朝本浩文（M-01「あのね」参加）

最初、お話を受けたとき、歌とピアノだけでアルバム？と、正直、少し驚きました。しかし、彼女の音楽を聴いてみると、それをやる意味が分かりました。その生まれ持った声から綴られるリリックとフロウからは、九州ののどかな土地にルーツを持ちながらも彼女が聴いて来たすべての世界中の音楽の細胞を吸収している事を感じ取る事ができました。ピアノと声だけで、充分、彼女の様々なバックボーンが伝わるのです。間違いなく様々な音楽に挑戦できるポテンシャルは持っているのでしょう。しかし今回、こういう音作りに徹している事は、とても意味のある事だと思います。将来楽しみですね。

末光篤（M-02「HOME」参加）

非常に大人びた外見と、高校生らしい内面とのギャップが印象的でした。自分にしか出来ない音楽を沢山生み出して下さい。

小林建樹（M-03「雲の向こう」参加）

綾香ちゃんの緊張感が、ピアノの白い鍵盤と妙にリンクしてたなぁ。出来上がった音楽は、未知数で新鮮で。綾香ちゃん流の、馬のうた、聞いてみたいです。

斎藤有太（M-05「あなたのすぐそばに…」参加）

歌う事に一生懸命で、ひたむきな姿に好感が持てました。時折見せる表情には、意志の強さも感じました。これからする新しい経験と、自分のルーツを上手く向き合わせて、より深みの有るシンガーソングライターになって欲しい。期待してます。

千葉純治（M-06「In My Life」参加）

綾香ちゃんの唄を初めて聴いたのは彼女が14か15歳の頃。芯のある太さを持ちつつも透明感のある清らかさに驚いたのを覚えてます。しかも自作曲。大人びた節回しと落ち着いたメロディから同年代の子達とは違う器の大きさを感じ、すでにさらなる成長を期待せざるを得ない存在でしたね。レコーディングで初めて会った時はさすがに幼さはあったものの、大らかで堂々とした音との戯れ方に感心しました。今後とも自分の育った素晴らしい環境を誇りにしてのびのびと音楽を愛し楽しんでいって欲しいと思います。

本間昭光（M-01「愛をつなごう」参加）

心の底に響く様な声とメロディと歌詞を持つ彼女の伴奏をする事は、本当にプレイヤー冥利に尽きるのです。

Dr.kyOn（M-02「君からのメッセージ」参加）

優しくて強い笑顔の見えるその声に、いっぱい磨きをかけて行ってください。冷汁食べたくなった録音でした。サンキュー！ これで3人の綾香さんと共演歴有り（笑）。

十川ともじ（M-03「miss you」参加）

本当の力を持った魅力的な声だと思います。デモ音源の声から大人びたイメージを抱いていましたが、会ってみると彼女はごく普通の高校生でした。そのギャップも魅力の一つだと思います。これからが楽しみです。

国府弘子（M-04「青い空」参加）

初対面の印象？ 透き通ってて、落ち着いてて、クールで、オトナ。そして「青い空」で一緒に音を出してみたら、「ん？」息がぴったり合う。彼女の声が描くストレートなドラマに導かれて、本当に気持ちよくピアノを奏でました。余計な装飾や、女の子チックなアプローチなんて、一切必要じゃなかった。「シンプルで、本当の気持ち」を音楽にする事が、ふたりの暗黙の合い言葉。一緒にライブをやったら、きっとすごく深いところまで行けそうだなあ。楽しみ、楽しみ！

ミトカツユキ（M-05「まっすぐに」参加）

瞳は口ほどにものを言う。それが彼女の第一印象でした。まっすぐにまっすぐにメッセージを伝える気持ちと力強くバネのある歌声は大きく澄んだ瞳がすでに物語っていた気がします。その瞳でこれからたくさんのものを見て、たくさんの音を聞いて、たくさんの人と触れ合って、井手サウンドをふくらませていって欲しいです。