mabanua|6年ぶりのソロ作「Blurred」で見せたmabanuaとしての色

「Blurred」リリース お祝いコメント

Chara

Chara

M9.call on meでfeatで参加したCharaです。

メールかな? この曲を僕のオリジナルアルバムで使っていいですか?と聞かれたので
もちろんmabanuaの曲だから使っていいよーと言いましたが
私の仮歌が入っているバージョンだと思ってなかったので
完成を聴いて
!!となりました!

私のアルバムで曲を集めてるときに
プレゼンしてくれて
たしか、珍しくmabanuaが日本語の詩を書いてあったのかなー? 忘れましたが
mabanuaがCharaイメージで書いたのか、自分の思いなのかは不明ですが
英語ではなくて、日本語で挑戦してきてるなっていう感じは覚えてます。
曲は、YENTOWN BANDの"上海ベイベ"のようなCharaをイメージして作ったのかな?
自分だと同じことをやりたがらないので
このように、合う洋服を作ってもらう感じは
新鮮です。しかも仮歌!!
やはり、仮歌のレコーディングから
歌詞があると、ゆくゆくいいことがありますね。

今回のアルバムでも日本語の歌詞が多用されていて
世界レベルの音に日本語の、詩人としての才能が目覚めた大人の男の
インテリなセクシーさを今回は感じました(めちゃ褒めてるw)。
M1.のイントロを入れるあたりがカッコつけてて好きです。
ライブでこれがかかったらヒューヒュー言いたいと思います。
M3.のゴッチ君が作った詞をmabanuaが歌うというのも、詞が入ってきてよかったです。
他人の詞を歌うのには
愛が必要ですよね

mabanuaのフロントで歌う(マイクだけで)
ダンスがみたいです(笑)。彼のめっちゃ踊ってるところを見たことがないから。

いろんな楽器を演奏する力というか
彼自体がとても音楽的だよね。
いい感じの音に持っていくのが速いし
頭のいい人だね。
昔から自分を信じる力があったんだなと思うので
やってることがめっちゃ変わった!とかではないけど
人間的に美しいものとか
経験もして、ライブのパフォーマンスも昔より
はみ出していてカッコいい所が増えた雰囲気が
個人的には、ニヤッとします。
音楽でいい男に育つ人ですね。
私もそうありたいです。

無国籍感が見た目にもあるけど
日本を代表する、オリジナリティのある
いい音を創り出すアーティストとして
これからも、ファンでいたいと思います。

マバヌアスタジオの完成楽しみにしてます。

Love charaxxx

Chara(チャラ)
1991年9月にシングル「Heaven」でメジャーデビューしたシンガーソングライター。1994年発売のシングル「あたしなんで抱きしめたいんだろう?」がテレビCMに起用され、大ヒットを記録した。1995年には岩井俊二監督作品「PICNIC」で映画初主演を務め、翌1996年の同監督作品「スワロウテイル」にも出演。ボーカルとして参加したYEN TOWN BANDのシングル「Swallowtail Butterfly~あいのうた~」はオリコンウィークリーチャート1位を記録する。デビュー20周年を迎えた2011年には、ベストアルバムと2枚のオリジナルアルバムをリリース。2012年、所属レーベルをキューンミュージックに移籍し、第1弾となるシングル「オルタナ・ガールフレンド」を発表した。2015年にはYEN TOWN BANDが復活を遂げ、9月に約19年ぶりとなる新曲「アイノネ」を発表したほか、ライブ活動も再開させた。デビュー25周年を迎えた2016年には45曲入りのオールタイムベストアルバム「Naked & Sweet」を発表。2017年7月にアルバム「Sympathy」をリリース。2018年1月には自身の生誕50年を記念したスペシャルライブ「Shut Up and Kiss Me! Chara's 50th Birthday Blitz」を開催し、5月に映像化している。

後藤正文

後藤正文
(ASIAN KUNG-FU GENERATION)

すべての楽器を自分で演奏し、プログラミングを行い、スウィートな声で歌い、挙げ句の果てにミキシングまでしてしまう。そうして完成したアルバムのクオリティがあまりに高いと、嫉妬心が木っ端微塵になってリスペクトみたいな気持ちしか手元に残らないのだなと感心しています。マバ様、スゴい。コーラを飲みながら朝まで酔っ払いに付き合うところもスゴい。愛してます。

後藤正文(ゴトウマサフミ)
1976年静岡県生まれ。ASIAN KUNG-FU GENERATIONのフロントマンとして2003年にメジャーデビュー。2012年8月にGotch名義で7inchアナログ「LOST」を発表し、2014年4月に1stソロアルバム「Can't Be Forever Young」をリリースした。また新聞「The Future Times」の編集長を務めたり、「何度でもオールライトと歌え」「YOROZU~妄想の民俗史~」ほかを上梓するなど音楽以外の活動も展開している。9月19日には自身が主宰するレーベル「only in dreams」より初のコンピレーションアルバム「Gifted」をリリースする。

