性的ですね。各々のキャラクターはもちろん、歌声にもそれぞれの色があって。全員タイプが違っていて、魅力的だなと思います。

──放送を重ねる中でメンバーの変化、成長を感じる部分は?

伊藤 びっくりするくらい違いますよね。最初の頃と最近とでは。

畠中 最初の頃は収録中によく泣いてましたからね。今は感動して泣くというのはあるけど、失敗して泣くようなことはなくなった。強くなってるんだなあと。

伊藤 トークではめっちゃしゃべるようになりましたね。そもそも、声の大きさ自体が初めの頃とは全然違う。おとなしい子なのかなと思っていたら、しゃべらせてみたらすげえ変なことを言ってきたり……こちらもメンバーそれぞれのキャラがだいぶわかってきたし、向こうも素で向かってきてくれるようになりましたね。

畠中 歌も、全員回を追うごとにうまくなっていますね。

──「新・乃木坂スター誕生!」#01~#10で特に印象に残っているシーンや楽曲は?

伊藤 武田鉄矢さんがゲストのとき。みんな「3年B組金八先生」を観ていない世代なのに、全員泣いてたのが印象的で(笑)。

畠中 僕らは金八世代なので、感動しましたね。やっぱり金八先生はすごいなと。

伊藤 すごく特別な回になりました。

畠中 個人的には、タケカワユキヒデさんが来たときに僕も初めて一緒に歌わせてもらったのがすごくうれしかったです。そんな経験、めったにできないじゃないですか。

伊藤 あとはシンプルに八代亜紀さんにお会いできたのはうれしかったな。芸能界の全部を知ってる人、という印象なので、個人的にはとんでもないプレッシャーでしたけど。

──これからの乃木坂46 5期生に期待することは?

畠中 期待というか………このままでいてほしい。

伊藤 忘れないでほしいですよね、初心を。今やりたいと思っていることを。

畠中 たぶんみんなすごくピュアなんで、だからこそたくさんのことを吸収している時期だと思うんです。そのピュアな心のまま成長してほしいですね。

伊藤 イエガーとかテキーラとかに出会わずに(笑)、そのまま純粋に生きていってほしいです。

畠中 六本木の最上階とかで飲むような子にはならないでほしい(笑)。

伊藤 ワンメーターでタクシーに乗るような子にはならないように(笑)。

プロフィール

乃木坂46(ノギザカフォーティシックス)

2011年8月に「AKB48の公式ライバル」として誕生したアイドルグループ。グループ名の「乃木坂」は最終オーディション会場の「SME乃木坂ビル」、「46」は「AKB48より人数が少なくても負けないという意気込み」に由来する。総合プロデュースはAKB48同様、秋元康が担当。全国規模のオーディションにより、3万8934人の応募の中からスターティングメンバーとして33名が選出された。2012年2月にシングル「ぐるぐるカーテン」でメジャーデビュー。2013年には5都市を巡る初のツアー「真夏の全国ツアー2013」、12月には初の東京・日本武道館公演を成功させた。2015年1月には1stアルバム「透明な色」をリリースし、同年末に「NHK紅白歌合戦」への初出場を果たす。2017年に17thシングル「インフルエンサー」、2018年に20thシングル「シンクロニシティ」で日本レコード大賞の大賞を2年連続で受賞。2022年2月には5期生メンバーとして五百城茉央、池田瑛紗、一ノ瀬美空、井上和、岡本姫奈、小川彩、奥田いろは、川﨑桜、菅原咲月、冨里奈央、中西アルノの11名が加入した。同年5月に神奈川・日産スタジアムでデビュー10周年記念ライブ「乃木坂46 10th YEAR BIRTHDAY LIVE」を開催。12月に通算31枚目のシングル「ここにはないもの」を発表した。2023年2月、神奈川・横浜アリーナで開催される「乃木坂46 11th YEAR BIRTHDAY LIVE」をもってキャプテンの秋元真夏がグループを卒業する。

オズワルド

伊藤俊介と畠中悠による漫才コンビとして2014年11月に結成。2019年には「第五回 上方漫才協会大賞」で文芸部門賞を受賞し、同年末にはABC「M-1グランプリ2019」の決勝に進出した。「M-1」にはこの年から2022年まで4年連続で決勝進出。また2021年にはABC「第42回ABCお笑いグランプリ」で優勝を果たした。現在はさまざまなバラエティ番組などで活躍しており、2022年4月スタートの日本テレビ系「新・乃木坂スター誕生!」ではMCを務めている。