ナタリー PowerPush - FLOPPY

1年半ぶりの新作完成 写楽&戸田の“放課後”トーク

FLOPPY「GREENWORLD」メンバーによる各曲解説
&「星を看る人」期間限定フリーダウンロード

01. GREENWORLD[music:小林写楽]
毎回インスト曲は「魔王の城に突入」とか、「ラスボスが出てきたときの音楽」といった様にイメージを持って作るんですけど、今回は「GREENWORLD」のテーマ「新しい地へ向けて」にあわせて、横シューティングの1面冒頭というイメージで作りました。疾走感が出るように。希望を持って。<小林写楽>
02. Longinus[words and music:小林写楽]
厳かに壮大にシリーズ。厳かにというとすぐahコーラスを使うステレオタイプな自分が可愛らしいなと思います。勢いがあって男らしい、希望に満ちたイメージで作りました。基本的に厳かシリーズはFM要素を入れたくなります。歌詞は過去にいた惑星に対してまだ未練たっぷり、振り返りつつ進んでいくという。<小林写楽>
03. 星を看る人[words:小林写楽 / music:戸田宏武]
2012年に作った曲で、制作時のファイル名は「NFROP」でした。イントロのタイピングはシングル版「Macintosh Classic II」、アルバム版「YAMAHA CX5」です。飽きっぽいのでオケは同構成でループさせません。そのバランス取りに、歌メロを淡々とさせがちなのかも知れません。歌構成はAメロのみです。そういった曲は非常に多いのですが。<戸田宏武>
04. 悲しい雨[words and music:小林写楽]
この曲は先に会場限定シングル用に作った曲。なのでアルバムコンセプトとは若干違います。久しぶりのFLOPPYの曲作りだったので、お休みしていた期間にいろいろ聴いた上で、やはりエレクトロ歌謡曲が好きなんだよなーということでこういう曲に。切なくないとFLOPPYじゃないよね、という。アルバムバージョンではさらにピアノを増やして物悲しく。<小林写楽>
05. 記憶喪失の朝[words:小林写楽 / music:戸田宏武]
2007年に作った曲で、制作時のファイル名は「はしる」でした。今回収録にあたり、システム的に再生不可能だったトラックの差し換え等行いましたが、ベーシックは当時のままです。プールのことを考えて作った曲です。そういった曲は非常に多いのですが。<戸田宏武>
06. the music[words and music:小林写楽]
何も考えずに体を揺らせる曲も欲しいなーと思って作りました。ボコーダー大好き。VSTボコーダーはいろいろ試したけど、結局AKAIのDCボコーダーが一番好きな音です。世界中を探しまくってやっと買えた。何も考えずにゆらゆらして貰えたらとても嬉しいです。ギターの音はGM音源のように「がんばったが嘘くさい」をイメージして加工しました。<小林写楽>
07. Lost Planet[words:小林写楽 / music:三浦俊一]
プロデュサーである三浦さん作曲の曲です。一番FLOPPYっぽい曲だと思います。おー!ってなる。歌詞は星を失う人ではなく、星の迷子というニュアンスで。昔からこのくらいのテンポでの「ドン、ドン、タン、ドン」というリズムが好きなので心地よいです。アップテンポなのに心地よい。歌メロもきれいで、ラストを飾るのにふさわしくとてもしっとりとした余韻をもってアルバムを締めくくります。<小林写楽>

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ニューアルバム「GREENWORLD」 / 2012年6月6日発売 / 2100円(税込) / 電子音楽部 / DDCH-2331

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CD収録曲
  1. GREENWORLD
  2. Longinus
  3. 星を看る人
  4. 悲しい雨
  5. 記憶喪失の朝
  6. the music
  7. Lost Planet
FLOPPY(ふろっぴー)

小林写楽(Vo,Technology)、戸田宏武(Syn,Technology)の2人によるテクノポップユニット。2004年に活動を開始し、2005年に初音源「FLOPPY」をリリース。以降、コンスタントにリリースやライブを行い、幅広い層からの支持を集めている。80年代歌謡曲を思わせるキャッチーなメロディと、近未来的なビジュアル、レトロフューチャーな世界観が特徴。2012年6月6日、およそ1年半ぶりとなるニューアルバム「GREENWORLD」を発表する。