「BBoom BBoom」が1位候補だと知ったとき泣き崩れた

──皆さんがグループ結成前にサバイバル型オーディション番組「MOMOLANDを探して」への出演が決まったときの心境を教えてください。

ヘビン　私たちは当日まで番組の出演すら知らされてなかったんですよ。番組内での反応は本当にリアルなもので、今思い返すといい機会だったとは思います。番組があったからこそ、アーティストとして活動していく意思が固まりましたし。

──もう1回やりたいと思いますか？

一同　いいえ！

デイジー　あれはもはや恐怖以外の何物でもない……（笑）。

──今年1月に発表された「BBoom BBoom」が韓国の音楽ランキング番組で軒並み1位を獲得しました。あのときはどんな気持ちだったんですか？

ヘビン　正直戸惑いました。それまではテレビで先輩たちが1位を取っているのを観て「ああ、1位を取る人もいるんだなあ……いいなあ」と思っていて、自分たちが1位になれるなんて想像すらできなかった。韓国の音楽番組では1位候補曲というのが事前に2、3曲発表されるんですが、そこに「BBoom BBoom」が入っているのを観たとき、メンバー全員がその場で泣き崩れてしまったんですよ。それくらい信じられなかったし、うれしかった。

──韓国の音楽番組では1位になったアーティストが最後に出演者全員にお祝いされますよね？ 自分たちがあの場の主役になってみた感想はどうでしたか？

ナンシー　素直にうれしかったです。でも戸惑いもあったし、よくわからなかったというのが正直な感想です。

テハ　みんながMOMOLANDをお祝いしてくれたのはありがたかったな。「ああ本当に1位を取ったんだなぁ」って実感できた。

──「BBoom BBoom」はユニークなラブソングですね。

ヘビン　男女のラブソングって言うよりは、好きな人に対して自分の魅力を“BBoom BBoom”（プムプム）って出すって感じ。愛嬌があるって言うか、最初に曲を聴いたときは笑っちゃった（笑）。

ヨンウ　不安もあったよ。だって「Freeze!」まではどちらかと言うとかわいい感じの曲が多かったじゃない？ でも「BBoom BBoom」は全然雰囲気が違ったから、「これ、私たちでできるのかな？」って。曲は楽しいし、こういう感じをやれるのはうれしかったけど心配も大きかった。とは言え、一生懸命練習すれば克服できるだろうなって、メンバーみんなで話し合いました。

──MVも面白いですね。

ヘビン　あのビデオは通販番組をイメージして作られているんですけど、メンバーそれぞれの個性がかなり出ていると思います。

アイン　今はこういうインタビューの場だからみんな猫かぶってますけど、普段はめちゃめちゃテンション高くて「BBoom BBoom」のMVみたいな感じなんですよ（笑）。

──音楽番組では「ジュイダンス」が話題になりましたね。

ジュイ　最初にあの振り付けを教えてもらったときは「これを本当にやるの!?」って思いました（笑）。でもメンバーが「面白いじゃん」「やりなよ」と言ってくれて、いろんな新しいアイデアをくれたんです。それがすごく力になった。今でこそ「ジュイダンス」と言われてすごく話題になっているけど、それはメンバーみんながいてくれたからできたことだと思ってます。