インタビュー
「ブルーハワイレモン」MVの怜音は“普段の怜音”
──3rdシングル表題曲の「ブルーハワイレモン」は夏にぴったりのさわやかなラブソングです。前作「初恋シンデレラ」に続いて恋がテーマになっていますね。
小澤愛実 はい。前作は初恋の気持ちを歌った楽曲でしたが、今作は「キスしよう!」という言葉が入っていて、「前回よりも大人な雰囲気の楽曲になっている!」とドキドキしました。さらに「ブルーハワイレモン」は王道ラブソングに夏の要素が加わっていて、さわやかな曲になっています。先輩方(=LOVE、≠ME)がライブで夏曲を披露されている姿を見て「私たちもいつかは」と思っていたので、今回念願の夏曲をいただけてうれしいです。
藤沢莉子 最初にこの楽曲を聴いたとき、歌詞を見なくても夏の景色が思い浮かびました。自分たちが夏に野外でライブをしている姿も想像できましたし、「これはライブで輝く曲だ!」と感じました。
村山結香 =LOVEさんも≠MEさんも、3rdシングルでそれまでのイメージをガラッと変える楽曲をリリースされていたので、私たちもきっと今までとは違う雰囲気の楽曲になるのかなと予想していたのですが、「≒JOYにとってイメージがガラッと変わる楽曲ってどんな雰囲気の楽曲なんだろう?」とも考えていました。
──夏のラブソングが来るという予想はしていましたか?
村山 いえ、まったく予想していませんでした。愛実が言った通り、前作よりも少し大人な恋を描いていますし、アルバイトから始まる恋愛というのも新しいなと思いました。「初恋シンデレラ」とはまた違ったドキドキやキュンキュンをお届けして、≒JOYの新たな一面をファンの皆さんに見ていただけたらいいなと思っています。
──カッコいい表情を見せることの多かったセンターの江角さんが、今作では“恋する乙女”になりきっています。その点では大きく変わったように思うのですが、メンバーの皆さんから見ていかがでしょうか?
大信田美月 怜音は普段もファンの方にカッコいい言葉を言ったりするので、キザなイメージがあるかもしれませんが、メンバーから見ると、今回のMVの怜音の表情は“普段の怜音”という印象です。普段の怜音は好きなアイスを食べて喜ぶこともありますし、とても無邪気でかわいいです。MVの中で見せる笑顔の表情はまさに「素の怜音だ!」と思いました。
髙橋舞 メンバーから見た怜音のイメージは「無邪気で少し天然な部分もあるかわいい人」なんです。今作のMVの怜音はとてもかわいいですし、表情の演技がとても上手で素敵です。
MV撮影は青春を味わっている喜びが大きかった
──ではそのMVについて詳しく話を聞かせてください。
市原愛弓 今回、鹿児島で時間をかけてじっくりと撮っていただき、とても素敵な映像になったと感じています。実はとても寒かったんです。
村山 ダンスシーンの撮影も寒く、私はカイロを貼って撮影に挑みました。空が曇っていたのですが、スタッフの方々が天気図を見ながらタイミングを見計らってくださり、そのおかげで青空の下で撮影できたのでスタッフの皆さんには感謝しています。
小澤 みんなで海に入るシーンは、冷たさよりも青春を味わっている喜びのほうが大きかったです。あとプールでの撮影も楽しかったです。
藤沢 今回のMVの撮影地にはカフェもあり、そこの揚げパンをみんなで食べたのも思い出です。みんな口の周りが粉だらけでした。
──これからステージで「ブルーハワイレモン」を披露する機会が多くなると思いますが、ライブではどの部分に注目してもらいたいですか?
大信田 明るくキャッチーな振付になっているので、一緒に踊って楽しんでもらえたらいいなと思います。また曲中のセリフも注目ポイントです。ライブではきっと盛り上がるはず!
小澤 今までリリースした≒JOYのシングルの表題曲にはすべてセリフが入っているのですが、そこは私たちの楽曲の特徴です。ライブになると、セリフのニュアンスも音源とはまた違ったものになると思います。私自身もメンバーのセリフを楽しみにしています!
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楽曲を通してたくさん「大好き!」と伝えていきたい