あざとさが全然ないのがすごい

──セカンドシーズンはグループ同士の抗争を追っていたので、ここで改めてパーソナルの部分に迫ってみたいと思います。まずはセンターを務める松本ももなさん。知らない人に対して彼女の魅力を伝えるとしたら、ほかの2人はどこを見てほしいですか？

小澤　一番注目してもらいたいのは、ビジュアルですよ。理屈抜きでかわいすぎる！今まで生きてきた中で、ここまでハーフツインが似合う人類は見たことないです。お人形さんみたいだし、「これぞ王道アイドル！」って自信を持ってオススメできます。

長月　ハーフツインって意外に難しい髪型なんですよ。似合う人がものすごく限られているから。だけど最初にシュークリームロケッツのお披露目があったとき、彼女はメイクさんに躊躇なく「ハーフツインで」と注文していたんです。「おいおい、大丈夫かよ」って私も思ったんですけど、仕上がりを見たら「参りました！」って（笑）。「ハーフツインをするために生まれてきた」と言っても過言ではないです！

松本　言いすぎだよ（笑）。

長月　しかもこれだけ見た目がかわいいにもかかわらず、いつも自信がなさそうなんです。「私なんかで大丈夫かな？」って。

小澤　見ていてキュンキュンしちゃうよね。特に男の人だったら、絶対に守ってあげたくなるはずです。

長月　すごいのは、“あざとさ”が全然ないんですよね。ハーフツインが好きなのも自信がないのも素の姿だし、普段の私服だってアイドルっぽいんです。もう敵わないですよ。アイドルとして完璧！

あんたさ、愛実ちゃんみたいに優しくなれないの？

──次はシューロケのリーダー、小澤愛実さんを紹介してください。

長月　ずばり優しいところ！誰に対しても、常に優しいんです。なかなかいないですよ、こんな天使みたいな女の子は。いつだったか、私が泣いていたときにそっとティッシュを渡してくれたんですよね。そのときのうれしさは一生忘れないと思います。

小澤　えへへ……ティッシュは常に持ち歩くようにしてるんだよね。

松本　いつもニコニコしているよね。怒っているところを見たことないです。ちょっとくらいイライラすることもあるかもしれないけど、それでもすぐに機嫌が直るんです。本当に性格が穏やかなんだと思います。

小澤　そりゃ私だってイライラすることくらいはあるけど、ガチで怒るようなことはまずないな。怒っているつもりでも、気づくとすぐニヤニヤしちゃう（笑）。

長月　なんで？信じられないよ。

小澤　単純に毎日が楽しいんだと思う。特に今はアイドルとして活動していることが面白くて。この2人に「大丈夫だよ」とか「がんばろうよ」って言われると、ついつい笑顔になっちゃうんです。

長月　私、お母さんに言われたことがあるもん。「あんたさ、なんで愛実ちゃんみたいに優しくなれないの？」って。

松本　あはは！（笑）そのとき、どう答えたの？

長月　「育て方を間違えたからじゃないの？」って。「なんなら愛実ちゃんのお母さんに育て方を教えてもらったら？」って伝えたら、さすがにお母さんも呆れていました（笑）。

みーたんはマイメロディのカチューシャを買ってくれた

──最後に長月翠さんは？

小澤　女子力は高いし、話は面白いし、パフォーマンス力は高いし……。みーたんの歌に関しては、私、単純にファンなんですよね。同じグループのメンバーなのに、リハーサルとかでも聴き惚れちゃうんです。

長月　気持ちよくさせてくれるねー（笑）。

松本　パフォーマンス以外で私がみーたんの好きなところは、クシャクシャとした笑顔！あれは反則並みにかわいすぎる！

小澤　あと、すごくサバサバしているように見えるじゃないですか。だけど実際は優しいところがいっぱいあって、気遣いの人なんです。この前もマイメロディのカチューシャを買ってくれました。

長月　ちょっと待って、あれは2人に「買わされた」んです（笑）。以前3人で原宿で待ち合わせしたとき、私が遅刻しちゃったんですよ。そしたら2人に「ちょっと目をつぶって」とか言われて、そのまま手を引っ張られて。気づいたらマイメロのカチューシャが並んでいるショップの前に連れていかれたんです。これはもう「買え」って言ってるようなものじゃないですか（笑）。こっちは遅刻している引け目もありましたし。

松本　違う違う！あのときはただみんなでおそろいのカチューシャをつけて、プリクラを撮りたかったの。だけど本人の許可もなく3人分のカチューシャを先に勝手に買ったら、気に入らないかもしれないじゃないですか。だから、みーたんも売り場に連れていったんですよ。それで実際にプリクラも撮りました。