デジナタ連載 フレデリック×インテリアシアター TH-100FP1|高音質、高画質で配信ライブ「BBBLIVE」を楽しむ

フレデリックがナタリーとPanasonicとの連携企画「デジナタ」に登場。Panasonicの家庭用プロジェクター「インテリアシアター TH-100FP1」を使って出演ライブを振り返る。

フレデリックが鑑賞したのは、10月に行われた無料配信イベント「BOOM BOOM BOOM LIVE vol.3」。新人アーティスト応援企画「STARTERS MATCH」で選ばれた上野大樹、mihoro*、さんひに加えてゲストアーティストとしてフレデリックとyamaが出演したこのイベントで、フレデリックは人気曲「オドループ」やTOKYO MXほかで放送中のアニメ「さんかく窓の外側は夜」のオープニングテーマ「サイカ」など新旧交えた5曲を披露して視聴者にバンドの魅力を伝えた。この特集ではフレデリックに「BOOM BOOM BOOM LIVE vol.3」でのパフォーマンスの手応えやインテリアシアターの映像と音響、配信ライブについて語ってもらった。

取材・文 / 森朋之撮影 / NORBERTO RUBEN

Panasonic「インテリアシアター DLPプロジェクター TH-100FP1」

高輝度2700lm、高精細フルHD、高出力スピーカーを搭載したDLPプロジェクター。投写できる画面サイズは60インチから120インチ。超短焦点レンズを搭載しており、投写面の近くにすっきりと設置できる。60インチの画面サイズの場合、壁から本体までわずか17cmの距離で投写が可能。高輝度の光源により、明るい日中や照明を落とさない部屋でも鮮明な映像で迫力の大画面が楽しめる。またBlu-ray Discレコーダー(ディーガ)やテレビ(ビエラ)など「お部屋ジャンプリンク」対応機器との無線接続もできる。

BOOM BOOM BOOM LIVE vol.3

BOOM BOOM BOOM LIVE vol.3

スペースシャワーTVを中心に各種音楽ストリーミングサービス、uP!!!、第一興商などが参加し、新人アーティストに特化したヒットの創出を目指すプレイリスト「BOOM BOOM BOOM」の一環として2021年10月に開催された無料配信ライブイベント。ゲストアーティストのフレデリックとyama、新人アーティスト応援企画「STARTERS MATCH」を勝ち抜いた上位3組の上野大樹、mihoro*、さんひが出演し、パフォーマンスを繰り広げた。

オンエア情報

スペースシャワーTV「BOOM BOOM BOOM LIVE vol.3」
2021年12月5日(金)23:00~24:00 ※リピート放送あり

無観客でも有観客でもまず自分たちが楽しむ

──10月に実施された配信イベント「BOOM BOOM BOOM LIVE vol.3」でのフレデリックのパフォーマンスを「インテリアシアター DLPプロジェクター TH-100FP1」で観ていただきました。映像を観た感想やライブの手応えを聞かせてもらえますか?

三原康司(B, Vo) そもそも自分たちのライブ映像を4人で観ることがないので、不思議な気持ちもありながら(笑)、高画質、高音質で観れて楽しかったですね。

三原健司(Vo, G) そうやな(笑)。無観客ライブならではのセットリストを組んだんですけど、それがうまくハマったのかなと。無観客の配信ライブは、メンバー4人だけじゃなくて、現場のスタッフを含めて「みんなでがんばろう」みたいな雰囲気があって。「BOOM BOOM BOOM LIVE」も「全員でいいものを作る」という思いをすごく感じたし、それは画面越しで観ている人たちにも伝わったと思います。

高橋武(Dr) 無観客ライブの難しいところは、観ている人たちに自分たちの思いや魅力をどうやってうまく伝えるかだと思っていて。ライブ中は意識を外に向けているんですけど、こうやって改めて映像を観ても、自分の想像と映像のギャップがぜんぜんなくて。それはよかったのかなと思いますね。

赤頭隆児(G) 無観客でも有観客でも、「まず自分たち4人が楽しむ」ということを心がけているんですよ。ライブ前の円陣でも「楽しもう」と言ったりするんですけど、今回の配信ライブでもそれはしっかりやれていたのかなと。

