豆柴の大群「まめジャー!」特集|「水曜日のダウンタウン」演出・藤井健太郎×渡辺淳之介インタビュー&ファーストサマーウイカ参加「らぶ地球」制作レポート

「水曜日のダウンタウン」運命のクロちゃん体重発表

豆柴の大群とクロちゃん。

1月某日、TBSにて「水曜日のダウンタウン」の収録が行われた。この日の収録内容は、クロちゃんの1カ月間におよぶダイエットの減量数により豆柴の大群とのコラボ相手が決まる「“フィーチャリングアイドル”ランクアップ」企画をメインとしたもの。クロちゃんはダイエットに勤しんでいる様子を自身で撮影していたが、ビデオカメラの電源を切ったあと、番組恒例の隠し撮り映像ではカロリーの高い弁当を食べている一部始終が捉えられていた。

そんな様子を見かねたスタッフは、プライベートジムを紹介し、クロちゃんは美人トレーナーのサヤカさんと出会う。番組内では主にサヤカさんへの熱い恋愛感情をあらわにしたクロちゃんの物語が描かれ、クロちゃんは「MONSTER HOUSE」「MONSTER IDOL」企画と同じくあっという間に恋愛モードに入り、「10kg痩せたらサヤカに告白する」と決断。しかしサヤカさんはダイエット企画を成功させるための仕掛け人だったこともあり、クロちゃんの告白を断る。

一時は10kgの減量に成功したクロちゃん。企画ラインナップの最高ランクである生駒里奈と豆柴の大群のコラボが実現する状況だったが、失恋の反動からやけ食いをしてしまい、リバウンドの懸念が残る中、運命の体重測定の日を迎えた。

ダウンタウンをはじめ、出演陣と豆柴の大群が見守る中、スタジオにバスローブ姿のクロちゃんが登場。クロちゃんは「豆柴の大群のためにがんばりました」と意気込み、いよいよ体重測定へ。その結果、94.1kg。ダイエット開始当初の102.6kgから-8.5kgのダイエットに成功し、ファーストサマーウイカと豆柴の大群のコラボが決定した。

「え、ウイカちゃん? (松井)珠理奈がよかった!」と個人的な思いを吐露するクロちゃんだったが、豆柴の大群メンバーはウイカとのコラボ決定に驚きの表情を見せつつ、大喜びの様子だった。

豆柴の大群 feat. ファーストサマーウイカ「らぶ地球」レコーディング&MV撮影現場レポート

ファーストサマーウイカによる「らぶ地球」レコーディング

ファーストサマーウイカとリモートで対面した松隈ケンタ。

豆柴の大群とのコラボが決定し、東京・スクランブル代沢スタジオにやって来たファーストサマーウイカ。ウイカは第1期BiS、BILLIE IDLEで活動経験があり、スタジオにいるレコーディングスタッフとひさびさの再会を果たした。WACK所属グループの音楽プロデュースを手がけ、スタジオを運営するSCRAMBLESの代表である松隈ケンタは地元福岡からリモートでウイカと対面。ウイカは挨拶がてら楽曲のデモ音源の感想を伝え、レコーディングブースに移動した。

ウイカは「豆柴に馴染ませましょうか?」と歌い方について提言すると、松隈は「いや、浮いていたほうがいい。ウイぽんはウイぽんらしさを出したほうがいいばい。そのほうが面白いけんね」と返答。このほかにもウイカは時折意見を出しつつ、着々と歌入れ作業を進めていく。

松隈のボーカルディレクションは「木梨憲武風に」「子供っぽくかわいいのもいっとこう」など独特なものが多い中、ウイカはひさびさの松隈とのやり取りに「なんか楽しくなってきた!」とテンションが上がる。最後に「パンチラインの代わりにパンティライン」という合いの手パートの歌入れを行い、レコーディングは終了した。

豆柴の大群「らぶ地球」ミュージックビデオ撮影

豆柴の大群とファーストサマーウイカ。

「らぶ地球」のミュージックビデオのテーマは、クロちゃんの歌詞と同様に「地球を救うんだ!」。MVでは地球を救うために奮い立った豆柴の大群が、なぜか縁日にあるスーパーボールすくいをし始める。そこには地球柄のスーパーボールがあり、それを救うことで地球の元気を取り戻していくというストーリーだ。しかしポイが破けたり、イガイガの突起が付いた“ウイルスボール”をすくってしまったりしているうちに、地球の元気がまたなくなってしまう。窮地に立たされた5人の前に救世主となるファーストサマーウイカが現れ、5人とウイカが協力して地球を持ち上げることで、文字通り「地球をすくう」のであった。

東京都内某所では、午前に撮影がスタート。まずは豆柴の大群メンバーがリップシンク撮影や、スーパーボールすくいなどの撮影をこなしていった。午後に救世主となるウイカが、急遽作られた豆柴の大群とおそろいの衣装を着て撮影現場入り。豆柴の大群はウイカとのレコーディング日が別だったため、この日がコラボ決定から初めての対面となった。ウイカは撮影時こそ豪快な動きを見せるが、撮影の合間には明るく丁寧な様子でメンバーやスタッフと会話を交わし、場の空気を和ませる。

豆柴の大群とウイカによるダンスシーンでは、セット後方の巨大なLEDスクリーンにネオンのような派手な映像演出が映し出されたほか、天井から地球などの星に見立てたボールが浮かぶ。ダンスシーンの撮影では豆柴メンバーがウイカに立ち位置を指し示す場面もありつつ、テイクを重ねていく。ウイカが自身の振りに間違いがあったと話して撮り直す場面もあれば、その後カエデフェニックスも頭を抱えて「間違えてしまいました!」と素直に自己申告する一幕もあったが、終始真剣かつ明るい雰囲気で撮影は進められた。

撮影終了後、挨拶の際にウイカが「ライブでも一緒にできたらいいですね」と声をかけると、豆柴の大群は大喜び。ウイカと別れたあと、メンバーを代表してハナエモンスターに話を聞くと、「私、実はWACKを知ったきっかけが1期BiSさんなんです。お父さんが好きでよく聴いていて。まさかそんな1期BiSさんで活躍していたウイカさんと共演できるなんて、一緒に歌えるなんて思ってもいなかったので夢みたいです! 憧れのウイカさんと歌えるなんて夢のようで、現場で私は緊張しちゃって上手におしゃべりできませんでした」と興奮気味に語ってくれた。さらにハナエはMV撮影を振り返り、「ウイカさんはすごくて、自分から『こうしたほうがいいんじゃない?』といろいろ提案してくださいました。本当にいいお姉さんという印象でした。時間がない中で踊りもすぐに覚えてくださって、しかもあんなにキレのあるダンスをしていただいて。本当にありがたかったです」と述べた。そして撮影後の挨拶で話題に上がったライブでの共演については「ええ! うれしくて死んじゃう!」と笑いつつ、「ウイカさんが出ているライブ映像とかをたくさん観てきたので、実現できたらとてもうれしいですね」と笑った。最後に曲の聴きどころについて聞くと、ハナエは「こんな地球になってしまってますが、そんな地球でも愛していこうというクロちゃんの歌詞から、このMVが生まれました。クロちゃんからのメッセージと、地球を救おうといういろんなメッセージが込められた曲になっていて、明るくて、地球を元気にできる曲なんじゃないかなと思ってます!」と元気よく説明してくれた。

完成したMVはこちら