藤原さくら

藤原さくら

会って話してみると、一切気取ってなくて物腰の柔らかい面白い兄ちゃんなのに
いざ一緒に音楽をするとなると「いや、これはさっきの兄ちゃんではない…誰だ…?」と
あまりの多面性にmabanuaさんの全貌をつかみきれずにいましたが、「Blurred」を聴いて改めて途方にくれました。
人間に擬態した神でした。
mabanuaさんは本当に音楽をやるために生まれてきた人なんだと思います。日本の宝です。
甘い声が溶けて、英語と日本語の壁をなくして、いま自分のいる場所も時間も曖昧になっていくのが、ただただ心地いい。
何年経ってもずっと薄れない音楽。
mabanuaさんが、この素晴らしい作品を作り上げられたことを記念する祭りをこれから毎年開催したいです。
リリース本当におめでとうございました!!

藤原さくら(フジワラサクラ)
福岡県出身の女性シンガーソングライター。幼少期からさまざまな音楽に親しみ、父親の影響で10歳からギターを弾き始める。2015年3月にミニアルバム「a la carte」でSPEEDSTAR RECORDSからメジャーデビュー。2016年4月からフジテレビ系月9ドラマ「ラヴソング」の主題歌を担当し、注目を集めた。2018年6月にはmabanua(Ovall)プロデュースによる作品「green」を発表し、9月19日には「red」がリリースとなる。9月末からは全国9カ所を回る「Sakura Fujiwara tour 2018 yellow」を開催する。

向井太一

向井太一

mabanuaさんは前回アルバム「BLUE」で2曲アレンジをしていただきました。
お会いしたときは写真からは想像できないほど腰の低い方で、一瞬で大好きになったのを覚えています(笑)。

僕は音楽を聴くうえで、“気持ち良さ”を第一優先にしているのですが、mabanuaさんの作る音はまさにそれ!
どんな曲でも体の中からグッと湧き上がるような気持ちよさを感じます。
今回の作品も、朝でも夜でも、どんな瞬間も心地よく体に染み込む音楽たちでした。

リリースおめでとうございます!
また、ご一緒できたら幸いです。

向井太一(ムカイタイチ)
1992年3月生まれ、福岡出身のシンガーソングライター。幼少期よりブラックミュージックを聴きながら育ち、2010年に上京しジャズとファンクをベースとしたバンドにボーカルとして加入する。2013年にソロ活動をスタートし、2016年3月に初の音源となるミニアルバム「POOL」をインディーズでリリース。その後TOY'S FACTORYの新レーベル・MIYA TERRACEと契約し、同年11月にミニアルバム「24」を発表した。2017年11月に1stアルバム「BLUE」をリリースしたあと、2018年6月に6曲入り作品「LOVE」を配信限定で発表。11月に2ndフルアルバム「PURE」をリリースし、12月より全国ワンマンツアー「PURE TOUR 2018-2019」を開催する。

U-zhaan

U-zhaan

「時代の流れやトレンドにとらわれない音楽を作ろうと思った」と今回のアルバムについてmabanuaくんは言っているけれど、もはや彼が選んだサウンドこそがトレンド化するような状況になってきているのではないでしょうか。それほど、近年の彼の活躍は目覚ましいです。今ではもう「演奏、すっごく感動しました! ハバネロさん」とか「ドラムだけじゃなくて歌もいいですよね! ババロアさん」とか声をかけられることもなくなっているのでしょう。
トラックメイカーとして、シンガーとして、そしてもちろんドラマーとしてのmabanuaくんの素晴らしさはつとに知られていますが、ミキシング・エンジニアとしてのmabanuaくんも僕は非常に信頼しています。今作も、Charaさんの歌声が絶妙な質感で耳をくすぐる「Call on Me feat. Chara」や、80年代サウンドの最新解釈のような「Heartbreak at Dawn」など、素敵なミックスばかりでした。
大好きなミュージシャンの新作が、誰にでも自信を持ってオススメできる最高の作品だったことがとてもうれしいです。

U-zhaan(ユザーン)
1977年埼玉県川越市生まれのタブラ奏者。世界的なタブラプレイヤーであるザキール・フセイン、オニンド・チャタルジーの両氏に師事する。1999年にはシタール奏者のヨシダダイキチを中心としたユニット・サイコババに参加し、2000年からはASA-CHANG&巡礼に加入。2010年にASA-CHANG&巡礼を脱退後、rei harakamiとのコラボ曲「川越ランデヴー」を自身のサイトで配信している。またインド滞在時のTwitterの投稿をまとめた書籍「ムンバイなう。」「ムンバイなう。2」も話題に。2014年10月にはソロ名義での初のアルバム「Tabla Rock Mountain」をリリース。同年10月よりフジテレビ系で放送された「ヨルタモリ」に準レギュラーとして出演した。2016年公開の映画「マンガをはみだした男 赤塚不二夫」では蓮沼執太と共に劇伴を手がけ、タモリが歌う主題曲を作曲。同年2月には蓮沼とのコラボレーションアルバム「2 Tone」を発表した。