フレデリック

1対1で歌うイメージの「サイカ」

──このライブではテレビアニメ「さんかく窓の外側は夜」のオープニングテーマである新曲「サイカ」も披露されました。これまでのシングルの表題曲とはテイストが違っていて、切ないメロディと深みを増したグルーヴが印象的な楽曲ですね。

赤頭 確かにこれまでのシングル曲とは違う曲調だと思いますね。ライブのリハでみんなと合わせたとき、想像以上に楽しかったんですよ。今までのライブチューンとは違った楽しさがあるというか。

康司 その話、リハのときにしたな。

赤頭 うん。有観客のライブで披露したときも、体を動かしてくれる人がけっこういて。

康司 メロウな印象のある曲だと思うんですけど、実際にライブで鳴らすとワクワクする感じもあって。演奏していて気持ちいいですね。

──ミディアムテンポの曲の気持ちよさがわかってきた、と。歌のメロディもすごくシックですよね。

健司 これまでのライブ定番曲とは、歌うときの意識も違いますね。アッパーな曲は“お客さんの声や反応ありき”というところがあるんですけど、「サイカ」に関しては、自分1人でしっかり届けようと思っていて。お客さん全体ではなくて、1人ひとりに向かって歌うイメージというか。それは配信ライブでも同じですね。

──1対1で伝える、と。

健司 そうですね。踊って楽しい曲も好きですけど、今回は1対1で歌っている感じです。

高橋 僕の印象では、健司くんの歌を受け止めてじっくり聴いてくれている人もいれば、体を揺らしながら楽しんでくれてる人もいて。その2つの要素は、もともとフレデリックが持っているものなんですよね。1曲で両方を表現できるのはうれしいし、フレデリックの音楽を伝える役割を担ってくれているのかなと。

──なるほど。ライブで演奏することで気付けることってたくさんあるんですね。

康司 はい。どの曲もそうですけど、音楽は自分がわかる範囲のものだけでできているんじゃないと思うんです。聴いてくれた人が感じることや、「そんなふうに捉えてくれるのか」という反応によって、さらにイメージが広がる印象もあって。そこで気付けることも多いし、バンドをやっている喜びにもつながっていますね。

──「サイカ」を「さんかく窓の外側は夜」で聴いて初めてフレデリックの音楽に触れた方は、また違った印象を持っているかもしれませんね。

康司 毎週オープニングで聞こえてくるのがうれしいし、ストーリーが進むにつれてイメージも変わってきて。オンエアで聴いた人からそういう声が届くのが楽しみです。

画質も音質もきれい

──「インテリアシアター DLPプロジェクター TH-100FP1」の映像と音はいかがでした?

康司 僕もプロジェクターを持っていて、自分の部屋の白い壁をスクリーンにして映画とかを観てるんですけど、やっぱり音質が気になるんですよ。このインテリアシアターは映像もすごくきれいなうえに、スピーカーもしっかりしていて。バランスがいいですね。

健司 画質を優先するか、音質を優先するかではなくて、両立しているのがいいなと。低音もすごく出てますね。

インテリアシアター DLPプロジェクター TH-100FP1

──ダブルウーハーに加えて低音を増幅するパッシブラジエーターというスピーカーユニットが2基配置されているので、重低音が響くんです。

健司 ウーハー付いてるのか、すごいな。

康司 これ1台でいい音が聴けるのは便利ですね。

健司 あと、壁とプロジェクターの距離がめっちゃ近くないですか?

──最短17cmの距離で投写できますからね。

健司 そうなんですね! プロジェクターが欲しいなと思ったこともあるんですけど、壁とプロジェクターの間に人が通ると、影が映るじゃないですか。それがストレスになりそうやなと思って、買うのを断念したんですよ。普段はパソコンやスマホで映像を観てますけど、でっかい画面で観れるのはやっぱりいいですね。

高橋 本人の等身大よりもデカく映ってますね(笑)。なのにプロジェクター自体はすごくコンパクトで、場所を取らないのもメリットだと思います。