DOBERMAN INFINITY|新しい「1」を作ろう

DOBERMAN INFINITYが1年半ぶりとなるニューアルバム「OFF ROAD」を4月18日にリリースする。前作「TERMINAL」を発表してから、幕張メッセでの3周年記念公演「iii -three-」を成功させ、レーベルを移籍、さらにAK-69との共演シングルを発表するなど、休むことなく活動してきたD.I。そんな中で、彼らが本作のテーマである「自分らしさ」にたどり着くまでにどのような思いがあったのかを深く話してもらった。

取材・文 / 宮崎敬太 撮影 / 草場雄介

DOBERMAN INFINITY「OFF ROAD」
2018年4月18日発売 / LDH MUSIC
DOBERMAN INFINITY「OFF ROAD」初回限定盤

初回限定盤 [CD+DVD]
4536円 / XNLD-10014/B

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DOBERMAN INFINITY「OFF ROAD」通常盤

通常盤 [CD]
3218円 / XNLD-10015

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CD収録曲
  1. OFF ROAD
  2. DO PARTY
  3. Lookin' for
  4. MON5TERS
  5. THE NAME
  6. Shatter / DOBERMAN INFINITY×AK-69
  1. Untitled feat. EXILE SHOKICHI & CRAZYBOY
  2. Butterfly Effect feat. Harumi Kusagaya
  3. Baby
  4. あの日のキミと今の僕に
  5. #PLAY
  6. 春風
初回限定盤DVD収録内容
  • OFF ROAD THE MOVIE
  • MV集(OFF ROAD / DO PARTY / あの日のキミと今の僕に / #PLAY / Shatter)

「DO PARTY」の爆発力はアルバム制作の安心感につながった

KUBO-C

──2ndアルバム「TERMINAL」から今回の「OFF ROAD」がリリースされるまでの間、幕張メッセでの3周年記念公演「iii -three-」をはじめ、かなりいろいろなことがありましたね。

SWAY 「iii -three-」は「OFF ROAD」を制作するうえでとても重要でしたね。あの幕張公演はホールツアー「DOBERMAN INFINITY LIVE TOUR 2017 "TERMINAL"」のファイナルという位置付けだったんです。ツアーではもう、今回のアルバムにも収録される「DO PARTY」をパフォーマンスしていたんですよ。そこで楽曲が育っていった。ファンの皆さんに浸透したんですね。

KAZUKI それが「iii -three-」で大爆発したんですよ。

KAZUKI

SWAY 「リリース前なのにこんな盛り上がる曲、今まであったっけ?」みたいな(笑)。次のアルバムを制作するという段階で、「DO PARTY」の大爆発を体感していたことはものすごい安心感になりましたね。

──「DO PARTY」(ド・パーティ)ってすごいタイトルですよね……最初「ドゥ・パーティ」だと思ってました。

KUBO-C それが正しい(笑)。

SWAY いまだに読めない人、多いもんね。前に地方のラジオ局にプロモーションに行ったときも、DJの人が「DOBERMAN INFINITYの新曲『ドゥ・パーティ』です!」って曲紹介してたし。

KUBO-C そこで俺らもあえて否定しないっていう(笑)。

SWAY そういう遊び心が俺ららしい。

一度しかない人生を悔いなく生きたい

──僕は普段あまりお酒を飲まないので、「DO PARTY」や「MON5TERS」のようにパーティに命を懸けるような感覚がよくわからないんですよ。

GS

GS 一応言っておきますと、僕もそういうタイプなんです。ほかのメンバーみたいにお酒が飲めないから、いつも飲み会に行く前から憂鬱になってる(笑)。でもみんなといると楽しいというのも正直な気持ちなんです。ちなみに「MON5TERS」の歌詞は、CREAMのStaxx Tくんに書いてもらったんですけど、唯一ひと言だけ追加してもらったラインがあって。

SWAY 「帰りゃいいのに、、、」ってとこ(笑)。

GS 僕らはメンバー同士で飲むことがすごく多いんですよ。でも楽しすぎて、だいたいいつもめちゃくちゃになるんですね。みんな自分が何をやったのか覚えてなくて、不安になるから翌日にみんなで答え合わせするんですよ。「俺、大丈夫だった?」って。

