これから美脚を見せていきたい
──MVではメンバーがラーメンショップ「CAMEO」の店員になりきっています。
佐々木 終盤にセットを壊すシーンがあって、みりにゃがペンキをぶちまけたり、私と沙夏が柱を引っ張って倒したりしているんですが、沙夏がめちゃめちゃ引っ張るからホントに柱がグラっとなって(笑)。
諸橋 スタッフさんが反対側から引っ張って実際には倒れないようになっていたんですけど、それ以上に私の力が強くて(笑)。
佐々木 一瞬のシーンなのでわかりにくいですが、「沙夏ががんばってたんだな」と思いながら観てほしいです(笑)。
──なるほど(笑)。ダンスシーンの撮影はどうでしたか?
諸橋 動きが激しすぎてアクセサリーがすべて飛んでいってしまって、床を見たらいろいろ散らばってキラキラしていました(笑)。今までのMV以上に何度も踊ったので、体力が持つか心配でしたね。
大谷 しかも最初と最後にダンスシーンがあったから、終始ドキドキしながら撮影したよね。
佐々木 朝イチで撮ったシーンと最後に撮ったシーンでは表情やメイクが違うんですよ。最後のシーンではちょっと悪女っぽい雰囲気で踊ったので、ぜひその違いも楽しんでほしいです。
──紫の衣装も印象的ですね。
大谷 色が薄いものと濃いものの2種類あったり、ブーツの子がいたり、メンバー1人ひとりに似合うものを作っていただいたんです。フィッティングのすぐ2日後にMV撮影というスケジュールだったんですが、私の場合はマントにキラキラした刺繍が手縫いされていて、衣装さんの愛を感じました。
音嶋 私の衣装は今まで全部スカートだったんですけど、今回初めて短パンになって。私と衣織の2人が短パンで、私が薄い紫、衣織が濃い紫なんです。どんな感じに見えるんだろうと不安だったんですが、メンバーもファンの皆さんも脚を褒めてくれてうれしかったです。脚をキレイに保って、これからどんどん美脚を披露していきたいですね。
早くアルバム出しな!
──今作には諸橋さんの初ソロ曲「My Voice Is For You」もカップリングとして収録されます。
諸橋 衣織がセンターの「君と私の歌」のほうは「練習しておいてね」とスタッフさんから早めにデモ音源をいただいていたんですけど、もう1曲のカップリング曲の話が全然なくて。そのあとに私のソロ曲になるという話を聞いたときは泣きそうになるほどうれしかったです。
佐々木 実際に泣いてたよね?(笑)
諸橋 泣いちゃうほどうれしかったです(笑)。メンバーも家族もすごく喜んでくれて、みんなの愛を感じました。ずっとソロ曲を歌いたいと言い続けていたので、夢は口に出すと叶うんだなと実感しました。
──「My Voice Is For You」の音源や歌詞が届いたとき、どんな感想を抱きましたか?
諸橋 勝手にバラード曲になると思っていて、メンバーも「絶対バラードだよ!」とか言っていたんですけど、実際はアップテンポな曲で驚きました。すごくいい歌で、すぐ大好きになりました。
佐々木 私も世界で一番好きな曲です! 沙夏に無理を言って、移動中の車の中でプリプロ音源を聴かせてもらったんですよ。そしたらぼろぼろ泣いてしまって。誰にでも寄り添ってくれるような歌で聴いていて元気が出るし、沙夏に合っている素敵な曲だなと思いました。「早くアルバム出しな!」って思うくらい(笑)。
大谷 私はさっき初めて聴いたんですけど、うるうるしちゃうくらいよかったです。特に落ちサビの静かになるパートが沙夏のキレイな歌声にぴったりで、絶対ファンの方も泣いちゃうと思います。私は沙夏のロングトーンが好きなので、それを存分に楽しめるのもいいですね。
──レコーディングはいかがでしたか?
諸橋 上下のハモリも含めて全部が私の声で作られるので、聴いていて飽きないようにしなきゃという思いがあって、スタッフさんといろいろ相談しながらレコーディングしました。あと、ずっと声を張っていなきゃいけなかったので、ホントに疲れました!
佐々木 時間はどれくらいかかったの?
諸橋 3、4時間くらいかな。
佐々木 それくらいで全部録れたの!? 天才じゃん!
樹愛羅 すごーい!
少しでも元気が出るようなことを
──シングルのType-Bには「イコラブ&ノイミー社員旅行2020 in 雪山」と題した映像を収めたDVDが付属します。≠MEとの旅行はいかがでしたか?
諸橋 旅行中に対決企画があったんですが、うちらいつもガチになっちゃうんですよ。今回はただ勝敗を決めるのではなく、高級焼肉が景品として用意されていたので、ノイミー含めみんなエンジンがかかってすごくいい勝負になったと思います。
樹愛羅 モノボケ対決もやって、絶対に笑わない自信があったんですけど、始まって2秒くらいで笑っちゃって悔しかったです。
大谷 ノイミーちゃんの笑いのスペックが高すぎて、ちょっと落ち込みましたね(笑)。イコラブのみんなで反省会を開きました。
佐々木 やりきる感じがすごいんですよね。イコラブは楽屋だと誰よりも面白い自信があるんですけど、カメラの前では羞恥心が出ちゃってその面白さを出せないんです。
──4月には=LOVEと≠MEがリモート録音した楽曲「次に会えた時 何を話そうかな」のMVが公開されましたが、昨年夏の合同コンサートのようにステージ上でコラボする日も楽しみにしています(参照:=LOVEと≠ME、総勢24人でリモート録音した新曲「次に会えた時 何を話そうかな」)。
大谷 ありがとうございます。今はシングルの発売に向けたイベントも全然できていない状態で、私たちもファンの方と会えないことがもどかしくて……皆さんのことを思ってツアーの練習もしていたのでファンの方の前でパフォーマンスを披露できないのはつらいんですけど、今はSNSでつながっていられる時代なので、配信などを積極的にやってファンの方とコミュニケーションを取っていきたいです。少しでも皆さんの元気が出るようなことを発信していきたいと思います。
次のページ »
≠ME手書きアンケート