韓国のガールズグループMOMOLAND（モモランド）が6月13日にシングル「BBoom BBoom」（プムプム）の日本語バージョンで日本デビューを果たす。2018年1月に発表した「BBoom BBoom」の韓国語バージョンがYouTubeで再生回数5800万回を超えるなど国内外で多くの注目を集めている彼女たち。音楽ナタリーでは2月28日に日本でリリースされたベストアルバム「MOMOLAND The BEST ～Korean Ver.～」のプロモーションタイミングで初来日した彼女たちにインタビューを行った。どこまでもひたむきで明るい9人の魅力に迫る。

取材・文 / 宮崎敬太　撮影 / 塚原孝顕

日本の人たちはみんな優しい

──日本でも「MOMOLAND The BEST ～Korean Ver.～」がリリースされました。

ヘビン　「MOMOLAND The BEST ～Korean Ver.～」には今まで韓国でリリースした曲がすべて収録されているんです。韓国でリリースしていたものが日本で公式にリリースされるということは光栄ですし、すごくたくさんの方にMOMOLANDが愛されているんだなということを実感します。

──日本はどうですか？

ヘビン　MOMOLANDとして日本に来るのは初めてだよね。

ジェイン　私は旅行で何度か友達と日本に来たことがあるんです。でもみんなは初めてだから、日本独特の雰囲気が新鮮だったんじゃない？

ナンシー　うん。街がキレイで清潔だと思った。街並みもかわいい。

デイジー　今までは日本の街並みなんて映画やドラマでしか観たことがなかったもんね。

ヘビン　私は日本のアニメが大好きだから、日本に来て自分がアニメの世界に入っちゃったような感じがしました。不思議な気分。

アイン　あとみんな優しいよね。すごく親しみやすいと言うか、受け入れてくれている感じがしました。

ナユン　それは私もすごく印象的だった。昨日、大阪のイベントで実際に日本のファンと話したんですが、みんなすごく気楽に話してくれるんですよ。私はちょっと人見知りなところがあるからありがたかった。

ヨンウ　私は横断歩道でみんなちゃんと信号待ちしているのが新鮮でした（笑）。韓国ではみんなそういうのあまり守らないじゃない？ 日本人が規則正しいというのは聞いていたけど、実際にそれを目の当たりにして感動しちゃった。あと日本のお団子が大好きです！

ジェイン　日本は本当においしいものがいっぱい。私はうどんが好き。

テハ　空港を出て最初に行ったのが、うどん屋さんだったもんね（笑）。そのお店は給仕さんが着物を着ていたりして、韓国でもすごく有名で。私はお座敷にある背もたれの硬い椅子に一度座ってみたかったんですよ。韓国にはそういう椅子がないから。今回ようやくその椅子に座ることができたのがうれしかったです。あと下駄箱の鍵。木の札みたいのをポンッて入れるの。あれも初めて体験しました。

ヘビン　私はもうコンビニが楽しくて（笑）。日本はいろんな種類のお菓子があって最高。

ジュイ　私はYouTubeで日本の小さいフィギュアの動画をたくさん観ていたんです。それを実際触ってみたい。