「博多レジェンド」は曲の雰囲気に合った人がセンター

──そしてチームHは3月1日から新公演「博多レジェンド」が始まったばかりですね。この選曲は皆さんで相談して決めていったんですか？

兒玉　そうです。

──にしてもすごいセットリストですよね。いきなり「HKT48」から始まって、その後はAKB48の各公演のいいとこ取りというか。さらに終盤には自分たちのオリジナル曲もあるし。

兒玉　そうですね。「HKT48」から始まって「『博多レジェンド』公演が始まったぞ！」とアピールする感じです。

──まだ始まったばかりのこの公演の見どころや、注目してほしいポイントを挙げるとすると？

宮脇　「博多レジェンド」公演は1曲1曲、それぞれ曲の雰囲気に合った人がセンターに立つんです。だから公演の中で16人全員が1つは輝ける場所があるので、そこに注目してほしいです。あと曲によっては日替わりでメンバーが入れ替わるので、1回だけじゃなくて2回、3回と観てほしいですね。

穴井　あと、前の「手をつなぎながら」公演では舞台がせり上がったりしたんですけど、今回は「手をつなぎながら」公演以上に舞台装置をフル活用してるんですよ。曲によっていろんな演出があるので、そこも見どころです。それと、最初は明るい曲調の楽曲が続くんですけど、中盤からちょっと落ち着いた大人っぽい曲が並んだあとに「大声ダイヤモンド」でバーンと弾けるような、そういう切り替えも楽しいと思います。

兒玉　私はユニット曲がAKB48さんのコンサートで歌われる曲ばかりで、すごく豪華だなと思って。特に自分が歌ってる「ガラスのI LOVE YOU」とか「制服のバンビ」は注目してほしいです。「制服のバンビ」ではでべそ（※花道がステージ前方に突き出ており、その先に円形の小型ステージが設置されている）を使うんですね。そこにすごくいろんな仕掛けがあるので、いろいろ楽しんでもらえるんじゃないかな。

村重　私はやっぱり自分のユニット曲「天国野郎」ですね。公演ではその前の曲が「てもでもの涙」という、キレイな2人（松岡菜摘、森保まどか）が歌う大人っぽい曲で。そのあとにバラエティ班の私としなもん（下野由貴）、（中西）智代梨と、研究生が1人日替わりで入って、コスプレして歌って踊るんです。だから「てもでもの涙」からの雰囲気の切り替えも注目してほしいです。

研究生公演を観ると自分たちの最初の頃を思い出す

──朝長さんは現在研究生公演「PARTYが始まるよ」に出演してます。開始から何カ月か経ちましたけど、慣れてきました？

朝長　はい。少しは慣れました。でもMCは緊張するし声も裏返ったりしてるんですけど、やっていてすごく楽しいです。

──朝長さんが「PARTYが始まるよ」公演で特に注目してほしいポイントは？

朝長　私は「桜の花びらたち」という曲がすごく好きで。本編とアンコールで2回歌うんです。1回目はマイクスタンドを使っておとなしい感じで歌うんですけど、アンコールではフレッシュさを前に出して元気よく歌っていて、その違いに注目してほしいです。

──同じ曲でも印象がガラッと変わるわけですね。ほかの皆さんから見た研究生公演はどうですか？

穴井　すっごくガッツがありますよね。

村重　うん。元気元気！

兒玉　自分たちの最初の頃を思い出します。全曲一生懸命で。

宮脇　汗がすごいよね。みんなフレッシュで。

──じゃあ福岡に直接足を運んで公演を観てくれる人、福岡にはなかなか行けないけどDMMでのネット配信を通じて公演を観てくれる人に向けて、何かメッセージをいただけますか？

穴井　博多を拠点に活動をしてるので、なかなか来られない方も多いとは思うんです。でも、私たちも新しい公演が始まっていろんな方に観てほしいという気持ちもあるので、今後は大阪とか名古屋とかいろんな場所で出張公演ができたらと思ってます。なのでまずはDMMで一度公演を観てもらって、そのあとに私たちが会いに行きたいです。

目標は48グループの中で一番勢いのあるチームになること

──それでは最後に皆さんの今後の夢や目標を聞かせてください。

朝長　たくさんの皆さんに「スキ！スキ！スキップ！」を聴いてもらって、HKT48のことを知ってほしいし、公演にも観に来てもらえたらうれしいです。

村重　私は「スキ！スキ！スキップ！」が街中でたくさん流れてほしい。で、曲を聴いた通りすがりの人でも「この曲ってHKT48が歌ってるんだよね」って話して盛り上がってくれたらいいなって思ってます。

──いろんなところからHKT48の名前が聞こえてくるようになったらうれしいですよね。じゃあ宮脇さん。

宮脇　2013年はHKT48の年って言われるぐらい、ここ福岡から盛り上げていきたいです。

──続いて兒玉さんお願いします。

兒玉　目標は48グループの中で一番勢いのあるチームになることです。さっしーとあいちゃん（多田愛佳）が移籍してきてから、AKB48さんやSKE48さん、NMB48さんに追いつこうというか、追い越したいっていう気持ちがどんどん強くなりました。

──では最後にキャプテンの穴井さんに締めていただきましょう。

穴井　私たちにとって劇場公演が原点なので、これからもずっと一生懸命続けていきたいのと、あとはやっぱり……SKE48さんはダンスがうまいとか、NMB48さんはトークが面白いとかいろいろある中で、HKT48はまだはっきりとしたイメージがないと思うんです。中には歌がすごくうまい子もいたり、演技が上手な子もいるし、トークが面白くてバラエティ番組で活躍できる子もいる。いろんな子がいるので、これからはいろんな方向で挑戦していって、その中からHKT48ならではの個性を見つけていきたいと思ってます。