仲間とパブで歌ったり踊ったり
──JAMESONが生まれたアイルランドは独自の音楽文化を持っていて、世界的なミュージシャンを数多く輩出している国でもありますよね。
金廣 U2のボノはアイルランド生まれですよね。あとエンヤとかは馴染みがあるかな。
たなしん あとね、アイルランドと言えば、2017年の「FUJI ROCK FESTIVAL」の苗場食堂でJohnsons Motorcarっていう日本で活動しているアイリッシュロックバンドのライブを観たんだけど、それがもうとにかくノれるリズムで、本当にカッコよくて。
金廣 ジプシー音楽だね。
たなしん そう。「ハイ! ハイ!」って合いの手を入れる感じで最高に楽しかった! だから俺はアイルランドの音楽というと、そういう雰囲気を思い浮かべるかな。みんなでパブに集まってお酒を飲みながら、バイオリンをユニゾンで弾いて歌ったり踊ったりして。お酒と生楽器の音をみんなでワイワイ楽しんでいるという印象がある。
塩入 確かにそうですね。私はあまり国を意識して音楽を聴いたことがなかったので新鮮です。
MONJOE いいね。アイルランドの音楽のこと気になってきました。
ハロウィンやっと来たな
──皆さんが出演される10月30日の「JAMESON HALLOWEEN LIVE」は、ハロウィン直前のタイミングで行われます。当日はどんなパフォーマンスをしようと考えていますか?
たなしん まず、俺は毎回ライブでコスプレしているようなものなので、個人的には通年ハロウィンみたいな感覚があります。だから毎年ハロウィンの時期になると「ああ、やっと来たな」って思うんだけど。
一同 あはははは(笑)。
たなしん でもグドモが“ハロウィン”というタイトルが付いたライブに出演するのは初めてだよね? だから今回は、せっかくなので特別なコスプレをしたいな。この2019年、渋谷のハロウィンで、きっと俺しかしないであろう唯一無二のコスプレを! それでDATSのパフォーマンスのときは、モンちゃんの目の前でピョンピョン飛び跳ねる。モンちゃんはめちゃめちゃライブやりにくいかもしれないけど、その中でやらなきゃいけない。
MONJOE あはははは! それは相当鍛えられますね(笑)。
たなしん そんな感じで、当日はお客さんにも特別なハロウィンの日を過ごしてもらえると思います! 恐縮です!
金廣 じゃあ渋谷イチのコスプレを期待してます(笑)。僕はコスプレはしないと思いますけど……そう言えばハロウィンって、日本でいうお盆のような行事なんですよね。僕らはそういった意味合いも取り入れながら、その日にしかできないことを、でも普段通りにやれたらなと思っています。
塩入 うん、私もいつも通りにやろうかなと。でも、当日は普段私たちに馴染みがないお客さんもたくさんいらっしゃるはずなので、私はそういった方々との出会いが楽しみですし、お客さんにも我々との出会いを楽しんでもらいたいです。
MONJOE 僕は、あえて飲みながらステージに立ってみようかなって。この間フェスでThe 1975のステージを観たんですけど、彼らがお酒を飲みながらライブしていて、それが本当にカッコよくて……普段僕はお酒を飲んでステージに立つことはあまりないんですが、今回はせっかくのJAMESONのイベントなので、彼らみたいにやってみてもいいかなって(笑)。だから僕たちも当日、JAMESONを飲みながらライブしたいと思います!
たなしん うん、意外と肩の力が抜けていいかもしれないよね。
MONJOE はい。たなしんさんも僕の前でめちゃくちゃ踊ってくれることですし(笑)。あとDATSのメンバーはみんなお酒が大好きなので、彼らもライブをすごく楽しみにしていると思います。
──いつもとひと味違ったライブが観られるかもしれないですね。では最後に当日ライブに来てくれるお客さんにメッセージをお願いします。
金廣 みんなでいっぱいJAMESONを飲んで、思い切り楽しんでください! 3バンド共、皆さんに気持ちよくなってもらえるようないいライブをすると思います。
たなしん そうだね。僕はさっき言ったような、アイリッシュパブで仲間と一緒に音楽とお酒を楽しんでいるような空気感を、当日お客さんと一緒に作れたらいいなと思ってます。ライブでそういう楽しみ方をしたことがない人にも、この日はぜひその空気感を味わってほしいです。
塩入 私もたなしんさんがおっしゃったように、当日はお客さんにいつもと違った新しい楽しみ方をしてみてほしいなと。普段お酒をあまり飲まない方も、この日は音楽を観るためのお供としてJAMESONを楽しんでいただけたらと思います。そうしたら、いつもと違った音楽とお酒の楽しみ方を発見できるかもしれませんよね。
MONJOE そうですね。僕はいつも人と仲良くなるためにはお酒がどうしても欠かせなくて……だから当日、僕もJAMESONを飲んでライブに挑むので、ライブを通してお客さんと仲良くなれたらいいなって思ってます。このイベントがJAMESONが人と人をつなぐ場になるように、いいライブをしたいなと思っています。