一緒に楽しみたい、盛り上がりたい気持ちが大事

──先日、フランスで開催された「JAPAN EXPO 2012」でのライブはいかがでしたか？

スゴク楽シカッタデス。「JAPAN EXPO」ハ日本ノサブカルチャーヲ紹介スルフェスデ、ホカニハももいろクローバーZヤきゃりーぱみゅぱみゅナドガ出演シテイテ。延ベ20万人グライ集マッタラシイデス。我々ヘノ反応モトテモ良カッタデス。オーディエンスガ日本好キナ方々バカリダッタトイウコトモアッテカ、我々ガステージニ現レルト、モウ恍惚ノ眼差シデシタ（笑）。

──その直後に10-FEETが主催する「京都大作戦2012」に出演してますね。これはまた全然違うタイプのフェスで。

ソウデスネ。完全ニロックフェスティバルデスネ。

──フェスと言えば、MAN WITH A MISSIONは「AIR JAM」に大きな影響を受けたそうですね。「京都大作戦」は「AIR JAM」のマインドに近いフェスですよね。

ハイ。アーティスト主導ノD.I.Y.ナフェスデシタ。主催者モオ客サンモ出演者モ同ジ方向ヲ見ツメテフェスヲ成功サセタ、トテモ素晴ラシイモノデシタ。去年モ出サセテイタダイテ、2年連続デ出ラレテ、感謝シカナイデス。

──「京都大作戦」に出演していたバンドの中で、MAN WITH A MISSIONはかなり異色ですよね。

見タ目ハソウデスヨネ。

──そういう中でもオーディエンスに受け入れられ、盛り上がる。自分たちではその状況をどう感じていますか？

ジャンルハ違ウカモシレマセンガ、メンタリティデハ共通スルモノガアルンジャナイカナト思ッテイマス。マズ「京都大作戦」ハ決シテヒトツノジャンルニトラワレタフェスデハナイ。ジャンルハソレゾレ違イマスガ、一緒ニ楽シミタイ、一緒ニ盛リ上ガリタイトイウ気持チヲドノバンドモ持ッテイタ。ソコガズレテイナケレバ、ドンナジャンルデアッテモオーディエンスハ受ケ入レテクダサルト思イマス。逆ニ言エバ、ジャンルハ同ジデアッテモ一緒ニ楽シモウトスル気持チガナケレバ、フェスカラ浮イテシマウト思イマス。ソウイッタコトヲオーディエンスハスグニ感ジ取リマスカラネ。

──オーディエンスは変なこだわりを持っていないわけですね。

全クナイト思イマス。素晴ラシイコトダト思イマス。

悲鳴が歓声に変わった

──1年前に取材したとき、「自分達がステージに立つとキャーっていう声がした」っておっしゃっていましたよね。

悲鳴ヤドヨメキデスネ（笑）。最初ノ頃ハ我々ガステージニ立ツト「何？コレ」ッテ反応デシタ。

──今は違いますよね。キャーが悲鳴ではなく歓声になっていますよね。

ハイ。アリガタイコトニ、イツモ大キナ歓声ヲイタダイテマス。音楽ソノモノヲ受ケ入レテクダサッテイルンダト思イマス。

──つまり人間であってもオオカミであっても関係ない、見た目は関係ないんだよってことが、MAN WITH A MISSIONが伝えたいメッセージのひとつで、それを体現できているわけですね。

イエスイエス！ ヤハリ人間ノ皆様ハ、最初ハ顔ヤスタイルヲ見テシマウト思ウンデス。「ドンナ人ガヤッテイルンダロウ？ コンナ人ナノカ。ナラコウイウ音楽ナノカナ？」トカ。シカシ我々ハオオカミナノデ、ソウイウ意味デハ顔ニハ興味ヲ持タレマセン。ダカラ我々ハビジュアル的ナインパクトハアルトハ思ウノデスガ、1周回ッテ、逆ニビジュアルデハナク純粋ニ音楽ヲ聴イテクレテイルンダナッテコトヲ感ジ取ルコトガデキマス。

──なるほど。面白いですね。このビジュアルだからこそ、逆にイメージを固められることがない。確かに人間同士なら顔色を伺ったりするけど、オオカミの顔色はわからないですもんね（笑）。

イエス。外見デハナイッテコトヲ、コノ外見デ示シテイルワケデスネ、結果的ニ。デ、音楽トハソウイウモノデスヨネ。音楽トハ自由デアルコトガ前提、イヤ前提モクソモナイ、音楽自体ガ自由ナモノナノデス。見タ目モ人種モ国籍モ言葉モジャンルモ関係ナイ、ト思イマス。