KUBO-C たいてい「大丈夫じゃなかったよ」ってなってる。

GS だからそんなんになる前に「帰りゃいいのに、、、」なんですよ。でもこういう仕事は、それくらい振り切った遊び方をしないとやってられない部分もあって。

KAZUKI でもGSさんが振り切ったときは一番ヤバいですよ(笑)。

P-CHO Staxx Tくんも「今回すごい歌詞が書きやすかった」って言ってたもん。たぶん彼もこういう感じの人なんでしょうね(笑)。だからこそ僕らの感じもわかってくれたみたい。それはすごくうれしかったな。

P-CHO

GS 酒が好きってよりも、楽しみたいから飲んでるって感じですね。

KUBO-C 家では1滴も飲まないもん。

──SWAYさんは、映画ナタリーの「ブラックパンサー」特集に登場してもらった際に「だいたいアルバムや楽曲のアイデアを出すのは映画を観た翌日ですね」と話していました(参照:SWAYが語る「ブラックパンサー」)。それは飲みの場だったりするんですか?

SWAY そうです! お酒の席でもよく意見交換をするんです。

KUBO-C でもそんな根詰めて話す感じじゃないんですよ。「この曲が最近面白い」とか「次はこういう感じでやりましょう」みたいなラフな感じが多いよね。

GS 飲みの場で出てきたアイデアは9割が使えないけど、採用になる1割が爆弾になるんです。「DO PARTY」もそんな中から生まれた曲。

SWAY

SWAY あれがクラブじゃないってっところが重要なんです。

GS ただ僕らは何かを残すためにお酒を飲んでるわけではないんです。カッコよく言うと、一度しかない人生を悔いなく生きたいんですよ。今日という時間を無駄にしないと言うか。仕事も忙しいから休みたい気持ちももちろんある。けど、みんなで飲める日がその日しかなかったら集まりたい。

DOBERMAN INFINITY(ドーベルマンインフィニティ)
DOBERMAN INFINITY
男性5人組のヒップホップユニット。2000年にKUBO-C、GS、P-CHOらが前身ユニットのDOBERMAN INCを大阪にて結成した。2008年より活動拠点を東京に移し、2014年6月にKAZUKI、SWAYが加入してユニット名をDOBERMAN INFINITYに改名し現在の5名体制となった。2014年11月に現体制で初のCDとなるミニアルバム「#PRLG」をリリース。2015年12月には1stアルバム「THE LINE」を発表し、これを携えての初の全国ツアー「DOBERMAN INFINITY LIVE TOUR 2016 "THE LINE"」を開催した。2017年5月には千葉・幕張メッセ国際展示場にて現体制での3周年記念ワンマンライブ「iii -three-」を開催。2018年4月に3rdアルバム「OFF ROAD」をリリースし、5月より全国ホールツアー「DOBERMAN INFINITY LIVE TOUR 2018 DOGG YEAR ~PARTY ON THE OFF ROAD~」を行う。
DOBERMAN INFINITY LIVE TOUR 2018 DOGG YEAR ~PARTY ON THE OFF ROAD~
2018年5月26日(土)千葉県 市川市文化会館 大ホール
2018年6月1日(金)兵庫県 神戸国際会館 こくさいホール
2018年6月2日(土)広島県 ふくやま芸術文化ホール・リーデンローズ 大ホール
2018年6月9日(土)石川県 本多の森ホール
2018年7月2日(月)東京都 人見記念講堂
2018年7月8日(日)宮城県 仙台サンプラザホール
2018年7月13日(金)愛知県 名古屋国際会議場センチュリーホール
2018年7月14日(土)長野県 キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)
2018年8月4日(土)新潟県 新潟県民会館
2018年8月11日(土・祝)福岡県 福岡サンパレス
2018年8月18日(土)北海道 ニトリ文化ホール
2018年8月22日(水)大阪府 大阪国際会議場 グランキューブ大阪 メインホール
2018年8月25日(土)京都府 ロームシアター京都
2018年9月2日(日)静岡県 アクトシティ浜松 大ホール
2018年9月6日(木)熊本県 市民会館シアーズホーム夢ホール(熊本市民会館)
2018年9月8日(土)愛媛県 松山市民会館