音楽ナタリー Power Push - CHEERZ
「CHEERZ」ランキング上位入賞記念インタビュー Vol.02「私たち、日々成長中です!」
アイドルによる写真投稿アプリ「CHEERZ」では参加アイドルのランキング順位によってさまざまな特典が用意されており、アイドルたちにアピールの場を提供している。先月に引き続き「CHEERZ」にて音楽ナタリーでのインタビュー出演を賭けたイベントが行われ、エントリーしたアイドルの中から上位ランカーが決定した。今回トップ3に輝いたのは真中のぞみ(プティパ -petit pas!-)、天川宇宙、中根礎子(STARMARIE)の3人。音楽ナタリーでは1位の真中に単独インタビューを、そして2位の天川、3位の中根に合同でインタビューを行い、現在の活動に対する思いなどを聞いた。
取材・文 / 古川朋久 撮影 / 稲垣謙一
あれよあれよという間にメンバーになりました
──5月のランキング1位ということでおめでとうございます。トップになった感想は?
もう皆さんに感謝ですね。ほかのメンバーも別のイベントで1位を狙っていて「3人で1位を獲ったらカッコいいね!」って話をしてたんですよ。だから結果を残せてうれしいです。
──今回ランキング上位を狙うために何か特別なことをやってました?
集計期間は毎日2、3時間ごとに写真を投稿してましたね。あとはソロの写真だけじゃなくてメンバーと撮った写真もけっこう載せてました。そのほうがほかのメンバーのファンも応援してくれるんじゃないかと思って。
──プティパファンみんなで勝ち取る、みたいな?
そうですね。今回は本当にプティパファンの皆さんがすごく協力してくれたと思います。イベントでは集計のラスト1時間くらいの間に逆転されることもあるので最後まで気が抜けなかったんですけど、なんとか1位になることができました。ファンの皆さんには感謝しかないです。
──真中さんはプティパで芸能活動を始めたんですね。
はい。それまでは普通にアルバイトとかしてるような女子高生でした。今は大学1年生で学生生活との両立って感じです。
──真中さんは今年の3月1日に、日向すずさんとともに新メンバーとしてプティパに正式加入しました。そもそもメンバーになったきっかけは?
メンバーの篠崎こころちゃんをTwitterで前からチェックしていて、ずっとかわいいなって思ってて。それまではプティパのライブに行く機会もなかったんですけど、1回だけ行ったライブでプティパスタッフの方から「オーディション、受けてみません?」と声をかけられたのがきっかけといえばきっかけですね。
──けっこう急展開だったんですね。
そうなんですよ。だから声をかけられたときは私も「え?」って思って。でも私、お声がけしてもらう前にプティパの新メンバー募集オーディションの応募フォームを開いたことがあるんですよね(笑)。個人的に受けてみようと思ったんですけど、そのときは結局思いとどまって。だからまったく気持ちがなかったわけではないんですよ。
──このままアイドルのファンで終わることもできたと思うんですけど、声もかけられたし、心がだいぶ揺れ動いてしまったと。意を決してオーディションを受けたと思うんですけど、どんな感じでした?
そもそもオーディションを受けるかどうかもすごい悩んで、応募締め切りの10分前に送ったんですよ。で、行ったらこころちゃんも審査をしてて、すぐに合格が決まって。あれよあれよという間にメンバーになりました。
全部最下位
──まだ加入してから3カ月くらいですけど、アイドルとして活動してみての感想は?
最初はライブでも周りの目をすごい気にしちゃって。私、もともとプティパのファンをやってたからそのときの知り合いも同じ現場にファンとしているんですよ。私のお披露目のときも知り合いばっかりの中に出て行ったのでちょっと戸惑いはありました。でも皆さん温かく迎え入れてくれて、今はやっと慣れてきた感じです。
──まだアイドルとしての実感も湧かないですかね?
そうですね。私、ダンスをまったくやったことがなくて最初はかなり苦労したんですよ。今は振り付けをすずちゃんがやってるので、彼女からいろいろと教わりました。ライブアイドルって意外と覚えることが多くて苦労してます。
──メンバーは皆さん個性が強いと思うんですけど、3人の中での真中さんのポジションは?
うーん、最下位。
──それはどういうことですか?
私、何をやっても全部最下位なんですよ。人気とかTwitterのフォロワー数とか。わかりやすく人気を現す数字は全部ほかの2人に及ばないです。
──その現状を自分で受け止めて、このままじゃいけないと?
いや、仕方ないかな……って。顔を整形とかしない限りはおそらく無理なことなんじゃないかと思うんですよ。性格とかキャラクターとかはまだなんとかできるかもしれませんけど……。あ、でも私は加入したときに“伸びしろ枠”って言われてました。すずちゃんは経験者だったから即戦力で、未知数の私は伸びしろ枠として入れたって。
──ということは今後の成長を一番期待されているってことですよね。明るい未来が見えてきたんじゃないですか?
期待に沿えてない感じはあるんですけどね(笑)。でも私、アイドルが好きだからお客さんの気持ちは一番わかると思うんですよ。
──どうしたらファンの皆さんが喜ぶかどうか、とか?
私のファンの皆さんはけっこう騒がしい人が多いので、ライブ中でもどうしたら言うことを聞いてくれるのか、なんとなく気持ちがわかるので接しやすいかなと。
──アイドルオタクの生態をわかってるがゆえに引き寄せる何かが真中さんにはあるのかもしれませんね。
ふふふ(笑)。そうかもしれませんね。そこはほかの2人にはないところだと思います。
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- アイドル応援アプリ「CHEERZ」
「CHEERZ」はアイドルが投稿した写真に対して「CHEER=応援」することでランキングが変動するアプリ。順位によってさまざまな特典が参加アイドルに与えられる。現在参加アイドルは300人以上で、今後も続々と増える予定。
プティパ -petit pas!-(プティパ)
篠崎こころ、真中のぞみ、日向すずの3人からなるアイドルユニット。「東京で一番かわいいアイドル」をキャッチコピーに、RYO(Central 2nd Sick)が手がける楽曲でライブ活動を展開している。2015年4月に「Re:START」「BORDER」「レボピポ」の3枚のシングルを同時リリースし話題を集めた。