「JAMESON HALLOWEEN FES 2」特集 金廣真悟&たなしん(グッドモーニングアメリカ)×MONJOE(DATS)×塩入冬湖(FINLANDS)|アイリッシュウイスキーと楽しむ ここにしかないハロウィンの夜

金廣真悟&たなしん×MONJOE×塩入冬湖 座談会

ハッピーと痛みのコントラスト

──3組の競演は今回が初めてですか?

たなしん(グッドモーニングアメリカ / B, Cho) そうですね、この組み合わせでのライブは初めてです。でも僕は個人的にDATSのライブは観ています。共通の知り合いがいるのでね。

金廣真悟(グッドモーニングアメリカ / Vo, G) ふふ。まだ友達同士ではないんだ(笑)。

MONJOE(DATS / Vo, Syn) いやいや、ほぼ友達っすよね(笑)。

たなしん(グッドモーニングアメリカ / B, Cho)

たなしん うん。まだ2人では飲みに行けてないけど、最近距離が近付いてきている気がする。でもまだお互いにシャイなところもあるよね(笑)。

──では今日はJAMESONを飲みながら親睦を深めてもらえたらと思います。まずお互いのバンドに対して、どんな印象を持っていますか?

金廣 DATSはおしゃれ。歌詞が現代風で、刺さりますね。FINLANDSは声と特徴的な歌い方が痛みを表現しているイメージ。バンド名を聞いたときはなんとなくThe Cardigansみたいなバンドを想像していたけど、もっとフォークソング寄りの痛みがある歌を歌っていて、意外性のあるバンドだなというのが第一印象でした。

塩入冬湖(FINLANDS / Vo, G) 私はDATSさんと競演するのは今回が初めてですが、曲は聴かせていただいています。金廣さんがおっしゃったみたいに、DATSはおしゃれで大人な雰囲気があるイメージですね。JAMESONに合ってるなって勝手に思っています(笑)。

MONJOE ありがとうございます!

塩入 そしてグッドモーニングアメリカさんとは、実はFINLANDSを結成して間もない頃にご一緒させてもらったことがあって……その前にも、私が別のバンドを組んでいたときに地元のライブハウスで競演しました。

金廣 そうか、一緒にやったね!

塩入 そのときはまだグドモの改名直後で、たなしんさんがお洋服を着ていらっしゃった時期でした(笑)。

たなしん 相当前だね!

塩入 はい、その頃から聴かせてもらっています。

──そんなつながりがあったんですね。MONJOEさんはいかがですか?

MONJOE 僕はFINLANDSさんとははじめましてで、グドモもライブはちゃんと観たことなくて……たなしんさんとは交流があるけど。

たなしん グドモの曲で、1曲だけモンちゃん(MONJOE)にシンセアレンジをお願いしたことがあったんですよ(6thアルバム「!!!!YEAH!!!!」収録の「Tonight Tonight」)。

MONJOE そうですね、1曲ご一緒させてもらいました。グドモ自体は自分が高校生の頃から知っていて、ライブがめちゃくちゃ盛り上がるバンドっていうイメージがある。

左から金廣真悟(グッドモーニングアメリカ / Vo, G)、たなしん(グッドモーニングアメリカ / B, Cho)、MONJOE(DATS / Vo, Syn)、塩入冬湖(FINLANDS / Vo, G)。

──3バンドともそれぞれ独自の音楽性を確立されていますが、皆さんの間に共通点があるとしたらどんなところだと思いますか?

金廣 いっぱいある気もするけど、特出しているのは歌詞かな。ただハッピーなだけじゃなくて、どこかで痛みを表現している。そのコントラストは3バンド共あると思います。

たなしん そうだね。あとDATSはさ、ライブでモンちゃんが「Clap your hands!」ってよくお客さんを盛り上げるじゃない? 俺もいつも「ファイヤー!」と言って盛り上げるんだけど、2人とも実はそれが素ではないというか。根は真面目で、でも音楽でお客さんを思い切り踊らせて楽しませているという共通点はあるかもね。

塩入 なるほど。私は今度のライブをじっくり観させていただく中でいろいろ発見できたらなって思います。

MONJOE 僕もそうですね。あと気付いたんですけど、グドモとFINLANDSはバンド名に国名が入っているけど、DATSだけ入っていなくて……ちょっと悲しいです。

一同 あはははは(笑)。

たなしん いやいや、DATSはDATSで貫いてよ(笑)。

JAMESONを一緒に飲むと秒でなくなる

──次に今回皆さんが参加される音楽プロジェクト「JAMESON HALLOWEEN FES 2」についてお聞きします。お話が来たとき、グドモのお二人はどう思われましたか?

金廣 正直「意外だな」という気持ちでした。でもJAMESONが「ロックを聴きながら仲間と乾杯してJAMESONを楽しんでほしい」という思いを持って、いろいろな国でロックバンドとコラボレーションしていると聞いて、そういう雰囲気というか、仲間と一緒に楽しむ音楽として僕らはマッチするかもと思いました。

たなしん そうだね。僕たちにできることがあるんじゃないかなと思っています。

塩入冬湖(FINLANDS / Vo, G)

──FINLANDSは作年に引き続き2回目の参加になりますね。

塩入 去年のライブは「お酒を飲みながら、知らないアーティストのライブを楽しみたい」というスタンスのお客さんがたくさんいらしていた気がしていて、ライブをする側としてもすごく楽しめたんです。だから今回もうれしかったですね。

──MONJOEさんはいかがですか?

MONJOE 僕はウイスキーがもともと好きなので、素直にうれしかったです。友達と飲むときも、いつもウイスキーから始めます。

──そうなんですね。皆さんも普段からウイスキーはよく飲まれるんですか?

金廣 はい。僕もわりとウイスキー好きなんですが、アイリッシュウイスキーはあまり飲んだことがなかったんです。でもこの間友達とJAMESONを初めて飲んだら、すごく飲みやすくておいしいと思いました。スモーキーすぎず、甘みもあって、ハーブのような香りもいい。

たなしん 確かにスルスルと飲めるよね。僕も実は友達とバーでウイスキーを飲み比べするくらいウイスキーが好きなんですが、JAMESONは本当に飲みやすくて……もう大変(笑)。

塩入 私も去年JAMESONの企画に参加させてもらってからライブの打ち上げなどでJAMESONを飲む機会が増えたんですけど、ウイスキーのイメージが変わるくらい飲みやすくて。スタッフ、バンドメンバーと一緒に飲むと、秒でなくなります(笑)。

──皆さんで楽しむ感じ、素敵ですね。今日はそんなJAMESONを使ったおすすめのカクテル「ジェムソン ジンジャー&ライム」を飲んでもらっていますが、いかがですか?

「ジェムソン ジンジャー&ライム」

金廣 ジンジャーエールとライムが入っているので、すっきりとしていておいしい。意外とごはんに合うかもしれませんね。自分はこの間バーベキューでJAMESONを飲んだんですけど、料理と相性がいい。このカクテルも肉料理やブラジル料理なんかにも合う気がします。

塩入 私もたまにJAMESONを家でジンジャーエールとライムで割って飲むんですけど、すごく料理に合いますよ。いい意味でクセがないので、何かを食べながら飲むのにちょうどいいんですよね。

MONJOE 確かに、お酒じゃないみたいに飲みやすいですよね。いくらでも飲めちゃう。

たなしん だから、ウイスキーが苦手な人にとっても飲みやすいんじゃないかな。みんなで楽しく飲む場面に適してるかもしれないね。