interview

──h.ear onでハイレゾ音源を体感していただきましたが、いかがでしたか？

聞こえてくる音が違いましたね。特に低音の響きがすごい気持ちよかったです。いつもドラムやベースの音を重視してデモを作っているので、楽曲制作にも活用できそうでした。何より音がはっきり聞こえるのがミュージシャンとしてはうれしいなって。

──ハイレゾ音源を聴くのは今回が初めて？

はい。普通のヘッドホンだといくつもギターの音が重なってると細かく聴き分けられないことがあるんですけど、ハイレゾだとしっかり聞こえて面白かったです。

──h.ear onはカラーバリエーションも豊富で、今回MAMIさんはシナバーレッドを選んでました。

中間色をベースにしたヘッドホンって珍しいですよね！ 選びがいがあるなと思いました。h.ear onはコードも色が統一されているし、すごくかわいい。普段私はモノトーンのファッションが多いんですけど、必ずどこかに色のあるアイテムを取り入れてるんです。だから全身真っ黒の服装のときも、h.ear onだったらいいワンポイントになりそうだなって。

──MAMIさんにはハイレゾで聴きたい作品としてFoo Fightersの「Wasting Light」を挙げていただきましたが理由を教えていただけますか？

Foo Fightersはどの作品も好きなんですけど、「Wasting Light」ってデイヴ・グロールの家のガレージで録った作品なんですよね。そういった作品だからこそ、細かな音も聞こえるハイレゾ音源だったら、レコーディングした場所の雰囲気も感じられるんじゃないかって。あとハイレゾって声の距離感が近くて、レコーディングブースに入って聴いてるような臨場感が味わえると思うんです。

──SCANDALの曲の中でハイレゾで聴いてもらいたい楽曲はありますか？

5thアルバム「STANDARD」に入っている「Brand new wave」ですね。4人の楽器以外の音もたくさん入ってる曲なので、ハイレゾ音源で聴いたときに新しい発見があると思います。