真辺克彦

真辺克彦(脚本家)

いただいたCDを音も良くないラジカセに挿入し、洗い物をしていると、フッと温度と湿度が下がりました。「あ~、これ」と思わず口に出していました。
今から三十年前、大阪でレンタルビデオ&CD屋でバイトをしていたとき、店長がアグレッシブな人で問屋で仕入れをする前に、輸入盤CDを買って勝手にレンタル商品として店に並べていました。もちろん違法です。すいません。いつものように同行し、ミナミの輸入盤屋で「最近イケてるのんなに?」と店長に尋ね、渡された中の1枚がマキシ・プリーストのマキシというアルバムでした。視聴しながら「あー、ブリティッシュおしゃれレゲエやね」ボブとピーターの原理主義者だった私は冷笑コゾーで批評家気取り。夏やからレゲエとかほんま勘弁…なのに、夏場アホのように聴いていました。
鹿児島の大学に通う友人の元を訪ねたときもテープにダビングして、免許取りたての私が運転する車の中で流し、エアコンのないレンタカーの車内の温度がちと下がりました。もしかすると、港でバックしている時に海に落ちかけた恐怖もあったのかもしれません。 Blurredはあの時間を思い出させてくれました。使えない、イケてない3人の19歳児がグッドミュージックに背中を押され、ビーチで玉砕覚悟のナンパをし、当然玉砕して「負けてへんから。俺ら泳ぎに来ただけやから」と三角座りで海を見つめる時間が長かったこと……。 夏にこのCDを聴いて、若い子らがちょっとイキって知らない女の子に声をかけたり、好きな人に好きという言葉を伝えたり、結果はどうあれやってみなはれと五十前のオッサンが訴えたくなった次第です。もちろん冬でも耐性はありますが、「Blurredは夏に聴け!」とハードボイルド作家の北方謙三先生の言葉で締めたいと思います。

真辺克彦(マナベカツヒコ)
1969年生まれ大阪府出身の脚本家。「第一回札幌映像セミナー」に参加した際、オリジナル脚本が脚本家の荒井晴彦、長谷川和彦監督から高い評価を受ける。これが映画界に入るきっかけとなり、1995年オリジナルビデオ「ミッドナイトストリート~湾岸ドリフト族」で脚本家デビュー。映画「ソロモンの偽証」前後編や、映画「深夜食堂」のほか、mabanuaが劇伴を手がけたテレビアニメ「メガロボクス」の脚本も担当した。また鴨義信とともに脚本家ユニット「公園兄弟」としても活動中で、多くの作品を手がけている。
mabanua「Blurred」
2018年8月29日発売 / origami PRODUCTIONS
mabanua「Blurred」初回限定盤

初回限定盤 [CD2枚組]
3240円 / OPCA-1039

Amazon.co.jp

mabanua「Blurred」通常盤

通常盤 [CD]
2700円 / OPCA-1038

Amazon.co.jp

CD(DISC 1)収録曲
  1. Intro
  2. Blurred
  3. Heartbreak at Dawn
  4. Night Fog feat. Achico
  5. Fade Away
  6. Overlap
  7. Cold Breath
  8. Tangled Up
  9. Call on Me feat. Chara
  10. Scent
  11. Imprint
初回限定盤CD(DISC 2)収録内容
  • 全曲のインストゥルメンタルバージョン
mabanua(マバヌア)
mabanua
バンドOvallのドラマーをはじめ、プロデューサー、シンガーとしても活躍するアーティスト。Ovallの活動と並行して2008年にソロ活動をスタートし、11月に初のソロアルバム「done already」をリリースした。2012年に発表した2ndソロアルバム「only the facts」はiTunes Storeのダウンロードランキングで1位を獲得するなどロングヒットを記録。またChara、Gotch(ASIAN KUNG-FU GENERATION)、矢野顕子、くるり、RHYMESTER、米津玄師、藤原さくら、Negiccoなどのプロデューサー、ドラマー、リミキサーを担うほか、CM楽曲や映画、ドラマ、アニメの劇伴も多数担当。2018年にはテレビアニメ「メガロボクス」の劇伴を手がけ、6月にオリジナルサウンドトラックも発売された。同年8月には前作から約6年ぶりとなるアルバム「Blurred」を発表。今作のリリースを記念したツアーも予定されている。

2018年9月14日更新