HIROOMI TOSAKA(登坂広臣 / 三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)|「月」と「紺青の拳」の物語が重なり合うとき

寝ても覚めても音楽が流れる登坂の自宅

──今年はグループとして精力的に活動していく一方で、「HIROOMI TOSAKA 台北演唱會 2019 SUPERMOON ~UNDER THE MOONLIGHT~」やロサンゼルスでの「OTAQUEST LIVE」への出演など、海外での活動も増えますね。海外での公演はまた登坂さんの音楽に新しいインスピレーションをもたらすのではないかと思います。

そうですね。でも今一番したいのは仕事が絡まない海外旅行なんです。カメラが付いてこないやつ(笑)。「BLUE SAPPHIRE」のMV撮影で行ったポルトガルはもちろんカメラが付いてきたし、台湾もロスも付いてくると思うので、隙間ができたらプライベートでいろんなところに行きたいなと思っています。ヨーロッパも何カ国か回りたいなと思うし、ハワイでゆっくりしたいなというのもあるし、東南アジアも行ってみたい。行きたいところはたくさんあります。

──プライベートの旅行も吸収できることがたくさんありそうですね。

日本でずっと音楽を作ってツアーをやって……と活動しているとどうしても考えが凝り固まってきてしまうので、海外に行ってその土地の景色を見たり、文化に触れたりすることが自分にとってはすごく大事な時間なんですよ。「こんなところがあったなんて知らなかったな。世界は広いな」と感じることで、「なんでこんなに小さいことで悩んでいるんだろう……」と凝り固まったところから開放されるんです。今年はそういう時間をプライベートでも設けられたらいいなと思っています。

HIROOMI TOSAKA

──旅をしているときも音楽のことを考えているんですか?

そうですね。音楽のことを考えていないときは僕にはないです。家にいるときもテレビはほとんど観なくてずっと音楽を聴いてるんですよ。常に熱心に聴いているかと言われたらそうではないですけど、家の全部の部屋にスピーカーがあって、全然聴こえなくてボリュームを上げたら隣の部屋のスピーカーから爆音で鳴っていたみたいなこともあります(笑)。本当にそれぐらい常に音楽を聴いているんですよね。まず朝起きて音楽をかけて、家に帰ってきて風呂でも音楽を聴いて、眠るときにも音楽をかけています。本当にいつでも音楽を聴いてますね。

──それだけ音楽を聴き続けても嫌になってしまわないんですか?

嫌にならないんだよなあ。不思議なことに。

最近は2周も3周もして……

──登坂さんは音楽への探究心や興味がすごくあるんでしょうね。最近はどんな曲を聴いてるんですか?

HIROOMI TOSAKA

もちろん最新の音楽も聴いていますけど、音楽的な趣味がもう2周も3周もしてしまって、青春時代に聴いていた曲を改めてカッコいいなと思ってよく聴いていますね。日本の音楽は今かなり複雑化してきているけれど、一度原点に戻るのが新鮮じゃない?というモードにメンバーもなっていて、グループの「RAISE THE FLAG」という新曲は「マイケルってやっぱカッコいいよな!」というところから、マイケル・ジャクソンの楽曲にインスピレーションを受けて作った曲なんですよ。僕個人としては1990年代の洋楽のヒップホップとかR&Bにハマっていて、改めてアッシャーはカッコいいなあと最近ずっと聴いています。

──これから三代目JSBや登坂さんのソロで作る音楽も変化していきそうですね。

もちろんプロジェクトや企画ありきで作品を作っているので、その通りには行かなかったりもするんですけど、メンバーで「こういう音楽をやりたくない?」と話すのはだいたい昔僕たちが憧れていたものからインスパイアされたものなので、そういうものにシフトしつつあるとは思いますね。

──三代目JSBのファンは若い方も多いですし、登坂さんたちが「やっぱり最高だよな!」と昔憧れていた音楽にインスパイアされて作った音楽を新鮮に思うかもしれませんね。

そうだと思うんですよね。僕らのことを応援してくださっている若いファンの方が聴いても原型がわからないということが起きると思うんです。でも実は僕たちがすごく影響を受けてきたものへのオマージュだったりするんだよということを伝えて、より僕らの音楽を楽しんでもらえたらすごくいいなと思っています。

HIROOMI TOSAKA